男性だって子育てしたい!育休を取りたいと思ったら、やるべき5つのこと

著者Indeed キャリアガイド編集部

更新:2022年5月19日

投稿:2022年4月3日

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積極的に子育てに関わっていきたいと思っても、「男性は育休が取りにくいもの」とあきらめている人も多いのではないでしょうか。

育児・介護休業法の改正によって産後パパ育休(出生時育児休業)が2022年10月に新設されます。男性の育児休業の取得推進に追い風が吹いている今こそ、取得に向けて動き出すチャンスです。

とはいえ、「なんとなく取得しづらい」「職場に迷惑をかけるかもしれない」など、不安も大きいでしょう。不安を解消し、周囲を巻き込んだ準備が実現へとつながる鍵になります。

本記事では、男性のスムーズな育休取得に向けてのポイントをお伝えします。

1. 経験者へのヒアリングやセミナーを活用して情報収集する

業界や企業規模によって差はありますが、女性の81.6%に対して男性の育児休業の取得率は12.65%(2020年度)です。

そもそも、制度があるのになぜ活用されないのでしょうか?育休取得に二の足を踏む理由のひとつに、「不安だから」が挙げられます。育休を取得した場合、自分と周囲にどのような影響があるのかを想像できないから不安を生じ、取得に消極的になっていると考えられます。まずは、不安解消に向けて男性育休の実態を把握しましょう。会社にロールモデルとなる、育休を経験した男性社員はいませんか?取得にあたって何を行ったのか、実際に取得してどうだったのか、話を聞けると具体的にイメージできます。

また、「知らなくて損をした」状況を避けるためにも、育児休業の制度そのものをしっかりと理解しておくのもポイントです。厚生労働省では、男性の育休推進を目的に定期的にオンラインセミナーを実施しています。うまく活用しながら情報収集を行いましょう。

2. 家族と話し合って取得タイミングと期間を決める

家庭によっては父親の長期育休取得を歓迎しないケースもあります。まずはパートナーや家族と話し合って、どのタイミングでどれくらいの期間取得するのかを決めましょう。

ちなみに、2022年10月に新設される制度産後パパ育休(出生時育児休業)によって、出生後8週間以内に4週間まで育休が取得できるだけでなく、2回までの分割取得も可能になります。そのため、出生後すぐの取得にプラスしたかたちで、パートナーが復職するタイミングなどに分割して取れるようになります。「産後にしっかり取るのか」「分割して取得するのか」など、パートナーの希望と自分の希望をすり合わせ、それぞれのパターンで考えられるメリットとデメリットを考慮して取得タイミングと期間を決めましょう。

3. チームへは早めに育休取得を宣言する

育休の取得タイミングと期間を決めたら、ともに働くチームメンバーや上司になるべく早めに伝えましょう。自分だけでなく、周囲もあなたが抜ける心づもりが必要です。周囲の理解や協力に甘んじるのではなく、育休にスムーズに入れる空気と体制を自らつくっていきましょう。

育休取得に対して周囲から理解を得るには、普段のコミュニケーションがカギになります。日頃からチームメンバーを助ける姿勢を持つ、感謝の気持ちを伝えるなど、信頼関係を築く働き方を心がけましょう。

4. 職場でも家庭でも率先して引き継ぎを始める

スムーズに育休に入るために、育休取得宣言後すぐに引き継ぎ計画を立てましょう。代替要員を確保するのか、チームメンバーが負うのか、あなたの穴をどのように埋めるのかを上司に確認してください。もし属人化している業務があるなら、可視化したドキュメントを作成しておきましょう。自分の不在時に問題が発生しそうな業務を可能な限り洗い出し、解決策を準備しておくとさらに安心です。「復帰後どのように働きたいか」を、上司に伝えておくのも忘れないようにしてください。

そして大切なのは、家庭でも引き継ぎを行うことです。育休中、普段パートナーが行っている家事を担うなら手順や段取りを聞いておきましょう。

5. 状況をオープンにして、自分がロールモデルになる

そもそも、育休取得を希望しない男性も多く存在します。内閣府の調査によると「職場に迷惑をかけたくない」「職場が取得を認めない雰囲気」が主な理由だと言います。

職場で自身のプライベートを発信するのに、なかには抵抗がある人もいるでしょう。しかし、育休に向けての動きをオープンにすることによって、悩んでいる男性社員の背中を押すかもしれません。また、復帰後も育児の状況をオープンにしていると、周囲もサポートがしやすくなります。理解者や支援者を増やしていきましょう。

乳児期の積極的な関わりは父子の愛着形成に影響すると言われています。せっかくなら、これから育休取得する男性社員のロールモデルを目指してみてはいかがでしょうか。

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