学生アルバイトの「効果的な求人方法」とは? 現役大学生4人に本音を聞いてみた


※この記事は2020年2月27日に取材したものです。
 
大型連休や平日の夕方以降など、主婦層が忙しい時間帯に働いてくれる学生アルバイターは、特に飲食店やレジャー施設にとって欠かせない存在です。そんな学生たちは、どのような方法でアルバイトを探しているのでしょうか。魅力的だと感じる求人や、働き方の傾向、アルバイトを探しはじめるタイミングなど、今どきのアルバイト探しの実情を大学生4人に語ってもらいました。

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【参加者プロフィール】

 
今どきのアルバイト探しの実情について話してくれた大学生4人
あや…大学2年生。実家暮らし。大学までは自転車で約10分。ビアレストランのホール、塾講師、ホステルスタッフのアルバイトを経験。現在はWEBコンテンツやイベント制作を手がける会社で編集・ライターのインターンをおこなっている。趣味はアイドルの追っかけ。
 
ソウマ…大学2年生。実家暮らし。大学までは電車で1時間程度。ピザ店のデリバリー宅配、ホテルの配膳係を経験。現在は派遣会社を通じた日雇いのアルバイトが多い。趣味はバイク、ペーパークラフト、音楽鑑賞。
 
わかの…大学2年生。今年から一人暮らしをスタート。大学までは原付で約15分。ファミリーレストラン形態のうどん店、喫茶店のホールを経験。現在は野球場でのビール売り子、コンビニ、居酒屋の3つを掛け持ち。趣味は旅行と水族館巡り。
 
ショウ…大学2年生。実家暮らし。大学までは自転車で約30分。イタリアンバルのホールを経験し、現在はカフェ店員。趣味は音楽鑑賞やロゴデザインなど。
 
※全て仮名

 
 

スマホアプリは必須。時給や福利厚生は明確に書いてほしい


――早速ですが、皆さんはアルバイトをどうやって探すのでしょうか?
 
あや ほとんど求人情報サイトのスマホアプリで検索しますね。運営会社の異なる、検索しやすいものを2種類入れています。
 
わかの 電車に乗っている時など、ちょっとした隙間時間にアルバイトを探したいので、私もスマホアプリが便利ですね。
 
ショウ 僕も同じく。PCよりも操作が慣れている分、スマホアプリのほうが探しやすいです。
 
ソウマ 僕は派遣会社に2社登録しているんですが、それぞれ自社アプリから気に入った案件を見つけて応募します。PCからでも応募できますが、操作性はあまり良くないですね。スマホから応募することを前提にシステムが作られているんだと思います。
 
――検索から応募まで、全部アプリで完結するんですね。
 
わかの そうですね。でも、どうしても行きたいところを見つけたら、求人情報に掲載されている電話番号にかけることもあります。アプリよりも電話の方がスピーディーなので。
 
――アプリで求人を探す時、求人情報のどんな部分を見ていますか?
 
あや 仕事内容などがスマホから読みやすいと目に留まりやすいです。求人情報のなかには、経営理念や「働くとは……」みたいなプレゼンテーションなど、アルバイトスタッフには荷が重すぎる文章が長文で書かれているものもあるんです。そういったものは、読むのをやめて他の求人情報に移動してしまいますね……。
 
ソウマ 不要なアピールが長々と続いて、僕たちが知りたい給与形態や福利厚生などは後半にちょこっと書かれているような文章は「このアルバイト先、大丈夫かな?」と心配になります。働く側が知りたい情報ほど、先に提示してほしいです。
 
ショウ 時給や福利厚生、勤務時の注意点などは、紹介文の冒頭に大きく書かれているとチェックしやすいですね。

 
 

掲載写真は多いほど信頼度大。動画や口コミもしっかりチェック

 
スマホで求人情報をチェックする女性

――「応募したいな」と思える求人には、他にどんなことが表記されているのでしょうか。皆さんは何をチェックしていますか?
 
あや 私はそのバイトで何ができるのかをチェックします。たとえば、以前働いていたホステルは、受付や客室の清掃、併設しているカフェの給仕など、1人でいろんなことを経験できる点に惹かれました。外国のお客様が多くて、語学が学べるところが打ち出されていたのも良かったです。
 
ショウ どんな場所で働きたいかも重要ですね。カフェで働きたい時はカフェの求人を検索して、そこでの業務内容を確認し、希望に一番近いものを選びます。
 
わかの 私はしっかりマニュアル化されているお店で仕事がしたいので、個人経営かチェーンかを確認します。経験上ですが、チェーン店のほうがマニュアルをしっかり作成していて安心できます。
 
――チェーン店か個人経営か、求人を見ただけではわかりにくい場合もありますよね?
 
わかの そうなんです。なので、お店の名前を検索して、会社の公式サイトや飲食口コミサイトなどチェックしますね。求人以外の情報もできるだけ集めます。
 
ショウ 僕も応募する前に、お店の公式サイトや口コミを見ました。近場だったら、実際にお客さんとして行ってみることもあります。アプリの情報だけでは判断できないこともありますし、なるべく自分の目で確かめてから決めますね。今働いているカフェは、以前から何度か利用していて、働いてみたいと思っていたんです。
 
あや あと、求人サイトに載っている写真も大事です。働いている人の雰囲気や店内の様子が見たいです。
 
ソウマ スタッフ写真があまりに自分とかけ離れている雰囲気の人ばかりだと、ちょっと行きにくいなと思うこともありますね。
 
あや たしかに。でも、熱意があるスタッフが集まるお店だとわかればあまり気にならないです。そういった判断材料は多いほどいいので、写真はたくさん掲載されていると嬉しいですね。
 
――写真の枚数も大事なんですね!
 
ショウ 枚数は考えたことなかった。ただ、店内の様子を紹介する写真がなくて、「高収入!」とか文字だけの画像だけが並んでいる場合がある。そういう求人は詳細をクリックする気にはならないかな。
 
わかの わかる。明らかに求人に対して手を抜いているところは見ればわかりますね。
 
――厳しいチェックの目があるんですね……! 最近は求人情報に動画がアップされていることも多いですよね。
 
あや 動画は必ず観ます。ただ、せっかくの動画なのにお店のことがわからない内容だったりするんですよね。公園の滑り台からスタッフが降りてきて「イェーイ」って言いながら終わっていたり。
 
わかの そんな動画ある!?(笑)
 
あや あるある。どうせなら、スタッフや店長さんが仕事のやりがいを語ってくれるとか、お店の雰囲気が具体的にわかるものが観たいです。
 
ソウマ 投稿している担当者は仲の良さをアピールしたいのかもしれませんが、ただの内輪ネタを見せつけられても魅力的だとは思いませんね。

 
 

アルバイトを探すきっかけは「新生活のスタート」


――皆さんが初めてアルバイト探しをしたのはいつ頃でしたか?
 
あや 大学生になってからですね。高校時代はアルバイトが禁止だったし、大学に入学するギリギリまで部活をしていたので。早くアルバイトを始めたくて、部活中も「今この瞬間に時給が発生しないかなあ」なんて考えてました(笑)。
 
ショウ わかる(笑)。僕も初めてのバイトは大学1年生で、入学前の春休みから探し始めたかな。
 
ソウマ 僕は高校3年生の夏ですね。高校のうちにバイクの免許を取得したので、高校生でも働けてバイク通勤可能なお店を探しました。
 
わかの 私は浪人生の時からです。予備校の説明会の帰りに母と喫茶店に入ったら、求人の張り紙があったんです。母がそれを見て「あなたここで働きなさい」って突然言い出して。なんとその場で母を交えた三者面談で決まりました。
 
――面接が三者面談ってすごいですね!
 
わかの 店長もびっくりしていました。働いてみたらすごくいい職場で、友達も紹介しました。アルバイト店員が全員、私の紹介で入った友達だった時期もありますよ。
 
あや それはいい所を見つけたんだねぇ!
 
わかの 紹介料も貰えてラッキーでした。
 
――学生同士でアルバイトを紹介することもあるんですね。
 
わかの ありますね。友達の紹介だと安心できます。
 
あや 一緒に働く人や店長の人柄、人間関係などが事前にわかるのも嬉しいです。
 
ソウマ 僕は大学の友達や自分の兄妹に、いま登録している派遣会社を紹介しました。日雇いが中心なので同じ職場になることはないのですが、かえって気軽に紹介できますね。
 
ショウ たしかに、同じ職場になって友達や家族の前で怒られたりしたくないもんね(笑)。

 
 

学業を最優先、やりたいことも大事。学生たちの働き方

 
アルバイトをする女性

――学生さんは学業とアルバイトを両立しなくてはいけないと思いますが、どのくらいの頻度で働いていますか? 平日の授業の合間にコツコツ派と、土日や長期の休み期間にガッツリ派に分かれると予想していますが。
 
あや 平日の授業が終わった後と、土日のどちらかに1日働きます。
 
ショウ 同じく。
 
ソウマ 僕は理系なので授業がある平日は実験やレポートが多くて、なかなか時間が取れないです。だから、土日と長期休みに集中して働かざるを得ないですね。たまに中途半端な時間に授業が終わった場合は、自宅や大学の近くで働けるところを探します。
 
わかの 夏休みや大型連休は趣味の旅行をしたいので、アルバイトは平日と土日が中心です。野球場でビールの売り子をしているのですが、そこのシフトをベースに授業や他のバイトのスケジュールを組んでいますね。早朝にコンビニで働いた後、学校の授業に出て、放課後に球場に行くか、野球の試合がない日は居酒屋で働きます。
 
ショウ めっちゃ働くね!
 
わかの ビールの売り子は働いているというより、部活感覚なので苦痛ではないかな。お金のためもあるけど、朝から働くと時間を有効に使えて生活リズムも整うんです。
 
――アルバイトを頑張りつつ、学業もしっかりされているんですね。
 
あや やっぱり大学生ですから、学業が最優先です。その後に、自分の趣味ややりたいこと、アルバイトが並んでいるイメージです。
 
ショウ お金は大事ですが、勉強もあるし働き詰めにはなりたくないですね。
 
(全員深くうなずく)

 
 

学生が求人情報で本当に知りたいこと


――アルバイト探しをする時に「もっとこんなことが知りたい」と思うことはありますか?
 
ソウマ 仕事内容は良い条件と悪い条件、両方しっかり書いてほしいですね。同じ仕事内容で複数の案件に応募した時、派遣先によってタフな力仕事が含まれていたことがありました。力仕事や長時間の単純労働など、一般的に悪い条件に言われることが苦にならない人もいますし、時給が高ければ「すごく疲れる仕事かもしれないけど頑張ろう……!」と心構えをして応募できるので。
 
わかの どんな人を必要としているのか、希望の人材像をしっかり書いていただきたいですね。「ハキハキと大きな声でお客様と話せる人」とか「人前で話すのが得意な人」といったような、具体的なことが知りたいです。
 
あや どんな人が欲しいかをハッキリ書いてもらえたら、探すのも楽だし、採用された後も意識して働きやすいですね。
 
ショウ 「アットホームな職場です」という文言をよく見かけるのですが、そこが自分にとってアットホームかどうか、働いてみないとわからないですよね。お店の方が大切にしていることややりがいが伝わると、自分も頑張れるかなと思います。
 
あや 万人受けを狙うより、しっかりターゲットを絞ってもらうほうがありがたいです。

 
 
 

TEXT:油井康子
EDITING:Indeed Japan + ヒラヤマヤスコ(おかん)+ノオト

 

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