実は種類がたくさんあるマーケティング!仕事にも生かしたい最新トレンド

著者Indeed キャリアガイド編集部

更新:2022年8月18日

投稿:2022年4月7日

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A person sitting at a cluttered desk in a busy office, using a laptop.

仕事をしているとよく出てくるのが「マーケティング」という言葉です。市場分析や広告戦略をはじめ企業にとっては欠かせない分野であり、興味を持っている人は多いのではないでしょうか。職場でマーケティングの重要性を感じている人もいるでしょう。本記事では、マーケティングの種類やトレンドを紹介します。

「マーケティングの定義」

マーケティングを考えるには、まずそれが何を指しているか知る必要があります。マーケティングとは、企業や組織が顧客のニーズを理解し、それを満たす商品やサービスを提供する市場の総合的活動です。つまり企業が活動を続けるうえでマーケティングは不可欠なものと言えます。

マーケティングの役割と誤解

マーケティングの役割と聞くと、さまざまなツールを使って行う販促活動や広告をイメージしやすいかもしれませんが、それだけではありません。これらはマーケティング業務の一部です。企業活動全般をマーケティングと呼ぶため、マーケティングそのものではなく手法や役割がマーケティングだと誤解されやすいので注意しましょう。

マーケティングの目的

では、マーケティングは何のために行うのでしょうか?マーケティングを行う目的のなかでも代表的なものを3つ紹介します。

認知度向上

消費者に向けて情報を正しく伝え、自社の商品やサービスの認知度を向上させるのがマーケティングの大きな目的です。的確に情報を届けるためにはターゲットを設定し、効果的な施策を実施する必要があります。

潜在顧客の育成

認知度向上のなかで、潜在顧客へのアプローチも可能です。目先の収益を求めるのではなく、長期的なアプローチを取り入れる場合も多くあります。

顧客満足度の維持

既存の顧客の満足度を維持するのもマーケティングの目的の1つです。市場調査を行いながら、顧客が何を求めているかを明確にしたうえで、商品やサービスに反映させていきます。

「マーケティング業務とは」

次は具体的な業務内容を確認しましょう。マーケティング業務は多岐にわたります。

マーケティングの主な仕事内容

マーケティングの基本的な業務を5つに分けて見ていきます。

1.市場調査

商品やサービスを消費者に届けるために、まず必要となるのが市場調査です。競合他社が販売している類似商品の研究も行います。この段階で集めたデータを分析し、商品の開発や企画に生かしていきます。

2.商品開発と改善

商品開発もマーケティングと無関係ではありません。市場調査を基にターゲットやコンセプトを決定していきます。パッケージデザイン1つにしても、どういったものが好まれるか、市場でインパクトを残せるかなど、考える要素は数多くあります。

3.戦略の立案

商品開発と並行して行われる業務ですが、商品をどのように販売していくかの戦略も立てなくてはいけません。ここでよく活用されるのが「STP分析」です。

STPは、Segmentation(市場細分化)、Targeting(ターゲット設定)、Positioning(差別化)を意味します。市場すべてをターゲットにするのではなく細分化し、そのなかで優位にアプローチできる市場を定めるという考え方です。

基礎的なフレームワークなので、マーケティング戦略に興味がある人は押さえておきましょう。

4.マーケティング施策の実行

戦略を立てたら、いよいよマーケティング施策を実行します。定めたターゲットに向けてプロモーションや広告を展開します。市場全体へアプローチする「マスマーケティング」やターゲットを絞った「ターゲットマーケティング」、特定の小さな市場へアプローチする「ニッチマーケティング」などがあります。

5.効果測定

マーケティング施策を行ったあとは、効果測定も欠かせません。実行した施策に対してどれくらい効果があったのかをデータとして収集し、分析します。分析結果から見つかった課題は必要に応じて、商品の改善や戦略の立て直しに反映させていきます。継続したマーケティング業務が、企業の持続的な成長を支えています。

マーケティングの種類

マーケティングは、その規模や方法によって呼び方や考え方が変わります。大きく分けて3つの種類があります。

マスマーケティング

ターゲットを絞らず、大衆に向けて実施するマーケティングです。大量生産、大量販売される商品やサービスに適応され、テレビCM、新聞、雑誌の広告などを利用します。

ダイレクトマーケティング

ターゲットを絞り、顧客と直接コミュニケーションを取りながら行うマーケティングです。ダイレクトメッセージやECサイトでよく見かけるレコメンデーションなどもダイレクトマーケティングに該当します。効果を検証しやすいメリットがあります。

ゲリラマーケティング

マスマーケティングやダイレクトマーケティングより低コストで行えるのがゲリラマーケティングです。見る人が驚くようなアイデアやインパクトで商品をアピールします。中小企業などのスモールビジネスでも行いやすいのが特徴です。

この3つを見てみると、企業の規模や顧客の特徴、販売する場所など、それぞれの状況に応じたマーケティングがあることがわかります。

マーケティングの手法

実際にマーケティングを行う際は、目的によってさまざまなツールを使用します。次は具体的なマーケティング手法を見ていきましょう。商品やサービスの市場でのニーズや消費者の反応を確かめる際によく用いられます。

リアルマーケティング

街頭サンプリングや集客イベントなど、実際にリアルの場で行うマーケティングです。消費者に商品やサービスを体験してもらったり、機能を見てもらえるのが大きなメリットです。イベントに参加した人の口コミやSNSでの発信も期待できますが、当日の天候などによって結果が左右されるリスクもあります。

テレマーケティング

電話を使って顧客に直接アプローチするマーケティングです。コミュニケーションを取ることで顧客と信頼関係を築き、商品の購入を促すのが目的です。遠い場所にいる相手に対してもすぐにアプローチできるのがメリットで、販売促進だけでなくリサーチやカスタマーケアにも使われています。

Webマーケティング

オンラインツールを使用して行うマーケティングをWebマーケティングと呼びます。企業の規模や商品にかかわらず広く取り入れられているマーケティングです。インターネットの普及とともに発展してきたマーケティングの領域で、さらに細かく分類できるため、次の項目で細かくトレンドを見ていきましょう。

注目のマーケティング手法

インターネットが普及して以降、オンラインを活用したマーケティング施策が増えています。ターゲットに合った無駄のない施策を打ち出せるのが特徴です。インターネットを使ったマーケティング施策のなかでもツールの発展とともに注目され、進化した手法を紹介します。

コンテンツマーケティング

消費者の知りたい情報を提供し、企業や商品のファンを増やして購入へつなげる手法です。コンテンツは動画やWebサイト、Web漫画などで、どの媒体を使うかはターゲットや商品によって異なります。

SNSマーケティング

SNSを利用したマーケティングです。一方的に情報を伝えるだけでなく、消費者と双方向でコミュニケーションを取れるのが特徴です。企業や商品がアカウントを取得して情報を発信するほか、影響力のある個人に協力してもらう「インフルエンサーマーケティング」もあります。

動画マーケティング

2021年に発表されたある調査では、各動画媒体の1日の平均的な視聴が多い年代は、テレビ(地上波、BS、CS)は60代が約95%、YouTubeは10代が約98%、動画配信サービスは20代が約70%であることがわかりました。つまり若年層にアプローチするにはテレビは適した媒体でないと言えます。

動画マーケティングは映像を利用して商品の訴求につなげるマーケティングで、YouTubeやTikTokなどで多く実施されています。商品やサービスにアプローチしてもらうために、ターゲットが興味を持つような動画を、適切な媒体で発信します。

O2Oマーケティング

「オンライン トゥ オフライン」の略で、オンラインからオフラインへ、またはオフラインからオンラインへと誘導するマーケティングです。SNS上で特定のハッシュタグを付けた投稿をすると、実店舗でサービスが受けられるキャンペーンなどがこれに当たります。

「目標や目的に合わせて何を取り入れるか考える」

マーケティングの施策も紹介しましたが、大切なのは何のために実施するかです。たとえば、流行しているからO2Oマーケティングを取り入れるのではなく、自社の商品やサービスを魅力的にターゲットに伝えるには、どんな方法が最適かを考えるのが重要です。

また、日々新しい手法やアイデアが生まれているので、従来の方法に固執せず柔軟に考えるのもマーケティングの面白さです。想像力を生かし、消費者と商品の架け橋になりたい人にも向いていると言えるでしょう。

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