【個人でも職場でできるSDGs|目標10】外国籍社員と円滑にコミュニケーションをとるTips

著者Indeed キャリアガイド編集部

投稿:2022年4月14日

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外国籍社員と円滑にコミュニケーションをとるイメージ

グローバル化が進む今、職場に外国籍の上司や同僚がいるのは当たり前になりつつあります。今後ますます、一緒に働く機会は増えていくでしょう。

外国籍社員と互いに気持ちよく働くためには、価値観や文化の違いを理解して多様性を受け入れる姿勢が必要です。

最近では、ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)やダイバーシティマネジメントなどSDGsの文脈で語られることが多くなりました。多種多様な価値観や考え方を受け入れる姿勢はSDGsへの貢献にもつながるからです。

本記事では、多様性を尊重した職場づくりに向けて、個人でできる取り組みをお伝えします。

外国籍社員が力を発揮できる環境づくりがSDGs貢献につながる

日本で働く外国人労働者は年々増加傾向にありながら、職場で不利益を被る外国人は少なくありません。雇用するだけでなく、職場で本来の能力を存分に発揮してもらうためには、職場の日本人メンバーたちとの円滑なコミュニケーションが欠かせません。

外国籍社員が日本人社員と平等に働ける職場づくりは、SDGsの17の目標のうち10の「人や国の不平等をなくそう」に当てはまります。そのための取り組みは、SDGsが掲げる「誰一人取り残さない」世界の実現への第一歩です。

持続可能で多様性のある社会に向けて、身近な外国籍社員への接し方を見直してみましょう。

外国籍社員とのコミュニケーションを円滑にする取り組み

外国籍社員が職場で取り残されないように、できるところから少しずつ取り組んでみましょう。

ダイバーシティ&インクルージョンを学ぶ

まずは、多様な価値観を受け入れる意識を持たなくてはいけません。人種や性別、価値観、嗜好などさまざまな違いを理解して認め合う、ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)の考え方を学びましょう。

人材育成の場で研修を行っている企業もありますが、個人でもオンラインツールやプラットフォームを活用して学べます。オンラインの講座や研修、参加型ワークショップなど自身の学びやすい方法でダイバーシティ&インクルージョンの概念や他社の取り組み事例を知り、具体的なアクションを考えていきましょう。

得た知見はミーティングの場や社内SNSを活用して、チームメンバーに共有していくことをおすすめします。

わかりやすい日本語でゆっくりと話す

文化や価値観の違いを理解できても、日々のコミュニケーションや対話のなかで言語の壁にぶつかるときがあります。日本語の細かなニュアンスが伝わらず、誤解や行き違いが生じた経験がある人も多いと思います。

ミスコミュニケーションを避けるために、わかりやすい日本語を使ってゆっくりと話すようにしましょう。「いいです」「大丈夫です」「少し多めに」「ちょっとだけ」などの曖昧な言葉は避けて、結論を最初にはっきり伝えたり具体的に数値で表したり、表現を工夫しましょう。

また、指示出しは「いつまでに何をするのか」を明確に伝えるように心がけましょう。

ちなみに、NHKのWebサイトNEWS WEB EASYや法務省の生活支援ポータルサイトは、日本に住んでいる外国人に向けてわかりやすい日本語を使って運営しています。言葉遣い     や表現を参考にしてみてはいかがでしょうか。

非言語(ノンハーバル)コミュニケーションを取り入れる

わかりやすい日本語と合わせて、アイコンタクトやジェスチャーなどのボディランゲージも取り入れてみましょう。非言語(ノンハーバル)コミュニケーションを取る際は、言葉と表情を一致させるように気をつけてください。

たとえば、注意や指導を行なっているときに、気を使って笑顔を見せると相手は困惑します。つい出てしまう愛想笑いには注意しましょう。

また、メールやビジネスチャットでのテキストコミュニケーションに、スタンプや絵文字を活用するのもおすすめです。しかし、日本でOKやお金を意味する指のサインは、ブラジルやフランスでは侮辱を意味します。

手や指のハンドサインは国によって異なる意味を持つため、顔や表情のスタンプを中心に利用する方が無難かもしれません。

一生懸命に伝えようとする気持ちや姿勢は、きっと相手にも伝わります。相手も意図を汲み取ろうと、前向きなコミュニケーションを図ってくれるでしょう。

コミュニケーションの機会を増やす

お互いを知ってわかり合うために、外国籍社員とコミュニケーションをとる機会を持ちましょう。

たとえば相手が部下の場合、1on1ミーティングなどを定期的に設定して1対1で話す場や、チームメンバー間で交流するランチ会や懇親会を企画してみてはどうでしょうか。雑談する機会があると外国籍社員も業務上のちょっとした疑問や不安も解消できるので、心の距離もぐっと縮みます。

もしリモートワークでも、オンラインツールを活用すればオフライン同様のコミュニケーションが可能です。テキストコミュニケーションだけでなく、たとえ画面越しでも顔を合わせて気軽に話し合える機会を積極的につくっていきましょう。

ボーダーレスな職場環境を率先してつくろう

2030年までにSDGsの目標を達成するには、一人ひとりの取り組む姿勢が大切です。

「個人の力なんて限られている」と思わず、国籍を問わず誰もが働きやすいボーダーレスな職場環境を率先してつくっていきましょう。あなたの積極的に取り組む姿勢は、チームメンバーたちの視点や行動にもきっと良い影響を与えていくはずです。

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