キャリア開発

「仕事を辞めたい」と思ったとき、とるべき“5つ”の行動とは?

「仕事なんて辞めてしまいたい…」と深くため息をついてしまう瞬間は、誰にだってあるものです。しかし、勢い任せに退職すると、辞めてから後悔してしまうかもしれません。そこで今回は、仕事を辞めたいときに考えるべきことやとるべき行動を紹介します。「会社に残るべきか」「辞めるべきか」で迷ったときに、ぜひ読んでみてください。

人はどんなときに「仕事を辞めたい」と思うのか?

人はどんな瞬間に、退職を検討するのでしょうか。ここでは、公的な調査を参考に主な退職理由を紹介します。

主な退職理由は「人間関係」「収入」「労働条件」

厚生労働省「2019年(令和元年)雇用動向調査結果」によると、転職者の退職理由として以下のような内容が上位に挙がっています。

  • 「職場の人間関係が好ましくなかった」
  • 「給料等収入が少なかった」
  • 「労働時間・休日等の労働条件が悪かった」
  • 「会社の将来が不安だった」
  • 「仕事の内容に興味を持てなかった」

特に「人間関係」「収入」「労働条件」は男女ともに割合が高く、退職のきっかけとなることが多いようです。

「仕事を辞めたい」と思ったら、とるべき5つの行動

仕事を辞めたいと感じたら、まずは一度落ち着いて頭の整理をしてみることが大切です。仕事を辞める前に考えるべきことと、とるべき行動を紹介します。

(1)「辞めたい理由」を洗い出す

まずはなぜ仕事を辞めたいと感じるのか、紙に書き出して順位をつけてみましょう。
たとえば、
1. 上司と性格が合わない
2. ノルマがきつすぎる
3. 単純に働くのが面倒くさい
など、いくつかの原因があるはずです。現状の不満をストレスの大きい順に並べてみると、心の中が整理されて次の行動をとりやすくなります。

(2)「解決できること」がないか考える

「仕事を辞めたい理由」の中に、解決できることがないか考えてみましょう。たとえば、人間関係へのストレスが理由なら、人事に異動をお願いすることもできます。給料の低さが理由なら、上司に一度昇給の相談をしてみるのも手です。不満が解消されれば、辞めずに済む可能性も見えてきます。

(3)身近な人に相談する

悩んでも答えが出ないときには、身近な人に相談してみましょう。親や両親、友達や職場の同期など、話しやすい相手で大丈夫です。不満を吐き出すことで心が軽くなったり、自分でも気づけなかった視点からアドバイスをもらえたりします。「私も同じことで悩んだよ」という相手がいれば、解決策も教えてもらえるかもしれません。

(4)退職によるリスクを想定してみる

迷ったときは、退職時のリスクを考えることも大切です。たとえば、転職先が決まらないまま退職した場合、収入がなく生活も不安定になります。また、次の転職先でも同じような悩みを抱える可能性があるかもしれません。現状への不満よりリスクへの不安が大きい場合は、会社に残るという選択肢もあります。

(5)今後のキャリアプランを考える

後悔のない選択をするために、今後の人生プランを考えておくことは重要です。「3年後や5年後にこうなりたい」という姿を思い描ければ、今の会社で身につけておくべきスキルや積んでおくべき実績も見えてきます。また、転職することになっても自分に合う職場を選びやすいでしょう。

仕事を辞めた方がよい状況とは?

なかには、「退職を選んだ方がよいケース」があるのも事実です。ここでは、具体的に3つの例を紹介します。

(1)明らかに会社・組織に原因がある場合

会社の制度や風土そのものに問題があり、解決が難しい場合は転職を検討しましょう。たとえば、法令の基準を超える長時間残業が常態化しており、過労による休職者が何人も出ているケースです。また、セクハラやパワハラなどのハラスメントが横行している職場も、仕事に集中できる環境とは言えません。

(2)今の会社で将来の自分を想像できない場合

今の職場で十分なスキルを身につけたため、キャリアアップや成長のために転職するケースも考えられます。前向きな理由から退職を考える場合は、人生にとってプラスになることもあるでしょう。また、会社が経営不振に陥っており、生活の安定が揺らぎそうな場合も転職を考えた方が賢明かもしれません。

(3)心身の健康に支障をきたしている場合

ストレスが原因で心身の健康を損ねそうな場合は、無理をしてはいけません。たとえば、睡眠障害や食欲の減退、疲労感・倦怠(けんたい)感は、うつ病によるからだの症状ともいわれています。うつ病の症状が出たときには、会社に休職を申し出ることもひとつの手段です。ゆっくり心を休め、リフレッシュに専念するようにしましょう。

まとめ

「仕事を辞めたい」と思うことは、決して甘えではありません。納得のいく答えを出すために、今後の人生プランや退職するメリット・デメリットについて一度じっくり考えてみてください。

関連情報

すべて表示 

これで解決!朝礼ネタ“7選”&聞いてもらえる朝礼スピーチの作り方

「朝礼のネタがなくて毎回困っている」「うまく話せないので、朝礼の準備が大変」という人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、すぐに使える王道の朝礼ネタ“7選”を紹介します。スピーチの作り方も解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

もう困らない!アイスブレイクのネタや方法を商談・会議・研修に分けて紹介!

アイスブレイクは、商談や会議、研修などで参加者同士の距離を縮める効果があります。「アイスブレイクのネタがなくて困っている」という人も多いかもしれません。そこで今回は、場面に分けてアイスブレイクのネタや方法を紹介します。