通年採用の特徴と採用を成功に導くポイント


採用市場において、従来の新卒一括採用から通年採用へとシフトする企業が増加傾向にあります。応募時期を限定しないことによって多様な人材獲得が期待できる一方、通年採用ならではの課題も存在します。通年採用を成功に導くにはどうすればよいのでしょうか。

 
 

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通年採用とは


通年採用とは、一年を通して新卒・中途を問わず採用活動を行うことです。海外の採用市場では以前から通年採用が一般的でしたが、日本においては応募時期を限定した新卒一括採用が主流でした。しかし、新卒者数の減少や採用需要の拡大による売り手市場化などによって、新たな人材獲得手段として、日本でも通年採用が注目されています。最近では大手企業でも積極的に取り入れられています。

 
 

通年採用のメリット・デメリット


通年採用は企業と応募者の双方にとって理想的な印象を受けますが、メリット・デメリットはどんな点が挙げられるのでしょうか。

 
 

◆通年採用のメリット

 

  • 一括採用に比べ、より多様な人材の応募が期待できる
  • 内定辞退の対応や離職者の補完がしやすい
  • 応募のタイミングが分散されるので、一人ひとりの応募者とじっくり向き合うことができる
  • 募集期限の定めがないので余裕を持って対応できる
  • その時々の需要に合わせて柔軟にターゲット変更が可能

 
 

◆通年採用のデメリット

 

  • 一括採用と比べて採用期間が長期化するため、採用コストが高くなる傾向がある
  • 採用の長期化により採用担当者の負担が大きくなる
  • 応募者から滑り止め扱いされる可能性がある


通年採用は、一括採用のように採用期間の制限がなく時間に余裕がある分、企業と応募者が理解を深めながら採用フローを進めることができます。その反面、一括採用と比べてスケジュールが読みづらく、採用期間が長期化してコストがかかりやすい傾向があります。

 
 

通年採用がうまくいかない原因


通年採用の場合、応募時期が分散されるので、一括採用に比べて応募者の比較がしづらくなります。そのため、選考が難しくなったり、こだわり過ぎて内定を出しにくくなったりする可能性もあります。それらの失敗を防ぐためには、ターゲットの明確化が重要です。どんな人材を求めているのか、あらかじめ採用基準や理想像をかためておきましょう。
 
通年採用では特に、転職を検討している段階で求人をチェックする求職者も少なくないでしょう。数カ月経って、本格的に転職活動を開始したときに応募することもありえます。不定期に求人を出したり、様々な媒体に求人を移管し続けたりすると、そういった潜在的なニーズを逃してしまう可能性があります。そのため長期的な視点を持って、採用に取り組むことが肝心だと言えます。

 
 

通年採用を成功させるためには


横並びの一括採用では一斉に募集が始まるため、企業の知名度が低くても、企業研究などを通して求職者の目に留まる機会があります。しかし、通年採用は各企業が人材を獲得したいタイミングで募集を始めるため、求人を見てもらえるかどうかは企業の知名度や採用力に左右されてしまうのです。そのため、大手と比べて中小企業は、採用活動を工夫する必要がありますターゲットを明確にすることはもちろん、自社のブランディングにも力を入れることが大切です。大手企業に負けない点や企業の風土など、魅力的な情報を常に発信していきましょう。
 
また、デメリットとして挙げられるコスト面でも無駄がないか見直すことをおすすめします。効果的な求人内容になっているか見直すほか、SNSなど無料で利用できるツールを使ったり、人材を採用することで申請できる助成金を活用したりするなど、できる限り採用コストを下げる工夫をしましょう。

 
 

通年採用の特性に合ったアプローチを


就活ルール廃止の動きがあり、今後ますます通年採用を取り入れる企業が増えることでしょう。通年採用で成功するために、まずはその特性を理解し、採用手法に合ったアプローチをすることが重要です。通年採用を実施する企業は、まずターゲットを明確にし、その上で獲得したい人材に向けた採用活動を進めていきましょう。

 
 
 

<取材先>
Indeed Japan クライアントサクセス
 
TEXT:成瀬瑛理子
EDITING:Indeed Japan +ノオト

 
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