キャリア開発

モチベーションアップにつながる前向きな仕事の進め方

仕事に対して前向きな姿勢を持っている人は、高い業務効率で優れた成果を達成することが多く、他のメンバーの姿勢にも良い影響をもたらします。チームでの役職を問わず、他のメンバーが自分は高く評価され尊重されていると感じるようにすることで、チームメンバーの仕事に対する姿勢が改まり、モチベーションが向上し、会社の事業に貢献したいという意欲を促すことにもなります。

感情の力を利用して、チームのメンバーの意欲を高めるには、相手の思考や感情の変化を意識することが必要です。この記事では、前向きな姿勢による動機づけとは何か、職場で意欲的な姿勢を維持するにはどうすればよいかを説明すると共に、チームメンバーのやる気をすぐに引き出すためのコツをご紹介します。

モチベーションアップにつながる前向きな姿勢とは

モチベーションアップにつながる前向きな姿勢とは、他者の思考や行動に働きかけることで、相手の意欲を高める手法です。仕事に取り組む姿勢と意欲は互いに密接な関係にあり、チームがうまく協力して、会社の事業目標を予定通りに達成できるかどうかを大きく左右する要因となります。しかも、仕事に対して前向きな姿勢を持っている人は、全力で業務に励み、新しいことに挑戦して、会社の業績にさらなる貢献を果たそうとするため、キャリアアップの実現につながることがあります。

チームのメンバー全員、誰もが満足できる職場で働きたい、業務に対する貢献を会社に認めてほしい、と考えています。自分の働きが認められ尊重されていると感じている従業員は、優れた成果を達成しようと意欲的になり、会社の全体的な目標が達成される可能性を高めてくれます。

仕事に対する姿勢が心の状態を表すのに対し、意欲は何らかの行動をするための理由となるものです。取り組む姿勢が意欲を高めることもあれば、下げてしまうこともあります。職場で前向きな姿勢を保つことができれば、チームのメンバー全員が業務の生産性を向上させ、適切なコミュニケーションを取り、会社のためにさらなる努力をしようと意欲を高めてくれるはずです。

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職場で意欲的な姿勢を維持するには

仕事に対する前向きな姿勢を表し、意欲を高めるためのコツを紹介していきます。

  1. 同僚と有意義な関係を築く。
  2. 意欲の向上に効果的な目標を設定する。
  3. 自分のスキルや成果に注目する。
  4. 睡眠や休息を取る。
  5. 習慣を作り、維持する。
  6. 自分や同僚への報酬システムを作る。

1. 同僚と有意義な関係を築く

チームの他のメンバーと質の高い人間関係を持つことは、毎朝職場に出勤するのが楽しみになる効果があります。また、仕事に対する姿勢や意欲に良い影響を与え、仕事に関する長期的な満足度を向上させることができます。

職場での人間関係は、たとえば昼食を自分のデスクで取るのではなく、同僚と食べに行くことで簡単に作れます。また、自分にさまざまなヒントや気づきを与えてくれる人を見つけて、前向きで有益な関係を築くのも良い方法です。

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2. 意欲の向上に効果的な目標を設定する

段階的かつ具体的な目標を立てることで、自分が取り組む業務に対する熱意や集中力を維持しやすくなります。そこで、膨大な時間とエネルギーを要する長期的な目標に代えて、すぐに達成できる段階的な目標が含まれるようにやるべきことのリストをまとめ直し、時間のかかる業務を細分化して達成しやすくしましょう。

たとえば、近日中に予定されている大きなプレゼンテーションの準備をする際に、ただ準備を進めるのではなく、スライドを作る、説明文の原稿を作る、といった段階的な目標を設定し、1つの段階を完全に終わらせてから次に移るようにすると効果的です。

3. 自分のスキルや成果に注目する

前向きな姿勢を維持するには、自分がこれまでのキャリアで達成してきたことや、チームに貢献できるスキルに注目するのも有効です。これまでの成果を振り返れば、これまで積み重ねてきたものを再確認し、さらなる成果の達成に向けて努力する意欲を高めることができます。これまで自分が達成したきたことを紙に書き出してデスクに貼っておくなど、目に見える形でいつでも確認できるようにすることで、前向きな姿勢を維持しやすくなります。

4. 睡眠や休息を取る

よく眠れている人は、ストレスを抑制したり、難易度の高い大きな業務に取り組んだりしやすくなります。十分な睡眠が取れた後は、新しい一日に向けて意欲が高まり、前向きな気持ちになれるものです。また、勤務時間中に何度か休息を取れる場合、高い生産性を維持できることが多く、それによって周りの人の意欲も高まります。

5. 習慣を作り、維持する

生産性の向上とストレスの抑制には、習慣を作るのも効果的です。たとえば、一日の終わりにやるべきことのリストを作り、次の日に優先度の高い項目から処理していくようにすると、朝一番に成果を達成することができ、その日の終わりまで前向きな姿勢や生産性を維持しやすくなります。

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6. 自分や同僚への報酬システムを作る

重要な業務の締切を守ることや、売上目標を達成することなどの段階的な目標を達成したら、その都度自分にご褒美をあげるのもよいでしょう。また、同僚が達成した成果を称える習慣を作れば、職場のムードを明るくすることができます。たとえば、重要なレポートを締切までに提出できたら自分にお菓子を買う、チームが四半期中に獲得した契約が一定の件数に達したらイベントを開催する、といったご褒美が考えられます。

チームメンバーのやる気を引き出すコツ

チームメンバーの業務効率や成果は、前向きな姿勢によって決まることが多いものです。そこで、メンバーのやる気をすぐに引き出すためのコツをご紹介します。

  • 成果の大小を問わず、メンバーに対して前向きなフィードバックを行う。

  • メンバーの能力を信頼し、メンバーが目標を達成できると確信していることを伝え、やる気を促す。

  • 問題の解決に常に全力で取り組み、自分の熱意がメンバーに伝わるようにする。

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