10種類のリーダーシップスタイルと自分なりのスタイルを確立する方法
キャリアの中で、何らかの形でリーダーシップの役割を担うことがあるかと思います。会議の進行をする場合でも、プロジェクトやチーム、部署全体をまとめる場合でも、自分に合ったリーダーシップスタイルを見つけたり、取り入れることが重要です。
多くの人がこれまでの経験や自分の性格、企業独自のニーズや組織の文化などを元に、自分なりのリーダーシップスタイルを築いています。さまざまなリーダーがいますが、職場では10種類のリーダーシップスタイルがよく見られます。
この記事では、自分に合ったスタイルを選ぶために役立つ、10種類のリーダーシップスタイルの特徴と例をご紹介します。
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なぜリーダーシップスタイルが重要なのか
Indeed の実施したアンケートによると、採用企業の55%が、面接でリーダーシップについて質問することが、候補者がその役職で成功できるかを判断するために最も効果的な方法であると答えました(※1)。リーダーシップを身につけるにつれ、企業の目標を達成し直属の部下のニーズを満たすために、さまざまなプロセスや手法を用いるようになるでしょう。効果的にチームをまとめるために、時と場合によって異なるリーダーシップスタイルを取り入れることになるかもしれません。
それぞれのスタイルについて時間をかけて理解しておくことで、自分のリーダーシップスタイルを改善したり伸ばす必要がある分野に気づくことができます。また、現在の目標を達成するためにスタイルを変えたり、自分とは違うリーダーシップスタイルのマネージャーと一緒に働く方法を理解するのにも役立ちます。
(※1)米国Decipher/FocusVisionによる Indeed 採用企業調査(基準:全回答者、N=1,000)

画像の説明
一般的なリーダーシップスタイル
コーチ型(モチベーションを上げる)
ビジョン型(進歩を重視しインスピレーションを与える)
奉仕型(謙虚で部下を守る)
専制型(権威主義で結果重視)
放任型(部下に任せる)
民主型(革新的で部下を支援する)
ペースセッター型(頼りになりモチベーションを高める)
変革型(挑戦的で頻繁にコミュニケーションをとる)
取引型(パフォーマンス重視)
官僚型(上下関係と職務重視)
人気の高いリーダーシップスタイル
最も一般的な、10種類のリーダーシップスタイルをご紹介します。
1. コーチ型
コーチ型のリーダーはチームメンバーの強み、弱み、モチベーションを素早く見極め、各自の能力向上を支援することができます。この種類のリーダーは、チームメンバーがSMART目標を立てるのを支援し、成長を促すために難しいプロジェクトを与えることで定期的にフィードバックを提供します。また、明確な期待値を設定し、前向きでモチベーションの高い環境を作るのが得意です。
コーチ型リーダーシップは、採用企業やチームメンバーにとって最も有益なスタイルの1つです。しかし、他の種類と比べて非常に時間がかかるので、残念ながら十分活用されていないスタイルでもあります。
下記に当てはまる人は、コーチ型リーダーの可能性があります。
協力的
指示を出すのではなく、指導する
成長の手段として学習を重視する
誘導的な質問をする
知識を与えることと、自分たちで見つけさせることのバランスを取れる
自己認識力がある
メリット:コーチ型リーダーシップは本質的に前向きなものです。新しいスキルの開発や自由な発想、エンパワーメントを促し、会社の目標を見直し、自信に満ちた企業文化を育みます。コーチングを行うリーダーは、貴重なメンターとみなされることも多くなっています。
デメリット:メリットの多いスタイルですが、部下と1対1の時間を必要とするため、時間がかかります。これは時間的制約の中で優先順位を付けなければならない速いペースの職場では、実践が難しいかもしれません。
例:前四半期から学んだことを話し合うために、セールスマネージャーが営業担当者のチームを集めてミーティングを開いています。まずはチームのパフォーマンスについて、強み、弱み、機会、脅威を一緒に評価するところから始めます。次にマネージャーは素晴らしいパフォーマンスをあげた特定のメンバーを褒め、チームが達成した目標を見ていきます。最後に、次の四半期に向けたコンテストを発表し、目標達成に向けて営業担当者のモチベーションを高めてミーティングを締め括ります。
2. ビジョン型
ビジョン型のリーダーは、従業員を鼓舞し新しいアイデアへの信頼を得ることで、前進を促し、変化の時代を導く優れた能力を持っています。また、組織内に強い絆を築くのが得意です。直属の部下や同僚の間にも信頼感を育むよう努めます。
この種類のリーダーシップは特に、急成長している小規模な組織や、変革や組織再編が行われている大規模な企業に効果的です。
下記に当てはまる人は、ビジョン型リーダーの可能性があります。
粘り強く大胆
戦略的
リスクを冒す
インスピレーションを与える
楽観的
革新的
人を惹きつける
メリット:ビジョン型リーダーシップは企業の成長を支え、チームや企業全体を団結させ、時代遅れの技術やしきたりを改善させることができます。
デメリット:ビジョン型リーダーは物事の全体像に集中するため、重要な詳細や機会を見落とすことがあります。また、未来志向のために現在発生している問題の解決を犠牲にすることがあり、意見が尊重されていないとチームが感じてしまう可能性があります。
例:ある教師が、学校外で不安や問題を抱えている生徒を支援したい人のためのグループを始めました。グループの目標は、生徒が勉強に集中し、いい成績を上げられるようにすることです。生徒を短時間で効率的に助けられる方法を見つけるために、教師はテスト方法を考え出しました。
3. 奉仕型
奉仕型のリーダーは人を第一に考え、チームメンバーが個人的にも仕事でも充実していると感じられれば、より力を発揮し、定期的に素晴らしい成果をあげることができると信じています。従業員の満足度とコラボレーションを重視するため、より尊敬を集める傾向にあります。
奉仕型リーダーシップは企業の業界や規模にかかわらず効果的なスタイルですが、特に非営利団体に多く見られます。この種類のリーダーは従業員の士気を高め、やる気を出させるのが非常に得意です。
下記に当てはまる人は、奉仕型リーダーの可能性があります。
チームのモチベーションを高める
コミュニケーション能力に長けている
チームのことを個人的に気にかけている
コラボレーションとエンゲージメントを促す
チームの仕事上での成長に注力する
メリット:奉仕型のリーダーは従業員の忠誠心と生産性を高め、能力と意思決定力を向上させ、信頼関係を築いて未来のリーダーを育てることができます。
デメリット:チームのニーズを最優先させるため、燃え尽きてしまうことがあります。また、必要な時にも厳然たる態度をとることができません。リーダーが自分のチームのニーズにしか注力していない場合、組織の目標を危険に晒してしまう可能性があります。
例:あるプロダクトマネージャーは、製品の改善や使用に関して懸念や質問、意見がある人と1対1でコーヒーを飲みながら話せるミーティングを毎月設定しています。この時間は彼女にとって、製品を使っている人のニーズに対応し、サポートするためのものです。
4. 専制型
この種類のリーダーは、ほぼ結果と効率性のみを重視しており、権威型と呼ばれることもあります。通常1人で、または信頼できる少人数のグループと決定を下し、指示したことをそのまま部下が実行するのを期待しています。軍隊の司令官をイメージすると、わかりやすいかもしれません。
このスタイルは、厳しいガイドラインがあったりコンプライアンスが重要な業界で効果的です。また、ほぼ未経験の部下がいるなど、チームをしっかり監督する必要がある場合にも役立ちます。しかし、このリーダーシップスタイルは創造性を抑制し、自由が制限されていると従業員が感じる原因にもなります。
下記に当てはまる人は、専制型リーダーの可能性があります。
自信に満ちている
自発的
明確かつ継続的にコミュニケーションをとる
ルールに従う
頼りになる
非常に構造化された環境を好む
監督された職場環境の価値を信じている
メリット:専制型のリーダーは、仕事を割り振ることで生産性を高め、明確で直接的なコミュニケーションをとり、自分で迅速に決断を下すことで従業員のストレスを減らします。
デメリット:このリーダーシップスタイルは意思決定の重みをすべて背負うことになるため、リーダーにストレスがかかる可能性があります。また、柔軟性に欠け、堅苦しく、他者の意見を聞くことに興味がないため、チームから反発されることもあります。
例:手術の前に、外科医は手術に関わるすべてのチームメンバーを集め、手術室のルールとプロセスを詳しく慎重に説明します。全員が期待事項をしっかり理解し、注意深く正確に各処置を行い、手術ができるかぎり円滑に進むようにしなければなりません。
5. 放任型
このリーダーシップスタイルは専制型の真逆で、多くのタスクをチームメンバーにまかせ、ほとんど指揮しません。部下のマネジメントにかける時間が少ないため、他のプロジェクトに集中することができます。
チームメンバー全員が経験豊富で、しっかりとトレーニングを受けており、監督する必要がほとんどない場合に取り入れられるスタイルです。しかし、リーダーの期待値について部下が混乱していたり、チームメンバーの中に継続的な動機付けや境界線を必要とする人がいる場合、生産性を低下させる可能性があります。
下記に当てはまる人は、放任型リーダーの可能性があります。
効果的に仕事を割り振れる
選択の自由を信じている
十分なリソースとツールを提供する
必要に応じて舵を取る
建設的な批判を行う
チーム内にリーダーシップの資質を育成する
自律的な職場環境を育む
メリット:このスタイルは説明責任、創造性、リラックスした職場環境を促します。そのため、従業員の定着率を高めることができます。
デメリット:新入社員をまとめる場合、最初のうちは指導と実務でのサポートが必要なため、このスタイルは向いていません。また、まとまりがなくなったり、混乱が起きたり、部下がサポートを受けられていないと感じる原因にもなります。
例:田中さんは新入社員を迎え入れる際、チームで設定した目標に向かって進み、達成しているかぎり、エンジニアは仕事のスケジュールを自分で管理することができると説明しています。また興味があれば、チーム外のプロジェクトについて学んだり参加する自由も与えています。
6. 民主型
参加型とも呼ばれる民主型リーダーシップは、専制型と放任型を組み合わせたスタイルです。民主型のリーダーは意見を求め、決定を下す前にチームからのフィードバックを考慮します。チームメンバーは自分たちの声が届き、重要な貢献をしていると感じられるので、民主型リーダーシップスタイルは従業員のエンゲージメントと満足度の高い職場を育むことができます。
この種類のリーダーシップは議論と参加を促すので、テクノロジー業界などの創造性とイノベーションに焦点を当てた組織に有効です。
下記に当てはまる人は、民主型リーダーの可能性があります。
グループディスカッションを重視する
決定を下す際にはチームにすべての情報を提供する
誰もが意見を共有できる職場環境を促す
合理的
柔軟
仲裁が得意
メリット:このスタイルのリーダーの下で、従業員は自信をつけ、評価されていると感じ、団結することができます。また、人材の定着とやる気の向上にもつながります。従業員が意思決定プロセスに参加しており、何をしなければならないか理解しているので、チームを監督する必要はあまりありません。
デメリット:大規模なグループディスカッションを計画したり、意見やフィードバックを集めたり、起こりうる結果について話し合ったり、決断内容を伝えるには時間がかかるため、このリーダーシップスタイルは非効率でコストがかかる可能性があります。また、大勢の前で意見を言うのが苦手なチームメンバーにとっては、プレッシャーとなることもあります。
例:ストアマネージャーの鈴木さんは、優秀で集中力の高い、信頼できるチームメンバーを数多く採用しました。店頭やフロアのデザインを決める際、彼の役割はチームがアイデアを進めるためのモデレーターにすぎません。質問に答えたり、考えられる改善点についてチームに意見を提供するためにミーティングに参加しています。
関連記事:参加型リーダーシップとそのメリットやデメリットの解説
7. ペースセッター型
ペースセッター型リーダーシップは、短時間で結果を出すために最も効果的なスタイルの1つです。このリーダーは、主にパフォーマンスに焦点を当てます。高い基準を設け、チームメンバーに目標達成の責任を課す傾向があります。
ペースセッター型のリーダーシップスタイルは、チームメンバーを激励する必要があるようなペースの速い環境でモチベーションを高めるのに役立ちますが、指導やフィードバックが必要なチームメンバーにとっては、必ずしも最良の選択肢とは限りません。
下記に当てはまる人は、ペースセッター型リーダーの可能性があります。
高い基準を設定する
目標に集中する
あまり人を褒めない
必要に応じて、目標達成のために介入する
能力が高い
ソフトスキルよりもパフォーマンスを重視する
メリット:ペースセッター型のリーダーは、目標を達成し、事業目標を達成するよう部下を駆り立てます。これにより、エネルギーに溢れたダイナミックな職場環境が促されます。
デメリット:ペースセッター型のリーダーは、常に目標や締め切りに向かって進み続けるため、部下がストレスを抱えてしまうことがあります。また、このスタイルの下で育まれたペースの速い職場環境は、コミュニケーションミスや明確な指示の欠如の原因となる可能性もあります。
例:週次ミーティングのリーダーは、全員のスケジュールから毎週1時間を費やすのは、ミーティングの目的を正当化するものにはならないと考えていました。効率を上げるため、彼女はこれを、新しい情報がある人だけが参加する15分間のスタンドアップミーティングに変更しました。
8. 変革型
変革型リーダーシップスタイルは、明確なコミュニケーション、目標設定、従業員のモチベーション向上に焦点を当てているという点で、コーチ型に似ています。しかし、エネルギーの大半を各従業員の目標に費やすコーチ型とは異なり、変革型は組織の目標達成に取り組むことを重視します。
このタイプのリーダーは全体像を見ることに時間を費やすため、常に監督していなくても、割り振られた多くのタスクを処理できるチームに最適です。
下記に当てはまる人は、変革型リーダーの可能性があります。
チームと尊敬し合っている
部下を励ます
目標達成に向けて他者を鼓舞する
全体像を考える
チームの知的な挑戦を重視する
創造的
組織のニーズをよく理解している
メリット:変革型のリーダーはチームとの個人的なつながりを大切にするため、企業全体の士気と従業員の定着率が高まります。また、目標達成に過度に集中するのではなく、企業やチームの倫理観を大切にします。
デメリット:変革型のリーダーは個人に目を向けるあまり、チームや企業の成功に気づかないことがあります。また、全体像を考えるため、細かい点を見逃してしまう可能性があります。
例:マーケティング部門長として採用された小林さんは、社長から新しい目標を設定し、その目標達成に向けてチームを編成するように言われました。最初の1か月を、彼女は企業についてとマーケティング部門のメンバーのことを知るために費やし、その結果現在の傾向と組織の強みを深く理解することができました。3か月後、彼女は直属のチームそれぞれに明確な目標を設定し、これに沿った目標を各自が立てるように、チームメンバーに指示しました。
9. 取引型
取引型のリーダーはペースセッター型と同じように、パフォーマンスに焦点を当てます。このスタイルのマネージャーは、成功に対する金銭的報酬や失敗に対する懲戒処分といった形で、予めインセンティブを設定します。ペースセッター型と異なるのは、部下が目標を達成して報酬を受けられるよう、指導や指示、トレーニングにも注力するという点です。
このタイプのリーダーは、売上や収益など具体的な目標を達成しなければならない組織やチームに最適ですが、創造性を育むのは苦手です。
下記に当てはまる人は、取引型リーダーの可能性があります。
企業構造を重視する
細かく管理する
権威のある人を疑わない
現実的で実用主義
目標達成を重視する
保守的
メリット:取引型のリーダーは短期的な目標と明確な構造を用いて、大きな目標の達成に導くことができます。
デメリット:短期的な目標に集中しすぎて長期的な目標を立てていない場合、企業が逆境に置かれることがあります。創造性を抑制し、金銭的報酬がモチベーションにならない従業員にとってはやる気がでない原因にもなります。
例:銀行の支店長は、チームの各メンバーと隔週でミーティングを行い、毎月の企業目標を達成してボーナスを獲得する方法について話し合っています。地域の上位10名の成績優秀者には、金銭的な報酬が与えられます。
10. 官僚型
官僚型のリーダーは、書かれた通りの規則や手順にチームメンバーが正確に従うことを期待しているという点で、専制型に似ています。
官僚型リーダーシップは各従業員に一連の職務を与え、上下関係内に定められた固定業務に焦点を当てるため、コラボレーションや創造性はほぼ必要ありません。このスタイルは、金融や医療、または政府のような規制が厳しい業界や部署で効果を発揮します。
下記に当てはまる人は、官僚型リーダーの可能性があります。
几帳面でタスクに重点を置く
ルールと構造を重視する
優れた労働倫理を持っている
意志が強い
組織にコミットしている
自制心がある
メリット:このリーダーシップスタイルは、厳しいルールや規制に従う必要のある組織で有効です。各チームメンバーや従業員に明確に定義された役割が与えられているため、効率的です。また、チームの目標達成能力を妨げることのないように、仕事と人間関係を切り離すことができます。
デメリット:このスタイルは創造性を促すことがないため、従業員によっては窮屈に感じるでしょう。また変化に対応するのが遅く、ダイナミックさが求められる環境には向いていません。
例: 自動車部門のマネージャーは、部下に定義された特定の枠組みの中で仕事をするように指示しています。従業員は、厳しい順序とルールに従って作業を完了するために、多くのステップを踏まなければなりません。
自分に合ったリーダーシップスタイルを選ぶには
リーダー職に興味を持っている人や、リーダーシップのアプローチをより構造化したいと考えている人は、自分に合っていると感じるリーダーシップスタイルを選択しましょう。どのスタイルが自分に合っているか判断するには、次のような質問を自分に問いかけるのが効果的です。
目標と人間関係、どちらのほうが重要か?
構造化された環境と選択の自由、どちらの価値を信じているか?
自分1人で決断したいか、協力して決めたいか?
短期目標と長期目標、どちらに注力しているか?
エンパワーメントと指揮、どちらからモチベーションが生まれているか?
自分にとって、健全なチームの力関係とはどのようなものか?
リーダーシップスタイルについて読みながらこれらの質問を自問すると、自分に合っているスタイルが見えてくるはずです。自分なりのリーダーシップスタイルを身につけるには、次のようなステップがおすすめです。
試してみましょう。状況に応じてさまざまなアプローチを試し、その結果に注目します。柔軟にアプローチを変えていくことが重要です。
メンターを探しましょう。自分より経験豊富なリーダーと話すことで、彼らがどのように今のスタイルを築き、何が上手くいったかといった洞察を得られます。
フィードバックを求めましょう。時には耳が痛いこともありますが、建設的なフィードバックはあなたを優れたリーダーに成長させてくれます。正直に話してくれると信頼できる人に、フィードバックを求めてください。
自分らしさを大切にしましょう。自分の性格や倫理観とは真逆のリーダーシップスタイルを極めようとしても、偽りの姿に見えてしまいます。自分の強みに合ったリーダーシップスタイルを選び、そこから改善させていくことが重要です。
専制型が軍隊のような環境に効果的であるように、リーダーシップスタイルによっては特定の仕事に影響を与えるものもありますが、最高のリーダーシップはこれらのスタイルを織り交ぜて使うことです。職場でどのようなスタイルを用いるべきか理解するには、時間と実践、そしてエモーショナルインテリジェンスが欠かせません。多くのリーダーは、キャリアで生じる状況によって、さまざまな目標を達成するために複数のスタイルを利用していることを覚えておきましょう。あるリーダーシップスタイルを使って今の役職で成功したとしても、別の役職ではチームを上手く機能させるために異なる手法が必要になるかもしれません。
それぞれのリーダーシップスタイルと、どのような結果を達成するためのものかを理解すれば、状況に合わせて適切なスタイルを選べるようになります。
関連記事:職場で活用できる7つのマネジメント理論
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