セルフマネジメントとは?注目される理由や能力を高める方法を解説

著者Indeed キャリアガイド編集部

投稿:2022年8月2日

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セルフマネジメントのイメージ画像

近年では、自分自身を管理して目標達成していくセルフマネジメント能力の重要性が高まっています。

しかし、「なぜ大切なのか」疑問に思っている方や、「何から始めたら良いのかわからない」という方もいるかもしれません。

本記事では、セルフマネジメントの概要や求められるスキル、能力を高める方法を解説します。

セルフマネジメントの意味

セルフマネジメントとは、「自己管理」を意味します。

自分の感情、思考、行動を適切に管理できるようになると、心や体が健康になり安定します。

また、ビジネスシーンでは日々の業務や時間を自分で管理できるようになると、作業効率、集中力向上にもつながります。

セルフマネジメントが注目される理由

セルフマネジメントは、近年さらに注目されています。代表的な理由は以下のとおりです。

  • リモートワークの普及

  • 働き方改革の推進

  • アウトソーシングの活性化

リモートワークの普及

コロナ禍により、多くの企業でリモートワークが導入されました。

リモートワークでは、一時的なミーティングなどはあるものの、同僚や上司と顔を合わせずに働く場合があります。

また、自宅で仕事を進めるため、プライベートとの切り替えをする能力がより重視されるようになりました。

職場で他の社員の目がある状況でなくても、自分を律し個人として成長するためにセルフマネジメントの重要性が高まっています。

働き方改革の推進

2020年に働き方改革の「同一労働同一賃金」が本格的に推進されました。これにより、パートタイム労働者、派遣社員など非正規雇用の労働者と正社員との間の残業の削減や待遇の見直しがされました。

「正社員として長く働いているから」「役職が高いから」お給料が高いなどの年功序列の考え方から、社会の仕組みも変化しています。

このようにどれだけ企業に務めているかではなく、どれだけ成果を残したかが評価される社会では、個人で業務にかかる時間や成果を管理する能力も重要です。

アウトソーシングの活性化

社内の人材不足解消のために、ルーティン業務をアウトソーシングする流れが進んでいます。

たとえば、デザイン制作会社の場合、社員がクライアントの要望をヒヤリングして資料をまとめ、社員以外のフリーランスのデザイナーにロゴデザインの一部を依頼する、などもアウトソーシングの一例です。

自ら考える力が必要となる挑戦的な組織では、自分で目標を掲げて計画(Plan)、実行(Do)、評価(Check)、改善(Action)のPDCAサイクルを実行できる人材が求められます。

キャリアアップを目指す方にとっても、自分の健康状態の維持、業務にかかる時間や内容の把握、見直しなどのセルフマネジメントは身に付けておくべき力でしょう。

セルフマネジメントを構成するスキル

セルフマネジメントを実践するために必要なスキルには、以下などがあります。

  • 目標管理

  • 時間管理

  • メンタルヘルスマネジメント

目標管理

目標管理とは自ら目標を立て、達成していくスキルです。日々の仕事を漫然とこなしているだけでは、急激な成長は見込めないでしょう。

目標を立てる際は、期日ごとに数値で振り返りのできる目標を立てましょう。

さらに、目標の達成に向けて日々やるべきタスクに落とし込んでいきます。うまくいかない場合はなぜ達成できなかったのか振り返り、改善するスキルを身に付けましょう。

時間管理

効率的に仕事をこなしていくために、時間管理スキルも必要です。セルフマネジメントができている人は、タスクを細分化したうえでそれぞれに期日を設けています。

自分でタイマーを設定して1つの業務にかかる時間を把握する、優先業務を整理するシートを作成するなど時間管理の習慣化が重要です。

メンタルヘルスマネジメント

精神状態が安定せずに仕事へのパフォーマンスに影響している場合は、セルフマネジメントができているとは言えません。

自分の精神を安定させ、業務を問題なく進めるためにもメンタルヘルスマネジメントスキルが重要です。

休日は自分の好きなことに没頭する、運動して体を動かすなど、自分に合ったストレスの対処方法があるとストレスも溜まりにくくなり、メンタルの不調も減ります。

セルフマネジメント能力を高める方法

セルフマネジメント能力を高めていきたいという方に向けて実践方法を3つ紹介します。

  • 自分の目標を立てる

  • 環境や仕組みを整える

  • 心と体のセルフケアをする

自分の目標を立てる

まずは期日を設け、目標を立ててみましょう。

以下など、具体的で数値で達成したかどうか確認できるものを考えます。

  • 現在30分かかる業務を20分以内でこなせるようにする

  • 営業の場合は3か月後に10件成約をとる

目標は高すぎると現実味がなくなり、達成できないとモチベーションの低下につながります。自分の状況を把握して、達成可能なものを設定しましょう。

さらに、目標を日々のタスクに落とし込むようにしてみてください。1日の初めにタスクを整理して、日々こなしていくのを習慣化すれば、セルフマネジメント能力は磨かれていくはずです。

環境や仕組みを整える

集中できる環境や仕組みを整えることも重要です。

作業デスクの上が散らかっている場合は、片付けるまたはすぐゴミを捨てられるようにゴミ箱を付近に置く、仕事の日に睡眠不足と感じる場合は、仕事前日の就寝時間を決めるなどが有効です。

職場の環境や、生活リズムなど自分のパフォーマンスが発揮しやすい状態を目指しましょう。

マルチタスクでお悩みの方は、優先事項をまとめる表やノート、管理アプリなどを活用するのもおすすめです。

心と体のセルフケアをする

メンタルが沈んだときの対処法や、体調を崩さないための工夫も考えておきましょう。

業務に集中して成果を残せる人は、自分にあったセルフケアをしています。

仕事を頑張った日はおいしいものを食べる、疲れていると感じる日は友達と会ってリフレッシュする、お風呂にゆったり浸かるなども良いでしょう。

まとめ

セルフマネジメントの重要性は高まっており、ビジネスパーソンならばぜひ身につけておきたいスキルです。

以下など自分ができることから取り入れてみてはいかがでしょうか。

  • 自分の目標を立てる

  • 環境や仕組みを整える

  • 心と体のセルフケアをする



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