キャリア開発

リモートワークに伴う7つの課題を乗り越える

リモートワークには様々なメリットがあります。例えば、長時間かけて通勤しなくていいこと、より柔軟な勤務時間、ワークライフバランスの向上などが挙げられます。しかし、リモートワークならではの課題もあります。

この記事では、リモートワークにおける一般的な課題とその克服方法をご紹介します。

リモートワークとは

リモートワークとは、従来のオフィス以外の場所で業務を行う勤務形態です。自宅、コワーキングスペース、カフェなどの場所が含まれます。最近では一部の社員にリモートワークを認める企業が増えてきていますが、インターネットの帯域、Wi-Fi、その他関連技術の進化とともにますます一般的になりつつあります。より質の高い候補者を惹きつけるために、求人にリモートワーク (もしくは在宅勤務) という文言が記載されることも一般的になりました。より柔軟な仕事環境を求める人だけでなく、オフィスから遠方に済んでいる人も引っ越しをせずとも仕事に就ける可能性があるのです。

また、リモートワークを取り入れることで、企業はオフィススペースやオフィス用品の費用を削減することができます。リモートワークの社員がオフィスに出社する場合、個人のデスクは必要ないため、一時的なデスクスペースを共有すれば済みます。

リモートワークに伴う7つの課題を乗り越える

リモートワークでは、働き方に対して従来とは異なるアプローチをとる必要があり、これによって課題が生じる場合があります。7つの課題とその克服方法をご紹介します。

  1. 孤独を感じる
  2. つながっていないように感じる
  3. 自分に合ったワークライフバランスを見つける
  4. 生産性を高める
  5. 友人や家族から離れた勤務時間を確保する
  6. 技術的な課題を解決する
  7. セキュリティリスクを管理する

1. 孤独を感じる

リモートワークを行う人の多くは1人で仕事をします。1人だと邪魔されずに仕事に集中できる一方、他の人から孤立しているように感じられる場合もあります。従来のオフィスでは、周りに人がいて、必要に応じてコミュニケーションをとることができます。

業務に関して他の人と連携する必要がなくても、他の人と時間を過ごすことは精神的にプラスとなります。ビデオチャットでカメラをオンにして、相手の顔を見ながら話したりすることも効果的です。

2. つながっていないように感じる

オフィス以外の場所で働く場合は、オフィスでありがちな集中力の妨げを最小化できますが、チームとつながっていないように感じる場合もあります。オフィスでのカジュアルな会話を通して、他の人とのつながりを感じられるものです。また、新しい情報を入手したり、自分がチームの一員であることを実感できます。

リモートワークのルールによっては、毎週または毎月数日オフィスに出社する必要があるかもしれません。その機会を最大限に活用して同僚とコミュニケーションをとるようにしてください。出社の機会がない場合は、ビデオ会議やテキストメッセージといったテクノロジーを活用しましょう。チームメンバーが参加できる場所での四半期ごとのチームビルディングミーティングをマネージャーに提案してみるのもいいでしょう。

3. 自分に合ったワークライフバランスを見つける

オフィスに通勤している場合は、会社を離れれば簡単に仕事を忘れることができます。リモートワーク、特に在宅勤務の場合は、ワークスペースを離れることがありません。帰宅する必要がない、またはいつでも仕事を続けられるため、通常の勤務時間を超えて働き続けてしまいがちです。

リモートワークのひとつのメリットは、柔軟な勤務時間です。しかし、仕事を離れて家族と過ごしたり、リラックスして他のことを楽しんだりする時間を設ける必要があります。可能であれば、仕事部屋や仕事専用のスペースを作り、1日の仕事が終わればその場所を離れるようにします。仕事用のコンピューターを閉じる時間を設定し、次の勤務日まで開かないようにします。

4. 生産性を高める

多くのリモートワーカーが、柔軟な勤務時間や集中できる環境を生かして、生産性を高めています。しかし、そうすることが難しいと感じる人もいます。同僚が周りにいないと、仕事へのモチベーションを維持することが難しい場合もあります。在宅勤務を行う場合、自宅が作業場所であり、リラックスするためだけの場所ではないと考えられるようになるまで時間がかかることもあります。世話をする家族やペットがいる人にとってはリモートワークは役立つ一方で、仕事の妨げとなる場合もあります。

25〜30分間仕事をしたら、休憩をはさんでメールをチェックしたり、ペットと遊ぶことで、生産性が向上します。子どもの世話をする必要がある場合は、子どもの昼寝の時間に合わせて勤務時間を設定したり、子どもが就寝した後に仕事の大部分を完了するよう計画できます。ペットや子どもがいる人は、仕事が忙しい期間は家族や親戚、知人、外部サービス等に世話を頼むことも検討してみてください。

5. 家族や同居人から離れた勤務時間を確保する

柔軟な勤務時間でリモートワークを行う場合は、日中に用事を済ませたり、仕事以外のやるべきことを終わらせる時間を確保できることがあります。これを見た家族や同居人は、あなたが実際よりも時間に余裕があると考える場合があります。このような場合は、勤務時間を確保する方法を見つけることが重要です。生産性のためだけではなく、勤務時間として合意した時間内は会社のために時間を使う必要があります。

自宅でも、オフィスに勤務している場合と同様の勤務時間を設定することが問題解決につながるかもしれません。また、ヘッドフォンを使用したり、部屋のドアにメモを貼ったりして、仕事中であることを示すこともできます。家族や同居人にも話しておきましょう。勤務日にやりとりできる時間帯や方法についてルールを設けます。

6. 技術的な課題を解決する

オフィスに勤務することのメリットは、ITサポート部門があり、ネットワークへの接続に失敗した場合や、コンピューターがクラッシュした際に助けてもらえることです。リモートワークでは、こういった問題に自分自身で対処しなければなりません。技術的な課題の解決に慣れていない場合は、難しく感じる可能性があります。

この課題の解決方法は、リモートワークの状況にもよります。所属先の企業にリモートワーク時の技術的な課題に対処するためのポリシーや手順があるかもしれません。ある場合は、よく読んでおきましょう。自分のハードウェアに責任を持つ必要がある場合は、問題が発生したときのためにバックアップ機器を用意しておきます。ハードウェアがクラッシュした結果、重要なファイルを失うことがないように、セキュリティが確保せれたクラウドベースのストレージを使用することも検討してください。

7. セキュリティリスクを管理する

オフィスには通常、ハッカーやウイルスなどのサイバー攻撃から保護するためのネットワークおよびソフトウェアセキュリティが実装されています。リモートワーク、特にカフェや図書館といった公共の場では、こういった攻撃にさらされる可能性が高くなります。自分や自分の会社、クライアントのデータの保護に責任を負っているのであれば、すべての仕事用デバイスに堅牢なセキュリティを実装する必要があります。

会社に所属している場合は、(暗号化もしくは、その他のセキュリティ機能が実装された会社が支給するハードウェアのみを使用するなど) リモートワーカー向けのセキュリティ要件があるかもしれません。これらの要件をよく確認し、手順に従います。要件がない場合は、アンチウイルスソフトウェアを購入し、最新の状態に保ちます。インターネット接続におけるVPN の使用も検討しましょう。公共の場で作業する場合は、スクリーンフィルターを使用してパソコンをプライベートな状態に保ち、公共 Wi-Fi の使用には注意します。できる限りオフラインで作業をし、安全な接続が確保されている場合のみインターネットに接続します。

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