映画「オデッセイ」に学ぶ最悪の状況でモチベーションを上げる考え方

著者Indeed キャリアガイド編集部

投稿:2021年5月31日

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仕事で「最悪の状況」に陥ってしまったことはありませんか?窮地に立たされ、どう立ち向かえばいいのかと途方に暮れてしまう、そうした経験は誰もが一つや二つ持っているかもしれません。そんな時にモチベーションを上げるヒントをくれるのが映画「オデッセイ」(2016)です。

映画「オデッセイ」について

映画「オデッセイ」は、マット・デイモン演じる宇宙飛行士マーク・ワトニーがチームでの火星探査中に嵐に遭い、独り火星に取り残されるところから始まるストーリー。他の宇宙飛行士たちはマークを死んでしまったものと思い地球への帰路へ。そこからマークの孤独なサバイバルが始まります。生き残るための努力と工夫を重ね、また絶体絶命の状況でも常にユーモアを忘れない彼の姿に心を動かされる作品です。

「最悪の状況」でモチベーションを上げる方法

映画「オデッセイ」は「最悪の状況」で一歩踏み出すために背中を押してくれる作品でもあります。今回は映画「オデッセイ」から、「最悪の状況」でもモチベーションを上げるための考え方をご紹介します。

1. 目の前の問題解決に集中する

映画「オデッセイ」で訪れるピンチは、特定の誰かの過失によるものではありません。宇宙飛行士を含め、NASAのチームはできる限りの知識と技術をもって火星探査に臨みますが、予測できない嵐により主人公のマークは火星に取り残されてしまいます。突如訪れた危機にショックを受けながらも、マークはすぐに気持ちを切り替え目の前の問題を一つひとつ解決することに集中します。

自分がどれだけ準備や努力をしていても「最悪の状況」に見舞われてしまうことはあります。その原因が明白な場合もあれば、特定の誰かや何かのせいではない場合もあるでしょう。自分が「最悪の状況」に陥ってしまったことの理不尽さに、誰かを責めたい気持ちや投げやりな気持ちが出てきても仕方のないことかもしれません。

しかし、まずは自分自身のためにピンチを抜け出すことに集中しましょう。目の前の問題を一つひとつ解決するために行動するのです。そして「最悪の状況」を生み出した原因の究明が必要な場合は、ピンチがひと段落した段階であなただけでなく周囲も巻き込み原因究明に取り組めると良いでしょう。

2. 得意分野を生かし問題解決を考える

映画「オデッセイ」で主人公のマークは、絶体絶命の状況で植物学者としての知識を活かし火星で生き延びるため食料を育てます。彼の得意分野の知識が大いに発揮される場面です。堆肥の調達や、彼が耕作の環境を整えるまでの過程には目を見張るものがあります。

「最悪の状況」に陥ってしまったら、打開するために自分の得意分野を生かせるか考えてみましょう。技術、知識、アイデアなど、得意な切り口から問題の解決を考えてみると、あなたにとって現実的で効果的な取り組み方が見えてくるかもしれません。

3. 誰かに相談する

映画「オデッセイ」で主人公マークが置かれた状況が恐ろしいのは、他の誰もマークが火星に取り残されていると知らないということです。そこでマークは使えるすべての設備と自分の知識を使ってNASAに連絡を取ろうとします。そして見事交信に成功したマークは、NASAのメンバーから今身近にあるものでよりスムーズに交信できる方法を教わります。

あなたが「最悪の状況」にいる、ということを他の誰かは気づいていますか?もし独りで苦しんでいるなら、誰かに自分がピンチに陥っていていることを相談してみましょう。あなたが解決できないと感じる問題も、他の人が役に立つアドバイスをくれるかもしれません。また、あなたがいる「最悪な状況」がいずれ周囲に影響を及ぼすかもしれません。周囲にできるだけ早く共有し、ひとりで抱え込まないようにしましょう。

4. 相談相手がいない時には独り言を言う

映画「オデッセイ」で、火星に取り残されたマークはNASAとの交信が成功するまでの間の自分の行動を記録として逐一録画していきます。日々の取り組みや成果を、カメラに向かって独り話すのです。

誰も相談できる人がいない状況なら、独り言として考えや作業内容を声に出してみるのも一案です。ある研究結果によると独り言にはポジティブな効果があり、口に出すことで考えを整理できるだけでなく、作業をする際のミスを減らすこともできるのです。また前向きな言葉や自分の気持ちを高める独り言を言えば、感情のコンロトールやより良い成果を生み出すことにもつながります。相談相手がいない時、独りで作業をする場合には、声に出してみるだけでも状況改善に繋がるかもしれません。

「最悪の状況」でも立ち止まらずにモチベーションを上げようとしている時点で、すでに一歩前進です。映画「オデッセイ」は悲壮感が漂ってもおかしくない設定にも関わらず、全体を通じてユーモアと明るい雰囲気に包まれた作品。さらにもう一歩踏み出すために、今のあなたの背中をもうひと押ししてくれるはずです。

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