【4コマ漫画でわかる】3C、4C分析を活用して企業研究を進めよう!

著者Indeed キャリアガイド編集部

投稿:2022年1月17日

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3C分析、4C分析は就活に役立つ基本的なフレームワーク

就職活動で企業研究はとても大切です。志望企業の強みや特徴を理解していることで面接で好印象を与えられるだけでなく、入社後の将来性や自分との適性を判断するうえでも役に立ちます。

本記事では、企業分析の方法として有効な3C分析、4C分析を紹介します。

【4コマ漫画でわかる】3C、4C分析を活用して企業研究を進めよう!
画像の説明

4コマ漫画
漫画1コマ目:男性と女性の就活生が楽しそうに話をしている様子。
男子就活生「3Cってすごい便利だよね!」
女子就活生「本当に便利だよね!」
漫画2コマ目:男子就活生「一つ一つの特徴を押さえるのが大事だよね!」
女子就活生「確かにそうだね!」
漫画3コマ目:女子就活生「私はカラーテレビが好きかな!」
男子就活生「ん?何の話をしているの??」
漫画4コマ目:女子就活生「高度経済成長期の新三種の神器(3C)の話でしょ??」
男子就活生「違うよ!3C分析のことだよ!」とツッコミを入れる

それでは、3C分析と4C分析について詳しく紹介します。

3C分析とは?

3C分析では、次のような3つの要素に分けて分析をおこないます。

Customer(市場、顧客):顧客のニーズ、既存顧客、潜在顧客、市場の動向など

Competitor(競合):競合する要因、他社の経営方針や資源など

Company(自社):売上、資金や人材、知財、ブランドなど

3つの要素に分けることで、自社の状況と外部環境を同時に分析できます。Customerで市場や顧客のニーズを捉え、Competitorで競合のポジションや強み、弱みを確認し、Companyで自社の注力すべきポイントを見極める、といった流れでおこなうのがおすすめです。

目的

3C分析は、市場や顧客、自社、競合のそれぞれの分析結果のもと、KSF(KeySuccessFactor:成功要因)を発見するために使われます。

その企業にどんな強みや特徴があるか、業界の中でどんな立ち位置にいるか、なぜ成功しているかを知ることは、自分が入社を希望する企業への理解を深めるうえでも参考になるはずです。

実例

実際に3C分析の実例を見ていきます。2000年代後半に外食産業で競争が加速するなか、某大手とんかつチェーン店が業績改善のためにおこなわれた3C分析を例に挙げます。

Customer(市場、顧客)

  • 外食ニーズが多様化しつつある

  • 女性層、ファミリー層の利用が拡大

  • 男性からの需要は変わらず一定

Competitor(競合)

  • 女性客の取り込みに注力している

  • 低価格志向のチェーン店が乱立

  • さまざまな新メニューを開発している

Company(自社)

  • とんかつ専門店であり、とんかつには独自の強みがある

  • 女性客向けのメニュー開発、提供を進めている

  • 業績が低迷しており、打開策が必要

とんかつチェーン店はこの分析により、競合と同じように女性客の取り込みに力を入れるのではなく、主力メニューのとんかつを強みに男性客を主要ターゲットとした戦略を取り、支持を集めました。このように、3C分析は企業を幅広い視点で見るうえで非常に有用です。

企業研究の際に、3C分析で自分の志望企業の強みや今後の戦略を考えてみるのも面白いかもしれません。

また、企業によってはグループディスカッションで自社の今後の戦略を考える課題を出したり、面接で自社の事業内容の理解を深堀りする質問をされるケースもあるので、選考で担当者によい印象を与えるうえでも役立ちます。

4C分析とは?

4C分析は、Price:価格、Product:製品、Promotion:販促、Place:流通場所の4つの要素で分析する4P分析から発展したものです。次のような要素に分けて分析します。

  • Customer value:顧客が感じる付加価値

  • Cost:顧客が負担するコスト

  • Communication:顧客とのコミュニケーション

  • Convenience:商品、サービスを利用、入手する容易性

目的

3C分析が自社、競合、市場や顧客という多角的な視点で分析するものであるのに対し、4C分析は顧客視点に絞った分析をより深くおこないます。

顧客のニーズを理解し、マーケティングや事業戦略に活かすために活用できます。

実例

ある大手家具販売店舗に対して4C分析を行うと、たとえば次のようになります。

Customer value:顧客が感じる付加価値

  • コスト対比で質の高い家具やインテリアを扱っている

  • 大型店舗では品揃え豊富でさまざまな製品から好きなものを選べる

Cost:顧客が負担するコスト

  • 価格は比較的安価である

  • 組み立て依頼が有料であるため、大型の家具を設置する手間がかかる

Communication:顧客とのコミュニケーション

  • 品質保証が付いており、不良品の交換や修理に丁寧に対応してくれる

  • メンバーズカード会員になるとポイントを活用することで購入金額を抑えられる

Convenience:商品、サービスを利用、入手する容易性

  • 駅近、ショッピングモールへの併設、ロードサイド型とさまざまな店舗形態で全国展開しており、自動車でも徒歩でもアクセスしやすい

  • オンライン販売に手軽さでは及ばないが、実物を確認して購入検討できるというメリットがある

4C分析では顧客への提供価値がより明確になり、自社の強みを顧客との関係性のなかで再認識したり、新商品展開の手掛かりとすることができます。

就活の企業研究で活用する場合は、3C分析で対象の企業の全体像をつかみ、4C分析で顧客にとっての価値をさらに詳しく知る、といった方法で使うとよいでしょう。

特にお客様満足度を大切にしている企業の場合は特徴が多く挙げられるはずなので、4C分析で企業理解をより深めておけば選考を有利に進められる可能性もあります。

フレームワークをうまく活用して企業研究を進めよう

3C分析、4C分析は知っておくことはビジネスだけでなく、就活でも役立つでしょう。

ぜひ本記事を参考に、自分が志望する企業に対し、3C分析や4C分析してみましょう。

分析の結果、競合優位や独自性が明確で将来性が見込めるとわかった企業を志望するのがおすすめです。

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