春のオフィスカジュアル・仕事服|おすすめアイテム
著者Indeed キャリアガイド編集部
投稿:2021年9月10日
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「春からオフィスで仕事をするから、おしゃれなオフィスカジュアルに挑戦したい」と考えている人もいるのではないでしょうか。
オフィスカジュアルのポイントを押さえることで、仕事服をおしゃれに着こなすことができます。本記事では、春のオフィスカジュアルのポイントやおすすめアイテムを紹介します。
オフィスカジュアルとは
「オフィスカジュアル」とは、スーツよりはラフでありながら、お客様の対応をする時にも失礼にあたらない、ビジネスパーソンとしてモラルのある服装です。しかし、実際にどんな服装なのかイメージがつきづらいかもしれません。
実はオフィスカジュアルには明確な定義がなく、会社の雰囲気や業種による暗黙のルールもあり、良い悪いという基準が曖昧です。
そのため、オフィスカジュアル初心者は、どんな会社でもマッチするような無難なアイテムやポイントを押さえておくのが良いでしょう。
オフィスカジュアルの3つのポイント
まずは、オフィスカジュアルで押さえておきたい3つのポイントです。
カジュアルな印象を与えすぎない素材や形
同じ形でも素材が違うだけで、印象がガラリと変わります。女性の場合だとトップスにポリエステルやレーヨンなど化学繊維を使用した素材を持ってくると、清楚で柔らかな印象を与えることができます。
オフィスカジュアルで好ましくない素材は、デニムやリネンです。これらはシワもつきやすく、カジュアルすぎる印象を与えてしまいます。最近は、ルーズなシルエットのファッションが男女ともに流行っていますが、オフィスカジュアルにおいてはルーズすぎるシルエットは好ましくありません。
トップスがフワッとしているならタイトなボトムスでバランスを取ったり、ウエストをベルトで締め、くびれを作ってメリハリをつけるようにしましょう。
色や柄はシンプルイズベスト
色や柄は合わせやすいものを選びましょう。
ビビッドすぎる色調はあまりふさわしくないので、無彩色とベージュ系、淡くて優しいカラーを選びましょう。柄ものはシンプルなものがベストです。細いストライプ柄や、小花柄など控えめなものが望ましいです。
スカートやパンツは短すぎないものを
スカートやパンツは丈感が重要です。
女性のスカートは短すぎないものが良く、理想的なのはひざが隠れるくらい、もしくはそれより少し長めのものです。マキシ丈のように、引きずりそうなほど長いスカートもふさわしくありません。
男性の場合は基本的にはフルレングスのパンツが望ましいですが、足首が少し見えるくらいの丈のものも抜け感が出てスマートな印象を与えます。ハーフパンツはもちろんNGです。
【女性編】春のオフィスカジュアルに必須なアイテム
押さえるポイントがわかったところで、次は持っておきたいアイテムを具体的に見ていきましょう。
白のブラウスやシャツ
白のブラウスやシャツはラフなシルエットでもフォーマル感が出るので、1枚は必ず持っておきたいアイテムです。
コットン素材の襟付きボタンダウンシャツなら、スーツスタイルでも活躍します。ブラウスはシフォン素材のものだと爽やかで春らしい印象が出ますし、柔らかい素材で女性らしさも演出できます。白の洋服は、透けるとだらしない印象になってしまうので、インナーの色はベージュや白系を選びましょう。
シンプルなワンピース
上下のコーディネートの手間を省けるシンプルなワンピースは、オフィスカジュアル初心者の強い味方です。明るい色味で柔らかな素材を選ぶのが良いでしょう。
シルエットはタイト過ぎると身体のラインが出すぎてしまうので、ふんわりしたものを選びましょう。ウエストを搾れるベルトやリボンが付いているものだと、すっきりとした印象になり、ジャケットにも合わせやすいです。
カーディガン
冬は防寒、夏は日焼けと冷房対策に、持っていると何かと重宝するのがカーディガンです。
ワントーンで変わり映えの無いコーディネートのなかに明るい色のカーディガンをアクセントとして追加するだけで、おしゃれ度がグンとアップします。
ニットはゲージ(網目のサイズ)によって印象ががらりと変わり、ローゲージだと緩い印象になってしまいます。オフィスで使うカーディガンならハイゲージニットを選びましょう。
センタープレスパンツ
センタープレスパンツは1枚と言わず色違いで数着持っておきたいアイテムです。色や柄で迷った時は、どんな色のトップスにも合わせやすい黒や白などの無彩色やベージュ系の無地のものを選んでおきましょう。
センタープレスパンツは単体でフォーマル感が出るので、ジャケットスタイルとの相性も抜群です。コーディネートのコツが掴めるようになってきたら、こなれ感を演出できるチェック柄もおすすめです。
シンプルなパンプス
靴は何にでも合わせられるシンプルなパンプスが必須です。色は黒とベージュが1足ずつあれば、問題無いでしょう。
ヒールの高さは5cmくらいが、足がきれいに見えて、なおかつ歩きやすいです。つま先はクラシックな印象を与えるスクエアトゥか、キリッとした印象を与えるポインテッドトゥがおすすめです。ラウンドトゥはカジュアルで可愛すぎる印象になりますので、避けておいた方が良いでしょう。
ジャケット
急な来客対応時に重宝するジャケットも、1枚は必ず持っておきましょう。
就活時に使っていたスーツのジャケットのようなテーラードジャケットも良いですが、ノーカラー(襟の無い)ジャケットも女性らしさがグッと引き立つアイテムです。
【男性編】春のオフィスカジュアルに必須なアイテム
次に男性のオフィスカジュアル必須アイテムをご紹介していきます。
オンオフ兼用シャツ
オンオフ兼用で使えるシャツなら、オックスフォードシャツがおすすめです。カジュアルな雰囲気が強いシャツですが、ジャケットを合わせれば、きちんと感が出て様になります。
春先は、なかにTシャツを着て羽織として使用できるのもカジュアルなオックスフォードシャツの強みです。
セーター
防寒具としてシャツの上から着るセーターはハイゲージのVネックがおすすめです。クルーネックは少しカジュアルな印象を与えてしまううえに、シャツの上から着た時にネクタイが見えず、野暮ったい印象になります。
無地で黒やグレー、ネイビーといった暗めの色を選べば、上からジャケットを着ても様になります。
カーディガン
セーターと同様に1枚持っておくと便利なのがカーディガンです。こちらもハイゲージのVネックがお約束ですが、ボタンを開けて着ることもできるので、セーターに比べて明るめの色にも挑戦しやすいアイテムです。
アーガイル柄など、トラッドな雰囲気を演出できる柄もおしゃれ度が高くておすすめです。
テーパードパンツ
テーパードパンツは、ストレートパンツに比べてシルエットが美しく、足が長く見える効果があります。パンツの形選びで迷ったら、テーパードパンツを選んでおけば間違いありません。
また、太ももの辺りがそれほど細く作られていないので、動きやすいのもポイントです。
テーラードジャケット
テーラードジャケットが1枚あれば、インナーはカットソーでもシャツでも、ボトムはチノパンでもデニムでも、なんでもOKと言っても過言ではないほどの必須アイテムです。
色は黒やネイビーなどが何にでも合わせやすくて落ち着いた印象を与えます。
足先が丸めの革靴
スーツに合わせる靴はつま先が細くなっているものが多いのですが、オフィスカジュアルにはあまり合いません。少し足先が丸めの革靴も1足用意しておきましょう。
レースアップシューズではなくローファーのようなデザインのものも、おしゃれな雰囲気が出せておすすめです。
まとめ
会社ごとにルールが違い、正解のないオフィスカジュアルですが、押さえておくべきポイントやおしゃれに見える法則がわかれば、不安は解消されるでしょう。
ただし、はじめはどうすればおしゃれなのか、コーディネートが合っているのかもよくわからないでしょう。まずは、アパレルショップの店員に相談してみたり、雑誌のコーディネートを真似するところから始めてみるのはいかがでしょうか。
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