自分のコアバリューを見極める6つのステップとは?

著者Indeed キャリアガイド編集部

投稿:2022年10月10日

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自分のコアバリューを見極めると、決断や意思決定の内容が自分の信念と一致しているかどうかを判断できるため、自分に対する自信が深まり、意思決定力を磨くことができるでしょう。

また、キャリアパスの選択や転職の判断において役立つ可能性もあり、自分のコアバリューを見極めるには、時間をかけてじっくり考えることが大切です。

この記事では、自分のコアバリューを見極めることで得られるさまざまなメリットや、見極める方法について解説し、見極める際の参考となるコアバリューの具体例をいくつかご紹介します。

コアバリューとは

コアバリューの基本的な定義は、人の生き方を左右する信念や主義主張であり、人間性を特徴付ける上で重要になる考え方を指すものです。また、さまざまな場面や状況に人がどう対処し、目標をどのように立てるのかを決める大きな要因ともなるでしょう。 

コアバリューの具体例

コアバリューは人それぞれに異なり、これまでの人生経験によって左右される可能性があります。また心理学の研究によると、コアバリューは仕事やプライベートの変化に応じて変わるため、自分のコアバリューを常に意識することが大切だといいます。自分のコアバリューを見極める際は、次の具体例を参照すると役に立つかもしれません。

  • 目標の達成

  • 向上心

  • 気配り

  • 慈善

  • 協調性

  • 創造性

  • 好奇心

  • 信頼性

  • エンパシー(共感力)

  • 励まし

  • 熱意

  • 倫理観

  • 卓越性

  • 公平性

  • 家族

  • 友情

  • 柔軟性

  • 自由

  • 楽しみ

  • 寛大さ

  • 成長

  • 幸福

  • 健康

  • 正直さ

  • ユーモア

  • 個性

  • イノベーション

  • 知性

  • 直感力

  • 喜び

  • 優しさ

  • 知識

  • リーダーシップ

  • 学び

  • 愛情

  • 忠誠心

  • 変化をもたらす

  • モチベーション

  • 楽観主義

  • オープンな姿勢

  • 情熱

  • 完璧さ

  • パフォーマンス

  • 自己開発

  • 人気

  • 権力

  • プロフェッショナルとしての高い意識

  • 時間厳守

  • 質の高さ

  • 名声

  • 関係性

  • 信用

  • レジリエンス(心の回復力)

  • リスクを冒す姿勢

  • 安全

  • 安心

  • 自制

  • 奉仕

  • 精神性

  • 安定

  • 成功

  • 感謝

  • 伝統

  • 思いやり

  • ウェルビーイング

  • 知恵

自分のコアバリューを見極めるには

自分のコアバリューを見極めるための具体的なステップをご紹介します。

1. 自分の信念として興味を引かれる項目を書き出す

まず最初に上記のコアバリューの具体例を確認し、興味を引かれる項目をすべて書き出しましょう。また、上記の例以外の項目を思いついた場合は、それも追加して、自分の言動や考え方に強く当てはまるものを選んでいきます。 

2. 自分が特に尊敬している人は誰なのかを考える

人の信念は、尊敬している相手や好きな相手の影響を受けていることがよくあります。また、他人の長所を高く評価する場合は、自分が重視しているものと一致する長所かもしれません。自分が尊敬している人(ロールモデルにしている人や、関係性を大切にしている相手など)を6人挙げて、名前を書き出しましょう。

たとえば、忍耐強く献身的な同僚や、エンパシー(共感力)の高い家族の名前などを書くことをおすすめします。または、自分が英雄視している人の名前を書くのも1つの方法です。たとえば、他者に対する思いやりを示し、社会正義を実現するための戦いに身を投じた人として、キング牧師の名前を挙げる場合があるかもしれません。6人の名前を書き出したら、それぞれの人がどんな価値観を体現しているかを考えましょう。

3. これまでの人生を振り返る

自分のコアバリューを知るには、これまでの人生で最もうれしかった瞬間と、最も苦しかった瞬間を振り返り、そのときの経験から自分のコアバリューに関して何が言えるのかを考えることが大切です。たとえば、教育の仕事で表彰された場合、人にモチベーションを与えることやリーダーシップが重要な信念となる可能性があります。また、最も苦しかったときのことを振り返り、エンパシーや思いやりが自分にとって重要な信念だと分かる場合もあるでしょう。

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4. 書き出した信念をグループに分ける

基本になる信念のリストができたところで、次はリストを見直して、同じカテゴリーに分類できる項目はないかを考えましょう。たとえば、「成長」「学び」「自己開発」の3つを書き出している場合、これらは互いに関連があるので、1つのカテゴリーにまとめられる可能性があります。また、「安定」「信用」「時間厳守」の3つを選んだ場合も同じグループに分類できるでしょう。

5. 各グループのテーマ表す言葉を選ぶ

信念のグループ分けが終わったら、各グループのテーマを最もよく表す言葉を選びましょう。それ以外の言葉については、かっこに入れてテーマを表す言葉の横に添えることで、テーマについて詳しく説明できるようにします。

6. 最終的なコアバリューを決める

最後に、各グループのテーマを表す言葉を重要なものから順に並べ替え、コアバリューを絞り込みましょう。

コアバリューの数は人によって異なりますが、基本的には5~10個に絞り込むのが適切で、10個より多い場合は、自分の人生に不可欠な信念はどれかを考えると良いかもしれません。

また、自分のコアバリューが本当に正しく反映されているか、そして正しい順番に並んでいるかどうかを確かめるために、1日置いてから再度確認するのもおすすめです。

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自分のコアバリューを明らかにすることで得られるメリット

自分のコアバリューを明らかにすると、次に挙げるさまざまなメリットが得られる可能性があります。

  • 人生の目的が見つかる:自分のコアバリューを知ることで、人生に何を求めるのかを把握しやすくなるでしょう。

  • 行動の指針になる:どんな人間になりたいかに応じて、自分の行動を決める際の参考になるでしょう。

  • 意思決定のヒントになる:何かの決断を下そうとする際に、自分と同じ信念を持つ人がどんな選択をするのかを考えられるようになるでしょう。

  • 仕事選びの参考になる:自分にとって大事なことが分かっていれば、自分に適したキャリアパスを選びやすくなるでしょう。

  • 自分に対する自信が深まる:自分のコアバリューが明らかになると、望むものや自分にとって大事なことが分かるようになり、人生に対する不安や心配が軽くなるでしょう。


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