就活失敗……落ち込むのはまだ早い!?就職先がなかなか決まらないときの考え方と対策
著者Indeed キャリアガイド編集部
更新:2021年10月14日
投稿:2021年8月24日
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就職活動では、就職先がなかなか決まらない場合もあれば、希望した企業に就職できないケースもあります。就職活動が長引けば、就職先の選択肢も狭まってしまうでしょう。
就職活動の失敗を未然に防ぐには、企業側のニーズの把握が必要です。
本記事では、就職活動に失敗しやすい人の特徴や、就職に失敗した際の対策方法などを解説します。
就活失敗……就活がうまくいかない人の特徴
就職活動における失敗とは、就職できないケースだけではありません。就職先が自分の希望でなかったり、自分の理想とほど遠い職場だったりした場合も失敗に含まれます。
以下で就職活動がうまくいかない人の特徴を紹介します。
企業側のニーズを踏まえていない
就職活動では、求職者と採用企業の双方の適合が重要です。どれだけ自己アピールしても、企業側のニーズと合わなければ内定は得られません。
業界や業種はもちろん、求人票で求められているニーズを読み取り、採用面接での適切なアピールが求められます。
応募した企業数が少ない
就職活動では、応募者すべてが採用されるわけではありません。また、本命企業の採用試験では緊張してうまくアピールできない可能性もあります。
そのため、自分の希望に近い企業にはひとまずエントリーするなど、ある程度応募社数を増やすのも重要です。
複数の企業の選考を経験して、徐々に本来の自分が出せるようになります。
就活を始めるタイミングが遅い
就職活動を始めるのが遅ければ、企業の人材募集は徐々に締め切られていき、新卒求人はどんどん減少していきます。
就職活動のスタートが遅れるだけで、就職できないだけでなく、希望の条件に近い会社を選ぶのも難しくなります。
自分一人で解決しようとしている
就職活動では、自己分析や求人情報の収集、応募や採用試験対策など、やることが多岐にわたります。内定が得られない状態が続けば、就職活動に焦りが出て、益々活動がうまくいかなくなります。
自分だけで解決しようとせず、公共や民間の就職支援サービスを活用するなどして、第三者の助力を得るのも大事です。
「就活を失敗した」と思った時の考え方
就職活動に失敗しても人生が終わるわけではありませんが、やはり落ち込みます。
では、就職活動に失敗したと思った際には、どのように気持ちを切り替えればよいのでしょうか。
人格や経験を否定されているのではない
就職活動で不採用だった場合でも、あなたのこれまでの人生を否定されたと考えないでください。企業側が求めるニーズと合わなかっただけで、経験は無駄になりません。
就職先の選択肢は多い
世の中には、あなたが求人を見つけて応募した企業の他にもさまざまな業種や業界があり、選択肢は豊富です。自分に合う企業や職場はこれから見つかると考え、再度就職活動をしたり転職を考えたりしましょう。
どのような生き方をしたいかが大事
自身の生き方は、勤めた企業で決まるとは限りません。仕事を通してどのような目標を達成したいか「キャリア設計」が重要で、就職先は目標達成に必要な要素の1つに過ぎません。
第二新卒枠もある
就職先が希望に沿わなくても、転職する方法があります。
新卒入社の場合は、卒業から3年以内であれば第二新卒扱いとされるのが一般的です。
第二新卒は社会人としての経験を積んでいるのが前提ですが、未経験職への転職も可能なので、自分の適性などを見極めて転職を検討しましょう。
就職に失敗したときの対策
就職活動に失敗したと感じたら、次の活動では少しでも成功に近づける行動が必要です。ここでは、就職できなかった際の対策方法を解説します。
インターンシップに応募する
企業で就業体験ができるインターンシップは、仕事への理想と現実とのギャップを埋める意味でも重要です。
また、自分がやりたいと思っている仕事を体験し、自分に適性があるか否かも見極められます。希望の企業や似たような業界のインターンシップの募集があれば、積極的に応募しましょう。
派遣社員での就労も検討する
就職できなかった場合は、派遣社員として希望の職種の経験を積む方法もあります。
また、無期転換ルールの変更により、同一企業での有期労働契約が5年を超えれば、無期雇用契約へ転換できます*¹。正社員と同じ待遇とは限りませんが、同一労働同一賃金の改正も適用されるため、就職先の選択肢の1つとなるでしょう。
*¹出典:期契約労働者の無期転換ポータルサイト
進学や資格取得をする
就職できなかった場合には、就職浪人以外にも、大学院への進学や就職したい業界、業種に関連の深い資格を取得する選択肢もあります。
ただし、自分がどういった職業に就職したいかを明確にした上で、進学先や取得資格を選定しましょう。
フリーランスとして働く
フリーランスは、自分で仕事を受注して、成果物を納品したり役務を提供したりして報酬を得る働き方です。
クラウドソーシングサービスの普及などにより、フリーランスとして働きやすくなっており、経験を積んでから自分が希望する職業に転職できるでしょう。
就職エージェントで仕事を探す
就職エージェントとは、専任のアドバイザーが希望や適性を参考に求人情報を紹介し、応募や面接対策などのフォローまで行ってくれるサービスです。
就職活動に必須の自己分析などもサポートしてくれるため、一人で就職活動をするよりも効率的に進められます。
Indeed で仕事を探す
求人情報がなければ自分が行きたい企業は選べません。
Indeed では、会社名や業界、業種、地域などのさまざまな条件を設定することで、自分の希望に近い求人が見つけられます。職種の年収目安なども確認できるため、定期的に求人情報を調べて就職活動に役立てましょう。
まとめ
就職活動は、どんなに優秀な人材でも、徹底的に準備をしても、必ず成功するわけではありません。
自分の希望に近い求人に出会えない場合もありますし、就職してから自分と合っていない職場と感じる場合もあります。
就職活動での失敗を減らすためには、他の学生に初動で遅れないよう準備を行い、企業研究をしっかりと行いましょう。
就職活動が人生のすべてではありません。もし失敗したと感じたら、本記事で紹介した対策方法を取り入れ、次の就職活動に活かしてください。
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