レジリエンス研修でストレスに強い心を育てる!ビジネスに必要とされる背景を解説

著者Indeed キャリアガイド編集部

投稿:2022年3月7日

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レジリエンス研修 イメージ

現代では仕事でのストレスが原因で、休職や退職などの状況に陥ってしまう従業員も少なくありません。

ストレスへの耐久性を高め、ポジティブな気持ちをもつうえで重要なのが、「レジリエンス」です。

近年、レジリエンスは企業の研修などにも取り入れられるようになり、注目を集めています。

本記事では、レジリエンスとはどのような概念か、ビジネスの場での重要性、レジリエンスを高める研修の実施方法などを解説します。

レジリエンスとは

レジリエンス(resilience)とは、元々「回復力」「適応力」「しなやかさ」の意味を持つ言葉です。

そこから転じて、「プレッシャーのかかる時」「逆境にさらされている時」「新たな挑戦を行う時」などストレスを感じる場面でも困難を乗り越えられるような、「しなやかで折れない心の強さ」を表します。

従業員一人一人のレジリエンスの向上は、企業全体にとってもメリットがあります。

なぜビジネスの場でレジリエンスが必要なのか?

ビジネスでレジリエンスが必要な理由は、大きく2つ挙げられます。

1つは、環境の変化に迅速に対応するためにレジリエンスが大きな役割を果たすためです。

近年では技術のめざましい進歩により、市場の環境や動向は目まぐるしく変化しています。またグローバル化も進み、これまでとは異なる環境に対応しなければならないケースも多くなりました。

このような状況下で、変化に伴うストレスや負荷がかかるため、レジリエンスが大きな役割を担います。

そしてもう1つは、従業員のメンタルヘルスの不調を予防するためです。

従業員がストレスや負荷のかかりやすい状況で働き続けた場合、それが原因で心身の健康を崩してしまう可能性も高くなるでしょう。

心の病気によって休職や退職に追い込まれてしまうのは、本人にとっても企業にとっても大きな損失です。

従業員のメンタルヘルスのケアにもレジリエンスは重要です。

レジリエンスを高める研修

従業員のレジリエンスを高める方法の1つに、研修の実施が挙げられます。

研修内容

レジリエンスの研修は、主に次の3つのステップで実施されます。

  1. 感情のコントロールを身につける

  2. 自信、信頼の獲得

  3. 体験からの教訓を得る

講義を通じて考え方を学び、診断やワークで自己と向き合ったり、ネガティブな感情の解消方法を実践したりします。

実施方法

実施方法は、大きく以下のようなパターンに分けられます。

  • 社内で実施する

  • 講師を招く

  • 外部の講座、セミナーを受講する

それぞれの方法を説明します。

社内で実施する

レジリエンス研修ができる講師を社内で養成すれば、社内でいつでも研修の実施が可能です。

また、外部の講師に依頼して研修を行う場合よりも、研修後のアフターフォローなどをきめ細かく行えます。

講師が社内にいるため、研修の日程、参加人数、場所などの自由度が高い点がメリットです。

講師を招く

レジリエンス研修を専門に行っている外部講師を招き、研修を行ってもらう方法もあります。

この方法で研修を行う場合は、自社内で講師を育成する手間がなく、内容を自社に沿ったものにカスタマイズしてもらえる場合もあります。

内容や参加人数次第では、従業員一人あたりの研修費用を比較的安価に抑えられる可能性もあるでしょう。

外部の講座、セミナーを受講する

レジリエンスに関する講座やセミナーは、さまざまなところで開催されています。そのため、外部で行われる講座に従業員を参加させるのも良いでしょう。

あらかじめ内容が提示されている外部の講座やセミナーなら、その内容に合わせて受講が必要な従業員のみ参加させることも可能です。

また、個別の企業向けにカスタマイズされたものではなく、対象が幅広い場合は、参加費用を抑えられるのもメリットです。

レジリエンスが必要とされる職種や役職

どのような状況でも一定のパフォーマンスを発揮できるようにする観点では、レジリエンスはすべての人に必要とされる能力です。

特にレジリエンスが必要とされる職種や役職は、以下などが挙げられます。

  • リーダーや管理職

  • マーケティング職

  • 看護や介護職

リーダーや管理職は、重要な決断を迫られる場面も多く、ストレスやプレッシャーを抱えやすい傾向があります。その状況下でもパフォーマンスを落とさないためには、高いレジリエンスの維持が重要です。

また、マーケティング職は変化し続ける市場と向き合う姿勢が求められます。変化に対して適切に対応するためにも、レジリエンスは重要な役割を果たすでしょう。

看護や介護職は人と関わり精神的に配慮が必要な仕事を行うため、ストレスを溜めてしまう場合もあります。レジリエンスが身に付いていると、心身ともに健康な状態で仕事を続けやすくなります。

特に「変化が激しい」「ストレスやプレッシャーを抱えやすい」などの要素を満たす職種や役職であれば、レジリエンスを身に付けておくことが望ましいでしょう。

また、離職率を低下させるために、入社したばかりの新入社員に向けてレジリエンス研修を行うのも有効です。

従業員と企業の双方にとって重要なレジリエンス

従業員のレジリエンスが高まると、環境の変化に対応しやすくなる、メンタルヘルスの不調を予防できるなどの効果が期待できます。

レジリエンス向上により、状況の変化やストレスへの耐久性が身に付き、心身ともに健康に仕事を継続しやすくなるため、従業員本人、また企業にとって大きなメリットとなります。

ぜひ職場にレジリエンス研修を取り入れてみてはいかがでしょうか。

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