内向的な人と外交的な人の違い

著者Indeed キャリアガイド編集部

更新:2021年11月30日 | 投稿:2020年11月11日

更新:2021年11月30日

投稿:2020年11月11日

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内向性と外向性には尺度があり、ほとんどの人は内向性と外向性の両方の特徴を持っています。仕事の進め方や選択するキャリア、プライベート、同僚や顧客との付き合い方も、この尺度のどこに当てはまるかによって変わってくるでしょう。内向的な人と外向的な人の両方のタイプの人と生産的で良好な関係をうまく築くために、それぞれの違いを理解することはとても重要です。この記事では、内向的な人と外向的な人の違いについてご紹介します。

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どちらも欠かせない存在

一般的に内向的な人と外向的な人にはそれぞれの特徴が見られ、それぞれのテクニックを用いて仕事を完了させる傾向があります。内向的な人と外向的な人は補完し合う存在で、どちらのタイプの人も自分が選んだキャリアで成功することができます。重要な目標に取り組む際には、内向的な人も外向的な人も、自分にとって苦手と感じられる行動にも挑戦することがあります。

例えば、内向的な人は、チームミーティングや会社のパーティーをあまり好みませんが、1対1での会話は得意で心から楽しむことができます。外向的な人は、人と関わらずに長時間机に向かって仕事をするのが苦手ですが、上司や同僚に頼まれたタスクはしっかりとやり遂げます。

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内向的な人の特徴

内向的な人には次のような特徴が見られ、これらの内容が当てはまる人は内向的な可能性があります。

  • 必要な場合にのみ、職場の人と話す。

  • 仕事でのやりとりは簡潔に、しかし意義あるものにすることを好む。

  • 1人で仕事をするのを好み、他の人と相談するよりも、頭の中で物事を考える傾向がある。

  • 作業を中断されると、すぐにイライラしてしまう。

  • 他の人と交流するとエネルギーを消耗してしまう。

  • 新しい仕事や業務の割り当てを決める際に、他の人が率先して手を挙げるのを待つ。

  • 他者のプライベートを尊重し、話を聞くのが得意。

  • 世間話や雑談を楽しめない。

  • 業務に関係のない集まりやパーティーには参加しないことがある。例えば、会社の新製品発表会には参加するが、その後に同僚と出かけるのは気が進まない。

  • 潜在的な問題を事前に見つけることができ、問題解決能力に優れている。

  • 計画や方針変更を提案する際、その内容は詳細で、変更理由が徹底している。

  • 人と接するよりも、人の行動を観察していることのほうが多い。

  • 必要であれば、感情的な客観性を保ちながら間に入って対立を解消したり、異なる考え方について説明することができる。

  • 自分の能力を現実的に理解している。

  • 新しいスキルを身につけ、自分の欠点を減らすための忍耐力がある。

  • メールを読んだりスケジュールを更新するような、1人でできる作業から1日を始めるのを好む。

  • 可能であれば、通常は最もリスクの少ない行動を選ぶ。

  • 大人数での集まりよりも、親密な会話を楽しむ。

内向的な人の課題には、職場での人間関係を築くのに苦労したり、人脈作りの機会をうまく活用できないなどがあります。内向的な、人は自分から率先して仕事を受けることが少ないので、主体性がないと思われるかもしれません。また、上司から意見を求められても、自分から発言することに抵抗があります。

内向的な人が頑張りすぎて燃え尽きてしまうことはほとんどありませんが、仕事を1人で抱えすぎたり、孤立しすぎてしまったと感じると、休みを取る必要が出てくるかもしれません。また、人を信頼するのが苦手で、面接で緊張してしまう傾向があります。

外交的な人の特徴

次の内容が当てはまる人は、外向的な可能性があります。

  • 初対面の人とも問題なく話せる。誰でも顧客や友人になる可能性があると考えている。

  • 人と一緒に仕事をしたり、意見交換するのを好む。

  • 人と接することで得られるエネルギーが、さらに努力してパフォーマンスを上げようというモチベーションにつながる。

  • 人と話すことで刺激を受ける。

  • 委員会などを率先して担当したり、会社のイベントを企画するのを好む。

  • すぐに友達を作ることができる。

  • 同僚とよくプライベートの話をする。

  • カリスマ性を活かして、最高の仕事ができるようチームメンバーを励ますのが得意。

  • 部下の進捗状況をこまめにチェックする。

  • 1日の始まりに人と会うのを好む。

  • 同僚や部下とカジュアルなブレインストーミングを行うことが多い。

  • ミーティングの場で自分の計画について説明することが多い。

  • よくリスクを冒すが、報われないこともある。

  • 簡単に人を信頼しやすい。

内向的な人と同様に、外向的な人にも課題はあります。外向的な人には、自分が処理できる以上の仕事を受けてしまう傾向が見受けられます。また、業務外の話などで仕事の手を止めてしまいがちなので、集中するのに苦労することがあります。また、自ら進んで援助や人助けをするので、友人や同僚に信頼を利用されてしまうこともあります。

彼らは他者を感心させ、尊敬を得るためにエネルギーを費やすので、燃え尽き症候群になりやすい傾向にあります。内向的であっても外向的であっても、自分の職務に含まれていない仕事を断るべき時を見極めなければなりません。そして、必要な時には、周囲に助けを求めるようにしましょう。

外向的な人は熱心になるあまり、ミーティングで他の人に話す機会を与えないことがあります。他者にも意見を発言してもらい、全員が話し合いに参加できる時間を確保することを忘れないようにしましょう。また、職場では適切な境界線を引き、問題を避けるために自分の意思決定の透明性を保つようにしましょう。

両向的な性格とは?

両向型とは、外向型と内向型の中間にいる人のことを指します。彼らは友人との食事も、1人で本を読んで過ごす夜も、同じように楽しむことができます。メリーランド大学の人間精神生理学研究所のバリー・スミス所長によると、全人口の約3分の2は両向的なのだそうです。次の内容が当てはまる人は、両向的な可能性があります。

  • さまざまな状況に簡単に適応することができる。パーティーで同僚と交流するのも、1人でタスクに集中するのも得意で、自己主張をしてカリスマ性を発揮することも、静かで思慮深くいることもできる。

  • 社交的でいる時も、1人で物思いにふける時も、疲れてしまうことはない。

  • 会話の中で、話すべき時と聞くべき時を理解している。誰かが話している時に相手の話を遮ることはなく、自分が話している時に邪魔されることもほとんどない。

  • 内向的な人とも外向的な人とも、アプローチを使い分けてうまく話すことができる。

  • 柔軟で、相手によって関わり方を変えることができるので、営業やアドバイザーに向いている。

多くの状況で両方のいいところを発揮できる両向型ですが、もちろん弱点もあります。例えば、個人的なイベントと社交的なイベントのどちらに出席するか悩むことが多くなっています。孤独な作業を退屈に感じたり、気分が乗らない時には社交の場で短気になったり無口になることがあります。また、長期的なキャリアの目標がはっきりしない傾向が見られます。

内向的な人に向いている職業

内向的な人には採用企業が求める多くの特性があり、さまざまな仕事に向いています。次のような特徴のある仕事を探してみましょう。

  • 1人で行う作業が多い

  • 静かな環境で仕事ができる

  • 傾聴力が求められる

  • 1度に1つの作業に集中できる

  • 個人への指導が求められる

  • 上司に頼らずに、スケジュール管理したり、意思決定の一部を自分でできる

  • 計画を立てたり、データを分析する仕事が含まれる

内向的な人の多くが、造園設計家、経理部長、コンテンツマネージャー、Web ライター、教員、出張シェフ、グラフィックデザイナー、司書などの職業に就いています。

外向的な人に向いている職業

多くの採用企業が、内向的な人と同じくらい外向的な人を評価しています。次のような特徴のある仕事を探してみましょう。

  • 顧客や部下、同僚と協力する機会が豊富にある

  • 人前で話す機会が多い

  • 人が多くて賑やかな職場

  • マルチタスクが求められる

  • 他の人と頻繁にやり取りできる

  • ペースや環境が頻繁に変わる

外向的な人の多くが、営業担当者、イベントプランナー、仲介者、心理カウンセラー、建築施工管理技士、ファイナンシャルアドバイザー、美容師、言語聴覚士などの職業に就いています。

内向的な人も、外向的な人も、両向的な人も、さまざま仕事で成功することができます。自分のタイプや特徴を知れば、必ずしも楽しいとは思えない仕事でもこなすことができるでしょう。異なる性格タイプの人が、チームを組んで助け合うことも多くあります。外向的な人が多すぎる会社では必要のないリスクを冒す可能性がありますし、内向的な人が多すぎる会社では物事を慎重に進めすぎて新たなチャンスを逃す可能性もあります。異なる性格タイプの人が集まることで、会社が正しい判断を下すことができ、誰とでも良好な関係を築くのに役立つのです。

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