入社1年目のリアルな1日のタイムスケジュールは?営業職の働き方を紹介

著者Indeed キャリアガイド編集部

投稿:2022年10月2日

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就職活動を終えいよいよ社会に出る人のなかには、社会人1年目の生活がどのようなものなのか、なかなかイメージできない人もいるのではないでしょうか。

本記事では、入社1年目の営業職にフォーカスし、大まかな働き方や1日のスケジュールを紹介します。また、新人営業パーソンに必要な心構えも解説します。

新卒入社後の基本的な流れ

入社式を終えた新人が、最初に取り組むのが「新人研修」です。ただし、どのような研修を受けるかは企業によって異なります。

研修に力を入れている企業では配属前にビジネスマナーをしっかりと学べるよう時間をかけて教育します。大企業では新入社員を本社や研修施設に集めて、数か月かけて丁寧な研修を実施することも珍しくありません。

社会人としてのマナーが身に付き、配属後にビジネスマナーの面で大きな失敗をしないことはメリットですが、1年目はなかなか責任ある仕事を任せてもらえないこともあります。

中小企業では配属先が決定したあとに所属先で研修を行うことが多く、短期間の研修のあといきなり実践的な業務を任されることも少なくありません。

プレッシャーを感じる人もいるでしょうが、成長のチャンスととらえましょう。わからないことはどんどん先輩社員や上司に聞いて仕事を進める積極性も大切です。

営業職の働き方

営業職は、個人を対象にした「個人営業」、法人を対象にした「法人営業」に大きく分かれます。

さらに、ルート営業や新規開拓営業、カウンターセールス、インサイドセールスなど営業手法によってもさまざまな種類に分かれ、海外営業、医薬営業(MR)など特殊な営業職もあります。

しかし、いずれも自社の商品やサービスを対象者に提案し、購入してもらう仕事であるという、営業の基本は変わりません。

営業職は多くの場合、9:00~18:00の日勤で勤務しています。営業訪問のスケジュールは顧客に合わせるのが基本で、顧客先への直行、商談終了後の直帰が認められていたり、フレックスタイム制を採用していたりします。そのため、営業職は勤務体系が柔軟な会社が多くあります。

営業職は1日の多くの時間を社外で過ごしますが、外回りの業務の他にも、書類の作成や営業報告などの社内の事務処理、営業電話、会議など社内で行う業務もあります。

営業職の最優先業務はあくまで取引先企業や顧客への営業訪問で、事務処理は営業活動を終えたあとに行うため、要領を得ないうちは残業になりやすくなります。

なお、近年は新型コロナウイルス感染症対策のため、オンラインによる商談が増えており、社内で仕事をする営業職も増えています。また、営業職でも在宅でリモートワークを行うケースもあります。

不動産関連企業勤務 個人営業の1日

ここからは、より具体的に営業職に配属された社会人1年目の1日の仕事内容を見ていきましょう。例として、不動産関連会社に勤務する個人営業職のタイムスケジュールを紹介します。

8:45 出社
9:00 朝会 1日の行動予定をチームで共有
9:15 メールチェック

10:00 テレアポ&反響営業
自社の新築マンションについて見込み客に電話で新規開拓営業
広告やチラシを見て問い合わせてきた人への対応

12:30 ランチ

13:30 見込み客宅へ営業訪問①
事前にアポイントを取っていた見込み客宅へ先輩社員と訪問し、商談

15:00 見込み客宅へ営業訪問➁
問い合わせのあった見込み客宅へ先輩社員と訪問し、詳細の説明

17:00 帰社 
17:15 夕会 1日の行動実績をチームや上長に報告
17:30 事務作業、報告書作成
18:30 退社

IT関連企業勤務 法人営業の1日

次に、IT関連企業に勤務する法人営業職の1日のタイムスケジュールを紹介します。

9:00 出社 朝会
9:15 社内ミーティング、提案資料の作成

10:30 営業訪問①
クライアントの事業所へ訪問 機材設置フォローなど

12:00 ランチ

13:30 営業訪問➁
新規開拓候補の企業に初訪問
15:00 上長に新規開拓状況の途中報告

16:00 商談のための訪問
先輩社員のアシスタントとして古くからの顧客との商談に同行

18:00 帰社
1日の営業報告書作成
翌日の営業準備

18:30 退社

1年目は社会人としての基礎を学ぶ期間

営業職は目標を達成して初めてその役割を果たすわけですが、企業側が新人に求めているのは、必ずしも“結果”ではありません。

リクルートマネジメントソリューションズが行った「新卒入社1年目オンボーディング実態調査」によると、入社1年目の期待役割レベルは「与えられた仕事について、上司や先輩の指示のもとにきちんとこなせるようになること」が最多でした。

次に「社会人としての基本的なマナーや規律を身につけ、会社や職場に慣れること」、「与えられた仕事について責任をもち、自ら周囲の協力を引き出しながらやりきれるようになること」が続きます。

入社1年目は社会人としての基礎を学ぶ期間であり、学ぶ姿勢が何よりも大切です。2年目以降、営業職として飛躍するためにも、下記のような心構えで有意義な1年間を過ごしましょう。

  • 社会人になったという自覚をもつ

1年目はわからないことも多い時期ですが、新人のポジションに甘えず常に学ぶ姿勢を持ちましょう。

  • 頼まれたことはやりきる

自分にとって難しい仕事でも、割り振られた仕事は精一杯やり切る姿勢で挑みましょう。

  • 「報連相(ホウレンソウ)」を徹底する

上司への報告、連絡、相談を常に心がけて行動しましょう。

  • わかったふりをせず、知らないことは教えてもらう

わからないことは常に聞く謙虚な姿勢が何よりも大切です。

  • 謙虚になる

経験がある仕事だからと謙虚さを失うと思わぬ失敗につながるケースもあるので、謙虚さを失わないようにしましょう。

  • やりたくない仕事でも学びの姿勢でチャレンジする

苦手意識のある仕事でも、前向きに取り組むことでさまざまな学びを得られます。

  • 1人で抱え込まず先輩や上司に頼れることは素直に頼る

新人は何でも引き受けなければならないと思い込まずに、手に余ることは先輩や上司に相談して一緒に進める姿勢も必要です。

なお、営業職は常にお客様と接する職種です。入社1年目の社員であっても、顧客や取引先にとっては会社を代表する存在なので、自分の言動一つ一つが会社の印象に直結すると考えて行動しましょう。

特に、会社対会社のビジネスを行う法人営業職では、自分は会社を代表して営業活動を行なっているという自覚が大切です。  

まとめ

営業職といえば外回りのイメージがありますが、コロナ禍ではオンライン商談が増えました。感染症対策の徹底で飛び込み営業は減り、電話やオンラインミーティングでアポイントを取ってから営業訪問するなど、営業スタイルや働き方にも変化が見られます。

入社1年目の新人でも、営業職は現場に出れば会社の代表としての自覚と振る舞いが求められます。新人のうちに社会人としての基礎をしっかり学び、結果が残せる営業パーソンへと成長しましょう。


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