働き方改革のメリットは?空いた時間のおすすめの使い方も紹介

著者Indeed キャリアガイド編集部

投稿:2022年7月25日

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仕事をする男性

多くの会社で働き方改革が注目を集めているなか、勤めている会社でも働き方の変化があり、労働時間やライフスタイルへの影響を実感している人もいるでしょう。

働き方改革が行われると一般的には労働時間が短くなり、個人が使える時間が増加しますが、実際にどのような恩恵が得られるのでしょうか。

本記事では働き方改革のメリットとデメリットに加え、空いた時間の有効活用法も紹介しますので、参考にしてください。

働き方改革のメリット

働き方改革とは、政府が「一億総活躍社会」のキャッチフレーズのもと、女性や高齢者の職場進出や個人のニーズに合わせた働き方を推進する意図で開始した施策です。ワークライフバランスを見直す目的があり、従業員はさまざまなメリットを享受できます。

長時間労働を避けることで、心身に不調を来たすリスクを減らせる

日本では労働基準法で1日の労働時間は8時間、1週間で40時間と定められていますが、規定の時間を超えて残業をする場合があり、長時間労働が問題視されていました。

厚生労働省「過重労働による健康障害を防ぐために」*¹によると月100時間超または、2〜6か月平均で月80時間を超える時間外労働があると健康障害のリスクが高まるとされています。

働き方改革では長時間労働による健康障害のリスクを低下させるために、さまざまな施策が行われており、その一環として年次有給休暇を最低でも年5日は取得するように義務付けられました*²。これにより心身ともに休める時間は増加するでしょう。

*¹出典:厚生労働省 「過重労働による健康障害を防ぐために」 1ページ
*²出典:厚生労働省 「年5日の年次有給休暇の確実な取得 わかりやすい解説」 5ページ「2.年5日の年次有給休暇の確実な取得(2019年4月〜)point 2 年5日の時季指定義務」

プライベートが充実し、仕事のパフォーマンス向上につながる

労働時間が減少すれば、その分プライベートの時間が増加します。平日に家族と過ごす時間を増やせるだけでなく、自らの趣味に費やしたり、入浴や睡眠などで疲れを取ったりといったこともしやすくなるでしょう。

また、プライベートの時間が増加しストレスが減ると、仕事の際にも集中力が上がり、生産性が向上する効果も期待できます。

雇用形態ごとの待遇差を改善でき、多様な働き方を選択しやすくなる

日本では非正規雇用にも関わらず正社員と同じ仕事内容を求められることがあり、給料などの格差が問題視されてきました。そこで働き方改革の一環として同一労働同一賃金が導入され、雇用形態による格差の是正が行われています。

同一労働同一賃金の導入により、非正規雇用として働きながら独立を目指して事業を開始するといった選択肢も取りやすくなるでしょう。

働き方改革のデメリット

働き方改革で労働時間が短くなるとメリットだけではなく、以下のようなデメリットも生じます。

給料が下がる可能性がある

これまで残業手当を受け取っていた人は働き方改革により残業がなくなれば、人によっては手取りの給料が大幅に減少することも考えられ、その場合はこれまでの生活やお金の使い方を見直す必要も出てくるでしょう。

対策としては、副業を始めたり、スキルアップのために勉強して社内昇進や転職を目指すなどが考えられます。

限られた時間で従来の業務を終わらせる必要がある

労働時間が短くなったとしても、それに比例して業務量が減るとは限りません。そのため、短時間で業務を終わらせるために生産性を高めるだけでなく、スケジュール管理を徹底する必要があります。

また、時間内に仕事が終わらなければ昼休み返上で仕事をしたり、自宅に仕事を持ち帰らなければならない状況に陥るリスクもあります。

どうしても時間内に仕事が終わらないのであれば会社に相談し、業務量を調整してもらうなど対策を立てましょう。

働き方改革によってできた時間の有効活用法

労働時間の減少によってできた時間の使い方は人それぞれです。給料が減った人は収入を増やすために時間を費やしてもいいですし、新しいことを始めたい人は趣味を増やすのもおすすめです。自分なりに時間を有効活用しましょう。

スキルアップのため資格取得の勉強をする

会社の業務に関係する資格を取得すれば、昇進により給料の増加が期待できます。また、転職や独立開業したいと考えている人は、将来的に生かせそうな資格を取得しておくのもおすすめです。

以下は、実用的な資格の具体例です。

  • ファイナンシャルプランナー

  • 日商簿記

  • 宅地建物取引士

いずれも転職先でも生かせる可能性があるので、資格を取得しておいて損はないでしょう。

新しい趣味を始める

「せっかく時間ができたのだから新しく楽しめる趣味を見つけたい」という人もいるでしょう。仕事終わりに取り組める趣味があれば知見が広がるだけでなく、新たな交友関係も築けるかもしれません。

以下は、仕事終わりでも取り組める趣味の一例です。

  • 英会話

  • ジョギング

  • スポーツ観戦

  • 料理

  • DIY

  • ボルダリング

副業を始める

近年は副業を許可する会社も出てきています。以下は副業の代表例です。

  • 宅配

  • 運転代行

  • プログラミング

  • 動画編集

  • ライティング

減少した給料を補填するためすぐに稼げる副業がしたい場合は、宅配や運転代行といった副業が有力な選択肢になります。

また、パソコン1台で副業に取り組みたい人はプログラミングや動画編集、ライティングがおすすめです。いずれも技術の習得に時間は要しますが、軌道に乗れば本業を超える収入を得られる可能性もあります。

ただし、副業が禁止されている会社も少なくないので、副業を開始する前にまずは就業規則を確認しましょう。

これまで興味を持ちつつも時間がなくてなかなか取り組めなかったものがあれば、積極的にチャレンジしてみましょう。

まとめ

働き方改革には労働時間の減少に伴い、自分の時間が増えるメリットがあります。家族や友人と過ごす時間や、ゆっくり身体を休める時間もこれまで以上に増加するでしょう。

また、時間を有効活用するために、副業や資格取得、新たな趣味などに挑戦するのもおすすめです。新しい挑戦に積極的に取り組むことで充実した生活が送れます。

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