共働き家庭が家事をうまく分担する方法

著者Indeed キャリアガイド編集部

更新:2022年11月16日

投稿:2021年9月20日

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共働き世帯は年々増加傾向にあります。厚生労働省が発表した調査結果*¹によると、1989年には全体の42.3%だった共働き世帯は、2019年には66.2%に上昇しています。

夫婦がともに働くことで世帯収入が増えるのはメリットですが、どこの共働き家庭においても課題となるのは、家事と仕事の両立についてではないでしょうか。

「毎日余裕がない、疲れている」
「家事の分担でケンカしてしまう」

このような悩みを抱えている共働き家庭は少なくないでしょう。子育て中であれば、さらにその傾向は強いかもしれません。

家事と仕事の両立に疲れ、ストレスや喧嘩の原因にならいように解消法を紹介します。これを機に、家庭で家事への取り組みについて見直し、ワーク・ライフ・バランスの実現を目指しましょう。

*¹出典:令和2年版「厚生労働白書」(厚生労働省)

共働き家庭が直面する課題

「自分ばかりやっている」

共働き家庭で起こる多くのトラブルは、家事・育児の負担が片方に偏ることに起因するからではないでしょうか。

調査*²によると、一週間で家事に費やす時間は、子どもが6歳未満の夫が1時間23分に対して、妻は7時間34分と大きな差があります。フルタイム(常勤)よりも、就業時間の短いパートやアルバイトで働く女性が多いことから、家事育児は妻側の負荷がどうしても高くなってしまうようです。

フルタイムで働く女性も、もちろん多くいるでしょう。だからといって平等に家事を割り振るには、難しい現実があります。終業時間の違いなどから、物理的に担当できないことも考慮して、各家庭で納得できる分担のスタイルを築いていくことをおすすめします。

*²出典:「平成28年社会生活基本調査」(総務省 統計局)

現在の役割を一時的に交代してみる

まずは、一時的にパートナーと今の役割を交代してみましょう。

交代することで、お互いが担っていた家事内容を具体的に把握することができます。たとえば、パートナーから「手伝って」とお願いされても、今までは何をやっていいのかよく分からなかった、といったことにも気付けるでしょう。

言葉で説明するよりも実際に自分が経験することで、かかる時間や手間が分かります。相手への感謝の気持ちも生まれるかもしれませんね。

俯瞰して家事の全体像を知ることで、夕食の献立を考える、洗濯物を仕分ける、洗剤を詰め替えるといった「見えない家事」が見える化できることが、役割を交代する最も大きなメリットだとも言えます。

関連記事:共働き家族の夫婦円満の秘訣は?家事育児タスクの共有がカギ

見えない家事をピックアップ、リスト化する

普段の役割を交代したことで見えた、「見えない家事」も含めてすべて洗い出し、リスト化しましょう。

家事をリスト化したら、頻度を減らすものを一緒に決めていきます。
「掃除機がけは週に1度にして平日はワイパーやモップで済ます」など、生活にあまり支障がないところは、思い切ってやらない、手を抜く、といった選択肢があってもいいでしょう。「やらなきゃいけない」という思い込みはストレスを生みます。

次は、どちらが適しているのか担当を決めていきます。たとえば、干し方や畳み方にこだわりがあって、「相手に任せるより自分でやった方がストレスを感じない」という人もいるかもしれません。ポイントは、お互いの得意不得意を意識して、各自のやりたいこと・好きなことを優先的に振り分けることです。

偏った場合は、休日にフォロー

夕食の準備や子どもの世話は、どうしても帰宅の早い方が担当せざるを得ないものもなかにはあるかと思います。物理的に平日に家事を担当することが難しければ、その分休日にできることを担うなど、平日にこだわりすぎないようにしましょう。

リスト化したことで、やらなければならない家事への認識が共有できるため、パートナーが仕事で忙しいときや病気のときは、相手の担当部分を補うことも可能です。

家事と仕事の両立をうまく続けるためには、お互いを思いやる気持ちを忘れないようにしたいですね。

部署異動や子どもの成長に伴い、役割分担は定期的に見直していきましょう。
どうしても負担を感じるときは、家事代行など外部サービスの活用や便利な時短家電を導入してみるのも1つの手です。

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