ビジョン型リーダーの14の特性とは?

著者Indeed キャリアガイド編集部

投稿:2022年10月20日

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目指すべき将来像を明確に描くビジョン型のリーダーは、ビジョンを実現するための具体的なステップを示し、方向性を定めてチームを導くでしょう。

この記事では、優れたビジョン型リーダーになるために不可欠な特性や、このタイプのリーダーが向き合う可能性のある課題を明らかにし、ビジョン型リーダーシップの強みと、マネジメントスタイルとして取り入れるために実践できることをご紹介します。

ビジョン型リーダーに不可欠な特性

ビジョン型リーダーは、良い意味で期待を裏切り、部下が納得して従うやり方で意志と熱意を持って統率します。多くのビジョン型リーダーが備えている、14の主な特性を見ていきましょう。

1. 粘り強い

ビジョン型リーダーは、十分やったと納得せずに新しいことに挑戦し、新しい機会を探し求め、進むべき方向性を見失わないでしょう。また、レジリエンス(心の回復力)が高く、強い意志を持っており、困難な状況でも決してあきらめません。

2. 大胆

勇猛果敢で、不屈の精神を持っており、簡単には怖じ気づきません。長い間存在してきた方針や制度と戦う覚悟ができているため、内外の圧力にも巧みに抵抗でき、失敗を恐れないでしょう。唯一恐れるのは挑戦しないことで、同じ粘り強さを持つようにチームメイトを育てることがあります。

3. 戦略的

ビジョン型リーダーは、戦略的な計画性を備えていることが多く、目指す将来像をイメージして、到達するための戦略を立てることができます。細部にこだわるタイプではないため、戦略計画は専門的な事項を網羅していないこともありますが、全体像を考えるための出発点にはなるでしょう。

4. リスクを取る

ビジョン型リーダーは、リスクを理解し、自ら進んでリスクを取る姿勢を示すでしょう。

5. 頻繁にコミュニケーションを取る

自分の考えを伝えて、周囲を説得するコミュニケーション能力に長けているでしょう。

6. 几帳面

とても几帳面で、自分の周りに集まるチームにも細心の注意を払うでしょう。ビジョン型リーダーは、誰が何をいつ、どのような頻度で行うべきかを見極めるために、組織の分析を入念に行うことがよくあります。

7. 集中力がある

ビジョン型リーダーは、集中力を維持でき、目標が明確になると、周囲の考えを変えてでも達成に向けた行動を開始するでしょう。そして、チームの中でこうありたいと思う人物像を体現できるよう努力します。

8. 楽観的

ビジョン型は、本質的に前向きで、未来は明るく、問題は一時的だと捉えることがよくあります。周囲の人は、揺るぎのない楽観的な姿勢から勇気をもらうでしょう。

9. 人を惹きつける

ビジョン型リーダーは、温かく迎え入れるオープンな人柄で人を惹きつけ、周りの人の能力を最大限に引き出すでしょう。

10. 協調性がある

ビジョン型リーダーは、全員を創造的なプロセスに参加させることで、チームメンバーの賛同が得やすくなることを知っているため、チームメンバーの強みを活かして、自分自身の弱点を補い、発想力や新しいアイデアを受け入れるでしょう。

11. 革新的

ビジョン型のリーダーは想像力が豊かで、「もしも~だったら」と提案することを恐れず、周りの人も積極的に同じような疑問を持つよう促すでしょう。

12. オープンな姿勢

ビジョン型リーダーは、頭の中で全体像を見据えながら、ビジョンに到達する方法を柔軟に考えられるでしょう。さまざまなソースから情報を吸収して、独創的な解決策を導き出すことがよくあります。

13. エモーショナルインテリジェンス( 心の知能指数)が高い

ビジョン型リーダーは、頭脳の知能指数だけでなく、心の知能指数(EQ)も高いのが特徴だと言えるでしょう。感情の持つ力を理解し、周囲の人にエンパシー(共感力)をもって接することがよくあります。

14. インスピレーションを与える

ビジョン型リーダーは、目標やビジョンに向けて、周りの人を熱心に取り組ませる方法を心得ているため、モチベーションを高めるスピーチや自己啓発本で引き合いに出されることがよくあります。

ビジョン型リーダーが向き合う課題

ビジョン型リーダーは、次のような課題に対処しなければならないことがあります。

全体像に捉われ、細部の重要な情報を見逃す

ビジョン型リーダーの中には、細部に意識を向ける能力を自分で努力して身に付ける人もいますが、あまりいないと言えるでしょう。そのため、ビジョン型リーダーは、細部への注意力を備えた人を雇って、密接に連携を取ることがよくあります。

未来を描くために現状を犠牲にしてしまう

未来志向のあまり、その場の状況で注目すべき重要な問題を見逃すことがあるかもしれません。

1つの目標に注力し、他の機会を逃してしまう

たとえ計画が意味をなさなくなったとしても、変更や放棄を拒む可能性も考えられます。

ビジョン型リーダーのためのベストプラクティス

ビジョン型リーダーが実践しているベストプラクティスの例ご紹介します。

ミッションステートメントを大切にする

ミッションステートメントを使って、チームメンバーのビジョンを確立する方法を知っており、業務のプロセスからスタッフ分析まで、すべてを含む明確な計画を入念に立てて、プロジェクトに着手するでしょう。

改善点の模索

会社の構造をより良いものにして、従業員の賛同を得る機会を積極的に探すでしょう。

ビジョンの共有

他の人たちにも意見やアイデアを求め、1人のビジョンに留めず、共有するでしょう。

ビジョン型リーダーになるためのヒント

生まれつきの性質を問わず、ビジョン型のリーダーシップスタイルを学び、取り入れることは可能です。次に紹介する、ビジョン型リーダーシップの特性を実践してみましょう。

冷静さを保ち、一貫性のある態度を取る

変化には対立がつきものですが、対立が起こったときには、必要に応じて深呼吸をしたり、一旦距離を置いたりしましょう。感情的に反応するよりも、時間をかけて問題に対処することをおすすめします。

エンパシーを発揮する

エンパシーは、リーダーシップを発揮して、円滑なコミュニケーションを図るために不可欠であり、相手の意見に同意できなくても、異なる視点から物事を捉える努力をしましょう。

コミュニケーション能力を磨く

他の人とコミュニケーションを取る際に大切なことは、アイコンタクトを取ることと、疑問点を尋ねて相手の意見を明確にすることです。

また、相手の表情やしぐさによる合図に注意を払い、自分が理解され、受け入れられていることを示す兆候を探しましょう。親しみやすく、歓迎されるような立ち振る舞いを心がけることが大切です。

意見を積極的に主張する

自分の描く将来像を他者に理解してもらうには、相手に敬意を払いつつも、自信を持って自分の意見を伝えなければなりません。落ち着いたトーンで、具体的な主張ができるよう努めましょう。


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