就活の自己分析に!モチベーション分析で適職を探そう

著者Indeed キャリアガイド編集部

更新:2022年9月20日

投稿:2021年5月16日

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企業を選ぶ際に大事な視点の1つが、モチベーション高く働き続けられるかどうかということです。実際に第一希望の企業に入ったとしても、モチベーションをうまく保てず、当初の熱意を失ってしまう例はたくさんあります。

そこで就職活動を始める前にぜひやりたいのが、自分のモチベーションを分析し、どうしたらやりがいを感じて頑張ることができるのかを理解すること。すでにモチベーショングラフなどを作ってみた人もいるかもしれませんが、特に意識したい視点は「自発的な動機」と「頑張れたときの環境」の2つです。詳しく見ていきましょう。

やりがいをもって働くには自発的な動機が大事

モチベーションには大きく分けて2種類あります。1つは「興味がある」「自分にとって大事だ」という自発的なもの、もう1つは「認められたい」「報酬がある」など自分以外の人や事情が理由となるものです。

このなかで特に大事にしたいのは、自発的に生まれるモチベーションです。もちろん、年収や他人からの承認も大事ですが、それらはいつ変化してもおかしくありません。たとえば、コロナ禍で業績が悪化してボーナスがカットされた、何かの事件で企業のブランドイメージが下がった、評価してくれていた上司が異動したなど、状況があっという間に変わることもあります。

こんなとき、自分のモチベーションがすべて自分の外にあればその仕事を頑張り続けるのが難しくなり、結果的にやりがいを失ってしまいます。しかし自分のなかにその仕事を続ける理由があれば、そうした状況の変化から受ける影響が多少あっても頑張って続けようという気持ちになれます。

その企業の製品やサービスが好きだという人もいれば、いずれ独立するための学びの場だと捉える人もいるでしょう。また企業の目指す方向や姿勢に共感する、あるいは創業者の哲学が好きだというケースもあります。

まずは企業の情報をできる限り集めて、「好き」「興味がある」「自分のためになりそう」と思える要素をどんどん抽出してみましょう。そうした自発的な動機を大切にすることが、やりがいを持って働くための入口となるのです。

モチベーションを保つために必要な環境を突き止めよう

自発的な動機があっても、環境によってはそれを保つのが難しいこともあります。そうならないよう、企業を選ぶ前に自分がいきいきと働くための要件を理解しておきましょう。その方法としておすすめなのが、これまで自発的に頑張れたことや頑張れなかったこと、自分が心地よいと思った状況やそうでもなかったときの要素を洗い出し、掘り下げて比較することです。

たとえば、Aさんは大学のゼミでは積極的に発言して頑張っているのに、サークル活動にはあまり積極的ではないとします。もともとゼミの内容にもサークル活動にも興味があり、参加した時点では、どちらに対しても自発的なモチベーションがありました。それなのになぜ差がついてしまったのでしょうか?

掘り下げてみると、まずゼミでは学年など属性を問わず全員が平等に発言でき、よいアイデアがどんどん取り入れられる雰囲気がありました。良いと思った意見は、誰の発言であってもとにかく取り組んでみることが推奨されていたのです。

一方サークル活動では上下関係や細かなルールがあり、集団であることに重きが置かれていました。また一部の役職者だけで物事が決まり、その役職者のジェンダーも偏っていました。

こうした分析を行うと、Aさんが頑張れた背景には制約の少ない環境で自由に挑戦できたということが見えてきます。

モチベーションを軸に企業を選べば就活もスムーズに

こうしていきいきと働くための要件がわかると、企業を選ぶ視点も固まってきます。Aさんの例の場合、ルールや上下関係の少ないフラットな組織で、オープンにコミュニケーションでき、挑戦することが推奨され、ダイバーシティ・インクルージョンを重視していることが企業選びのポイントだと言えるでしょう。

自発的な動機に加えてこれらのポイントを軸に企業研究やOB・OG訪問を行うと、自分に合う企業をうまく絞り込んでいくことができるうえ、志望動機も自然かつ説得力のあるものになるはずです。

就職活動では考えることがたくさんあります。興味のある業界や職種だけでなく、企業の知名度や周りの人の意見も気になるかもしれません。しかしながら就職で一番大事なのは、企業名を自慢することでも、親を安心させることでもなく、あなたがいきいきと働いて成果を発揮することです。そのためにはまず、自分のモチベーションについてしっかり理解しておきましょう。

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