中高年の求職者は不利?年齢によるハンデをおさえる方法

著者Indeed キャリアガイド編集部

更新:2022年5月31日

投稿:2021年9月10日

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中高年層の求職者は、体力的な側面でも将来性の面でも若年層と比較して不利な要素が少なくありません。

そのため、20~30代と同じアプローチで就職先を見つけることは難しく、年齢をいかした別の方向性でアピールすることが大切です。

本記事では、中高年の方が転職活動に成功するために気をつけるポイントを解説します。

中高年の就職活動において不利な点

人生100年時代と言われる昨今、定年退職や年金受給の年齢は高くなり、ひとつの企業で定年まで働く終身雇用の文化も変わりつつあります。

しかし、就職市場はまだまだ若くて長く働ける人材を求めている傾向が強く、あまりに年齢が高いと、再就職は若年層と比較して難しいでしょう。

企業側が中高年世代の採用に対して考える懸念点は、主に5つあります。

  • 定年までの期間が短い

  • 年齢を補えるほどの経験や知識があるか

  • 年下の上司や同僚と良い関係を築けるか

  • 新しいことに柔軟に対応できるか

  • 希望する収入が高いのではないか

まっさらな状態でこれから新しいことを身につけていく20代や30代と比べ、これまでの経験から裏付けされた自分なりの考えを持っている人も少なくないため、企業側は慎重に人物を判断する必要があります。

これらを考えると、多少経験や知識は劣っていても、柔軟性が高く少しでも長く働くことができる若い求職者に注目してしまうのは自然な流れなのかもしれません。

中高年の就職活動で大切なこと

上記の懸念点を解消し、就職活動を成功させるためには、中高年世代はどのようなことに気を付ければ良いのでしょうか。

年齢の差を埋めるほどの優れた強みを伝えることが大切です。社会人経験が長く、さまざまな仕事をこなしてきたキャリアは、多くの若年層にはありません。

これまでの会社で培ってきたものをしっかり面接官にアピールし、自社で活躍する姿をイメージさせることができれば、理想の転職の実現も十分可能です。

企業は中高年の求職者を即戦力として見ているので、アピールできる経験がないと就職活動は難航する可能性が高いでしょう。

その場合はスキルアップのためにスクールに通って知識や技術を学び直すという選択肢も視野に入れましょう。

中高年が就職活動でやっておくべき3つのこと

中高年の求職者が再就職を成功させるためには、以下3つを実践しましょう。

1. 複数の求人情報源を活用する

就職活動を始める際は、ハローワークやインターネットの求人検索エンジン以外に、複数の転職エージェントへの登録をおすすめします。

各企業ごとに採用で活用している媒体が異なるため、情報源の間口を広げることで応募できる求人数も増えます。

また、転職エージェントでは転職のプロから転職市場のトレンドやニーズを教えてもらえるだけでなく、面接のアドバイスや募集元の社風など、さまざまな情報を得られます。

なかには40代に特化した求人検索エンジンも存在するので、自分に合った媒体を活用してください。

2. 若手と差別化できるセールスポイントを考える

前章でも触れましたが、自分の強みを見つけることが中高年の転職活動を成功させるための鍵です。

同業種の転職であれば、製品やサービスに対する知識や経験の豊富さは大きな強みになります。また、人材育成に携わってきた経験や、マネジメント経験などは、異業種でも活かせるため需要は高いでしょう。

まずは現在持っているスキルやこれまでに経験したこと、職場で高く評価されていたこと、前職に関連して取得した資格などを棚卸ししてみてください。

自分の強みや得意なことに関して、考えても思いつかないこともありますが、そんなときは、一緒に仕事をしていた仲間に聞いてみるなどして情報を集めるところから始めてみましょう。

自分よりも周りのメンバーの方が自分の良さをわかっていることも少なくありません。いろんな角度から自分の魅力を引き出し、職務経歴書や面接でアピールすることが大切です。

3. 未経験でも中高年の需要が高い業界を理解する

未経験でこれまでと異なる業界への転職を考えている人は、中高年の需要が高い職種を知っておきましょう。

中高年の転職先として多い業界には、主に介護業界、警備業界、タクシー業界があります。

これらは慢性的に人手不足の傾向が高く、中高年世代も積極的に採用しているので、比較的転職しやすい業界です。その分企業によっては離職率も高い可能性もありますが、経験が求められないと言うのは大きなメリットです。

新たなキャリアをイチからスタートしたい人はぜひ参考にしてみてください。

まとめ

年齢を重ねてからの再就職は、不利だと感じるかもしれません。若い頃に経験した就職活動ほどスムーズにはいかない場合も多いでしょう。

しかし、年を重ねたからこそ得られる中高年ならではの強みを見つけ、うまくアピールできれば、再就職を成功させることは難しくありません。

もし希望する企業への選考に通らなかったとしても、「なぜ自分を採用してくれないのか」といった否定的な気持ちではなく、諦めずに就職活動を続けていれば、いつか求めてくれる企業が現れるはずです。希望を捨てずに頑張りましょう。

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