デザイナーになるには

著者Indeed キャリアガイド編集部

更新:2022年6月10日

投稿:2021年6月20日

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デザイナーになるには

広告・おもちゃ・インテリア・衣服など、私たちの周りに存在するあらゆるものに「デザイン」が存在します。デザイナーは、それらのものをデザインする職業です。

デザイナーになるために特別な資格は必要ありませんが、どの分野のデザイナーになるかによって、求められるスキルや資質は異なります。

この記事では、デザイナーの仕事内容やデザイナーになるための方法、収入とキャリア形成、就職状況などについてご紹介します。

デザイナーとは様々なもののデザインをするクリエイティブな職業の総称

世の中に存在する様々なもののデザインに関わる人をデザイナーと呼びます。デザインする対象によって、ファッションデザイナー、インダストリアルデザイナー、グラフィックデザイナーWebデザイナーなど様々な呼び名があります。

多様な分野のデザイナーが各業界で活躍していますが、そのほとんどが「依頼者の要求に応じたデザインをする」点で共通しています。依頼者の「伝えたいこと」が的確に伝わるデザインが良いデザインの条件です。

そのため、「子ども向け商品には、子どもでもわかりやすい言葉や表現を使う」「シックで落ち着いたデザインを求められているなら、派手な模様やイラストを使わない」など、依頼者の要求に応じたデザインを考える必要があります。

この点において、依頼者の意向ではなく自分の感性を押し出すアーティストとは異なります。

デザイナーの仕事

デザイナーは具体的にはどのような仕事をしているのでしょうか。ここでは、分野ごとの仕事内容や職種、働き方を解説します。

デザイナーの主な職種

一口に「デザイナー」と言ってもその仕事内容は多岐にわたります。以下で、デザイナーが活躍する分野を大きく4つに分け、具体的な仕事内容と該当する職種を紹介します。

ビジュアルデザイン

広告・ポスター・雑誌など平面デザインを中心に、生活の各所で見かけるデザインを作成します。紙面上だけでなくWebサイトのデザインや動画制作などを行うこともあります。見た目の美しさだけでなく、見る人に内容をわかりやすく的確に伝えられるデザインであることが重要です。

主にWebデザイナーグラフィックデザイナーエディトリアルデザイナーCGデザイナー、パッケージデザイナー、ゲームクリエイター(ゲームデザイナー)などが該当します。

プロダクトデザイン

おもちゃ・家具・自動車など様々な工業製品を企画・設計します。デザイン画の製作から設計・生産・流通などの各工程にも関わり、ほかのスタッフと協力して製品を完成させます。主にインダストリアルデザイナー、プロダクトデザイナーなどが該当します。

スペースデザイン

店舗・住宅・庭園など建物や施設などの様々なスペースをデザインします。場所に適した空間を作り出したり、家具や照明などのデザインをしたりすることが仕事です。インテリアだけでなく建物の外装や外構も手がけます。主な職種は、空間デザイナー、エクステリアデザイナー、インテリアデザイナーなどが該当します。

ファッションデザイン

アパレル業界で衣服・靴・カバンなどファッションアイテムのデザインを行います。各種製品だけでなく、生地そのもののデザインや、舞台や映画の衣装デザインなどの仕事もあります。主にファッションデザイナー、テキスタイルデザイナー、コスチュームデザイナーなどが該当します。

デザイナーの働き方

デザイナーが企業に所属して働く場合、雇用形態は正社員、派遣社員、契約社員、アルバイト・パートなど様々です。経験を積んでからフリーデザイナーとして活躍する人も少なくありません。

なお、デザイナーの雇用形態の特徴として、業務委託の求人が一定数あるという点が挙げられます。実際に、業務委託の求人を活用して仕事を得ているフリーデザイナーもいるようです。

企業に所属して働くメリットは、収入が安定していること、条件を満たせば社会保険に加入できることなどです。一方で、自分の好みに関係なく会社の指示に従わなければならず、仕事を選べないという面もあります。

フリーデザイナーとして働く場合は、自分の好きな分野、専門の分野の仕事を選べるメリットはありますが、自ら営業活動をして仕事を得る必要があり、場合によっては収入が不安定になる点はデメリットと言えるでしょう。

デザイナーになるには

デザイナーになるためには、スキルアップに取り組む必要があります。依頼者が満足する仕事を行うため、優れたデザインに必要な技術や知識などを習得しましょう。技術取得のためには、デザインを学べる大学や専門学校に通う方法が一般的です。

また、スキルに加えて、自分の実力を証明できる資格もあると就職が有利になるでしょう。

ここでは、デザイナーになるための方法を具体的に解説します。

デザイン系の大学か専門学校に通う

一般的に、デザイナーになるには以下の手段が存在します。

デザイン系の大学・専門学校で学ぶ

大学ならば4年間、専門学校ならば2年間、じっくりとデザインの技術を学べます。有名な学校であれば、著名なデザインの講師が多数所属している場合があり、優れたデザイナーの技術や発想、デザイン業界の最前線などに触れる機会があるかもしれません。

オープンキャンパスや卒業制作展でほかの学生の作品を見て、自分がどの分野のデザインをしたいのか、その学校で学びたいことは何かをイメージしておくとよいでしょう。

民間のスクールに通う

大学や専門学校に通うより安価に学習を進められる点や、カリキュラムに沿って効率的に学べる点がメリットとして挙げられます。また、オンラインや通学など自分のライフサイクルに合わせた学習方法を選択できます。

独学で勉強する

独学は、場所や時間を選ばず、自分のペースで勉強を進めることができます。また、費用を最小限に抑えられることも利点です。ただし、一人で学習を行うため、学習効率が悪くても気付かなかったり、根気が続かなくて挫折してしまったりする可能性も高いでしょう。

特別なスキルや資格は必要?

デザイナーになるために、特別な資格を所有する必要はありません。誰でもデザイナーになることができます。しかし、デザインの依頼を受けて満足な額の報酬をもらうためには、高いデザインスキルと、自身の能力を証明する資格があると有利です。

現在デザイン制作の現場では、「Adobe® Photoshop®」「Adobe® Illustrator®」などのグラフィックソフトウェアが使用されています。デザイナーの募集要項には、これらのデザインソフトの使用スキルがあることを前提としているものも多くあります。

ソフトを自由に使いこなせればどのような案件でもスムーズに進められるでしょう。

また、その分野特有のスキルが求められることもあります。たとえば、WebデザイナーならばWebサイト開発の知識、プロダクトデザイナーならばCADの使用スキルが必要です。

なお、デザイン関連の資格を持っていると自分の能力を人にわかりやすく証明できるため、所有していれば就職や転職、フリーランスとして案件を受けるときなどに役立つでしょう。認定資格は、「Photoshop®クリエイター能力認定試験」「色彩検定」「画像処理エンジニア検定」「CGクリエイター検定」など、様々あります。

職種ごとに有用な資格は異なるため、自分の進みたい分野ではどのような資格があるといいのか、よく見極めて取得することをおすすめします。

デザイナーの収入とキャリア形成

Indeed(インディード)で検索可能なデータによれば、デザイナーの平均年収は全国で約530万円です。地域別では、東京都で約543万円、大阪府で約492万円、沖縄県で約291万円となっています。

デザイナーの求人を年収別にみると、200〜300万円台までが多くを占めています。一方で600万円以上の求人も存在しており、自身の経験とスキルによって高額の収入が見込めるようです。

また、デザイナーは働く分野によって収入の目安も異なるので注意が必要です。Indeed で検索可能なデータによれば、たとえば、プロダクトデザイナーの平均年収は全国で約556万円、Webデザイナーの平均年収は全国で約460万円、インテリアデザイナーの平均年収は全国で327万円などとなっています。*

デザイナーのキャリア形成については、大きく2つの道があります。一つは、企業内で経験を積み、ディレクターなどのマネジメント職へとステップアップしていく方向です。

もう一つは、より条件のいい企業に転職したり、フリーランスとして独立したりする道で、こちらは自らのデザイン技術や専門性を高める努力が欠かせません。

デザイナーの就職状況

デザイナーは就職先や雇用形態の選択肢が多くあります。自分が進みたい分野や働き方について将来像を描いておくことで、進むべき道が見えてくるでしょう。ここではデザイナーの就職状況について詳しく解説します。

デザイナーの就職先

デザイナーは、様々な勤務先で活躍できる職種です。たとえば、ビジュアルデザイン系の職種では印刷会社や出版社、広告会社、デザイン事務所などが主な就職先です。

プロダクトデザイン系では自動車や家電、文具などのメーカー、スペースデザイン系では建築・建設会社や住宅会社などが職場として挙げられます。そのほか、ファッションデザイン系の場合は、アパレルメーカーなどファッション関連の会社に勤務することになるでしょう。

デザイン系の大学や専門学校では、卒業生の就職先を一覧にしてホームページに掲載しているところが多くあります。これからデザイナーを目指して学ぶ予定の人は、自分が希望する業界・会社への採用実績がある学校はどこか、自分が行きたい学校からはどのような会社に就職しているかなどを確認するといいでしょう。

デザイナーの就職・転職事情

Indeed で検索可能なデータによれば、デザイナーの求人は1万3,000件以上あります。この求人には、グラフィックデザイナー、Webデザイナー、パッケージデザイナー、テキスタイルデザイナー、プロダクトデザイナーなど様々な分野のデザイナーを含んでいます。

雇用形態の内訳は、正社員が54.2%、派遣社員が18.6%、契約社員が11.3%、アルバイト・パートが9.3%、業務委託が3.9%などとなっています。*

デザイナーとして働く場合、特定のスキルや実務経験を求められることが多いと言えますが、新卒での募集や未経験者でも応募できる求人も存在します。

まずは、Indeed で「デザイナー」「デザイナー 未経験」などのキーワードで検索してみてください。Indeed なら、「グラフィックデザイナー」「インダストリアルデザイナー」「Webデザイナー」など特定の分野を指定した検索もできます。

さらに、勤務地や年収、雇用形態などで条件を絞り込むことができるため、自分の探したい求人情報を効率よく探せます。

*出典:平均年収・月給・時給及び求人検索件数は、求人検索エンジン Indeed において検索可能なデータより抜粋(2021年3月現在)

まとめ

この記事では、デザイナーの仕事内容やデザイナーになる方法、収入などをご紹介しました。多様な環境・形態で働けるデザイナーは、働くうえでの自由度が高い職業です。

自己管理能力はもちろんのこと、依頼者が何を表現したいのかを読み取って的確に表現する必要があるため、見た人にメッセージをしっかり伝えられるデザイン力と、人の気持ちを理解する能力が求められます。

Indeed で、ぜひデザイナーの求人情報を検索してください。

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