高校卒業と「高卒認定」の違いは?高卒認定試験を受験するメリットも解説

著者Indeed キャリアガイド編集部

投稿:2022年4月21日

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授業を受ける高校生の画像

高校を卒業しなくても高卒認定試験に合格すれば、高卒相当の学力があると認められて就職や資格取得の可能性を広げられます。

本記事では、高校卒業と高卒認定の違いや高卒認定のメリット、高卒認定試験の受験資格や受験日程などの試験概要を紹介します。

高校卒業と高卒認定の違い

「高卒認定(高等学校卒業程度認定)」に似た言葉に「高校卒業」がありますが、どのような違いがあるのでしょうか。以下では、それぞれの定義を解説します。

高校卒業(高卒)は「高等学校を卒業すること」

高校卒業とは、全日制や定時制、通信制などの高等学校に通学し、卒業に必要な通学日数、単位などの条件を満たして全課程を修了することです。

卒業資格の詳細は、「高等学校学習指導要領」に記載されており、「必要な単位数は74以上」などの取り決めがあります*¹。

高校を卒業して就職活動をする場合、履歴書に記載する最終学歴は「高卒」となります。

*¹出典:文部科学省 「高等学校学習指導要領」

高卒認定は「高卒者と同等の学力を証明すること」

高卒認定(高等学校卒業程度認定試験)は、高校を卒業しなくても、高校を卒業したのと同等以上の学力があるかを認定する試験です。

試験に合格すると、高卒者と同等以上の学力を認められます。合格者数に定員はないため、基準点を満たせば合格となります。

合格すると高校卒業相当の学力があると認定され、大学受験や公務員試験、資格試験など「高卒程度」の資格が必要な試験を受験できます。また、求人票に「高卒以上」と記載されている職業にも応募できる場合があります。

ただし、高等学校卒業程度認定試験に合格しても、高校卒業に必要な単位数修得はできなません*²。

そのため、最終学歴はあくまでも「中卒」となります。そのため、履歴書には「高校卒業」とは記載せず、「高等学校卒業程度認定試験 合格」と書く必要があります。

募集条件が「最終学歴高卒以上」の企業に応募する際は、企業によって扱いが異なる可能性があるため事前に確認を入れましょう。

*²出典:文部科学省 「高等学校卒業程度認定試験とは」

高卒認定試験を受験するメリット

高卒認定試験には、高卒にはないメリットがあります。ここでは、高卒認定試験のメリットや、どのような人が高卒認定試験を受けるのか、どのような人が受けると良いのかを解説します。

高校に通わなくて良い

高卒認定は、定められた認定試験日に受験して合格さえすれば取得できます。

病気などさまざまな理由から登校できない方、高校を中退した方など、学校に通っていない方でも受けることが可能です。

短期間で高卒の資格を得られる

全日制の高校に入って卒業するには、時間とお金がかかります。定時制や通信制であっても、単位を取得して卒業するまでには3年以上在籍しなければなりません。

高卒認定試験の場合は試験に合格すれば高卒と同等の資格を得られるため、勉強時間さえ確保できれば通学よりも時間をかけずに取り組めます。

まとめ

高卒認定は、試験に合格して高卒者と同等以上の学力があると認められるもので、合格者数に定員はありません。

高卒認定は、さまざまな理由で高校に通学できない方や、高校を中退した方でも、高卒認定試験に合格さえすれば取得可能です。

今後のキャリアの可能性を広げるためにも、受験を検討してみてはいかがでしょうか。


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