中間管理職に求められる役割やスキルとは?向いている人も紹介

著者Indeed キャリアガイド編集部

投稿:2022年8月15日

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中間管理職イメージ画像

中間管理職は、企業のなかでも重要な役割を担うポジションです。

しかし、どういった役割が求められるのか、必要なスキルや向いている人はどういった人なのか、知らない方も多いのではないでしょうか。

本記事では、中間管理職の役割、スキル、向いている人を紹介します。

今後管理職を目指す方、中間管理職として働いているけれどなんだか上手くいっていない方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

中間管理職とは

中間管理職とは、現場で働くメンバーと、経営陣の間にいる管理職を指します。

具体的な役職でいうと、経営陣は役員や本部長、中間管理職は部長や係長が該当します。経営に関する責任ではなく、部や課の運営責任、育成責任を持ちます。

中間管理職の役割

中間管理職が担う役割は、多岐に渡ります。上司と部下の間に挟まれており、部、課の運営以外に、トップダウンやボトムアップの橋渡し業務も必要とされるためです。

中間管理職に求められる役割を5つ紹介します。

経営陣の業務の補佐

企業の規模にもよりますが、経営陣は基本的に現場を離れているため、現場の仕事を把握しきれていないケースがあります。

経営戦略を立てる際に現場を知りたいときは、現場感を持った部長や課長などの中間管理職にヒアリングをしたり、データ収集や資料作成を依頼したりする場合があります。

部、課の方針や戦略設定

中間管理職は経営陣などが決めた企業理念、経営方針を理解した上で、矛盾しないように部や課の運営方針、戦略を決定します。

経営方針や戦略を聞いたメンバークラスが具体的にどう動けば良いのか、明確な行動を提示し、メンバーが迷ってパフォーマンスを発揮できない状態にならないよう部や課を運営します。

部下からの意見収集

「経営方針や戦略に基づいて部や課の方針、戦略を設定したものの、現場でなんらかの問題が起こっている」「戦略がうまく機能していない」などの場合、何が問題なのか、どう解決すべきかを特定する必要があります。

こうした際は部下からの意見を収集して、問題を特定できるよう動きます。

戦略の改善が必要な場合は、どういったものにすべきか、こうすれば上手く運用できるという改善提案を経営陣に行い、是正を図ります。

現場感を持った代表者として、現場が働きやすい環境を作ることも役割の1つです。

部や課のマネジメント、育成業務

中間管理職のメイン業務として、部や課のマネジメント業務があります。

ミスの発生を防ぐ、トラブル回避、コンプライアンスの遵守、ハラスメント防止などのリスクマネジメントや、部下の得手不得手を把握した上での役割分担、育成を行います。

次世代のリーダー育成も中間管理職の役割です。

部門間の調整

組織では部や課をまたぐ仕事や課題も多くあります。

組織が縦割りになっていて不具合が起きている場合、問題の原因特定と組織の組み直しなども含めた解決方法の提示を経営陣に行います。

情報共有や連携体制を整えれば解決する場合もあるため、あらゆる問題解決方法を把握しておく必要があるでしょう。

中間管理職になった際に求められる能力

以下では、中間管理職になった際に求められる能力を3つ紹介します。

交渉力

経営陣とメンバークラスの間に立っているため、どちらに対しても交渉するシーンがあります。また、他部署との調整を担当するケースも多いです。

いかなる場面でもミッション、方針、戦略に沿うような状態を作るためには、高い交渉力が欠かせないでしょう。

適切な情報収集力

中間管理職は競合他社の情報、組織のリスクマネジメント方法、育成方法、部門間の調整方法、部下のコンディション把握、経営陣が欲しい情報などあらゆる情報を収集する必要があります。

上司や部下から信頼されていないと社内の正確な情報が得られず、情報の正誤が見極められなければ信憑性の薄い情報を元に戦略を誤る可能性もあります。

問題解決能力

中間管理職はトップの指示や部下からの相談を受ける立場のため、あらゆる問題に対応しなければなりません。どうすれば経営層のビジョンを実現できるか、長期的な人材育成をどうするかといった問題から、直近の仕事で起こるさまざまな課題まで、日々多くの判断と対処を求められます。

適切な道筋で問題を解決する能力は、中間管理職に不可欠といえるでしょう。

中間管理職に向いている人

中間管理職に向いている人は、以下のような特徴を持った方です。

現場感がある

まずは、部下がついてこないと仕事が進みません。中間管理職は現場感があり、現場で働くメンバーの気持ちがわかることが重要です。

現場を離れても現場感があれば、メンバーから相談があった際にも適切な対処法を提示し、すぐに問題解決ができるでしょう。

視野が広く思いやりがある

日ごろから上司、部下両方の状況に気を配る必要があり、有事の際は「こう言うと相手がどう思うか」「どういった伝え方が良いか」など、各所に配慮した行動が求められます。

多角的に物事を捉えられ、相手の状況を想像して対応できる方は中間管理職に向いているでしょう。

説明力と交渉力がある

中間管理職は部や課を推進する役割があるため、多くのメンバーに明確な方向性を示した上で理由を説明して納得させる必要があります。

また、方針転換する場合は、人を動かすために相手を納得させる交渉力も必要と考えられます。

まとめ

多様な役割を持ち、上司や部下の代弁者として組織を支える中間管理職には、多くの能力が求められます。

中間管理職を目指す方は、中間管理職をしている上司を見て、各能力をどう身につければ良いか知っておきましょう。

すでに中間管理職として働いている方は、自分にどういった能力があって、不足しているものが何かを意識して行動してみると、得られるものがあるかもしれません。


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