作詞家デビューをきっかけに転職を決意!副業NGの会社と交渉を行ない、本業との両立を実現

著者Indeed キャリアガイド編集部

投稿:2022年6月14日

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ギターが置かれている部屋

作詞家としてメジャーデビューしたことをきっかけに、副業OKな会社に転職した昆さん。もともとは原則禁止ではあったものの、誠意をもって交渉したことで認めてもらえたのだとか。

以前より身近になったとはいえど、まだまだハードルもある副業ですが、どのように交渉したのでしょうか。

そのポイントや転職を成功させるコツをお聞きしました。

プロフィール
昆さん(仮名)37歳女性
大卒でWEB広告関連の企業に就職。趣味で作詞スクールに通い、メジャーデビューを契機に副業OKな会社に転職。以降3回の転職を経験し、WEBメディア支援という本業の傍ら、J-POPやK-POPアーティストの作詞を手がける。

前例は自分がつくる!交渉次第で理想の職場に

パソコンを操作しているイメージ画像

――これまでのキャリアを簡単に教えてください。

昆さん:現在勤めている会社を含め、4社のWEB広告関連の企業を経験しています。

1社目は6年、2社目は2年、3社目は2年勤務し、今の4社目は4年目を迎えます。

さまざまな取引先と関わり、スピード感のあるこの業界が自分に合っていて、業種を変えずにキャリアを積んできました。

――転職した背景についてお聞かせいただけますか?

昆さん:もともと物を書くのが好きで、1社目の頃から作詞の学校に通っており、2社目のときにメジャーデビューすることになったんです。

その会社では副業が原則禁止だったので、転職せざるを得なかったという状況でした。

時代的にも副業をしたいと相談できるような空気感ではありませんでしたね。

――才能がおありだったということですね。ちなみにどのような作詞を手がけているんですか?

昆さん:J-POPやK-POPで、インディーズからメジャーなアーティストの曲の作詞をしています。作詞講座で、生徒さんに教えることもあります。

――3社目はもともと副業OKな会社だったのですか?

昆さん:いえ、原則NGでした。そのため、面接時に会社に不利益をもたらさないこと、本業に悪い影響を与えないことを説明しました。

私としては副業にどこか後ろめたい気持ちがあったのですが、交渉を続けるうちに逆にスキルとして受け止めてもらえて、最終的に認められました。

――誠実な想いが伝わったのですね。ちなみにその会社を選んだ理由は?

昆さん:1社目でご一緒した先輩から誘われたのがきっかけです。

副業をしたいならきちんと相談すべきとアドバイスされたり、背中を押されたのも大きいですね。

――人生のターニングポイントだったということですね。とはいえ、副業の交渉は気が引けたところもあったのでは?

昆さん:そうですね。念のため、先輩から一報入れてもらってはいたものの、当時は副業がそれほど浸透していなかったので、やはり言いづらいところはありました。

“人とのつながり”がキャリアを開く

――3社目から現在の会社に転職された理由は?

昆さん:外資系の会社だったのですが、親会社の買収によって、入社時とは社風も人もガラリと変わってしまいました。

居心地がだんだん悪くなり始めた頃に、先ほどの先輩に今の会社をすすめられて。

これが転職した1番のきっかけですね。

――ご縁に恵まれているということですね。現在の会社でも副業の交渉はしたのですか? 

昆さん:面接時に相談しました。前例がないから当初はNGと言われたのですが、副業で学んだことを還元したいという想いなどを理解していただき、副業第1号として入社しました。

入社にあたっては、副業に費やす時間や収入などを書面に書き、提出しました。

具体的な副業内容も書いたのですが、会社の事業と競合してないこともクリアになった要因の一つだと思っています。

――4社ともWEB広告関連の企業とのことですが、職種は?

昆さん:すべて営業です。広告によるWEBメディア支援をしています。

会社によって扱う商品は異なりますが、行なう仕事はほぼ変わっていません。

――会社選びで意識したポイントを教えてください。

昆さん:業種を変えず、過去の経験をきちんと活かせることですね。

また、私にとっては社風も大事なポイントで、正直、会社の知名度や売上、仕事内容より重視していたように思います。

今の会社は1社目時代の取引先でもあり、ある程度雰囲気がわかっていたので、安心して入社できました。

紹介してくれた先輩がいたのも心強かったですね。

――知り合いがいるといないのとでは、全然違うということですね。

昆さん:そうですね。知り合いの知り合いでもいいので何とか探して、社風を聞ける環境をつくっておくのも一つの手だと思います。

――現在の会社の良いところを教えてください。

昆さん:何よりも働きやすいことですね。年齢層が幅広く、男女比も同じくらいですが、みんなが一丸となり目標に向かって頑張るという社風が気に入っています。

居心地もとてもいいです。

――風通しが良い職場なのですね。転職後、求めていたものは得られたと感じますか?

昆さん:もちろんです。副業をさせていただきつつ、今までのスキルを活かしてキャリアも積めているので、望んでいたものは十分得られました。

また、副業は悪いことではなく、むしろ本業に活かせば良いと気付けたのも大切な学びです。

――今の会社では、他に副業をしている社員の方はいるのでしょうか?

昆さん:1人いると聞きます。今後、もっと増えてくるのではと思います。

自分が心から納得できることが転職の成功のカギ

外で両手を上げて開放的なイメージ画像

――転職してよかった点をひと言で言うと?

昆さん:副業をするとなると、正社員として働くのは諦めなければいけない…とも考えていたので、そこを切り開けたのはよかったところですね。

会社には感謝の言葉しかありません。

――副業を目指す人にアドバイスをお願いします。

昆さん:何事も最初から諦めないでほしいです。採用条件に副業NGとあったとしても、本当にやりたいことがあれば交渉するなど、チャレンジはしてほしいと思います。

私のように周りの状況が変わったり、手を差し伸べてくれる人がいるかもしれません。

――最後に転職を迷っている方へ、メッセージをお願いします。

昆さん:“なんとなく”今の会社が嫌だとか、“なんとなく”他の会社に行きたいという理由で転職するのはあまりおすすめできませんね。

自分が一番納得するかたちで進めるのが転職の成功のカギではないでしょうか。

副業もそうですけれど、前例がないのであれば「自分が前例をつくる」という気持ちでチャレンジし、躊躇せず会社に相談してほしいと思います。

――本日は貴重なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました!今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます。

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