主人公型(ENFJ)の性格タイプのすべて

著者Indeed キャリアガイド編集部

2022年3月24日

マイヤーズ・ブリッグス・タイプ指標(MBTI)による主人公型(ENTJ)の性格タイプは、カリスマ性がありエネルギッシュな野心家であり、人口のわずか2%しか存在しません。その名の通り、強い存在感と天性のリーダーシップを備えており、人々の気持ちに配慮しながら、自分の考えや意見を正直に発することができます。また、自分の信念を明確に表現し、弁護する傾向にあります。

さらに、他者の感情やニーズ、モチベーションを直観的に理解することができます。忠誠心や責任感が強く、チームに影響を与えながら、皆をまとめて改善に導きます。主人公型は、よりよい世界を作ることや、一緒に変化を起こすために人々をまとめる機会や場所を求めているのです。

この記事では、主人公型の性格や職場で見られる特徴をご紹介します。この性格タイプについて詳しく見てみましょう。

ENFJ とは何の略か

ENFJはマイヤーズ・ブリッグス・タイプ指標の性格タイプの1つで、外向型(Extroverted)、直観型(Intuitive)、感情型(Feeling)、判断型(Judging)の頭文字を取っており、主人公型と呼ばれます。

  • 外向型(E): 主人公型は、自分自身よりも外の世界に目を向け、パーティーや社交的な集まり、グループで作業する場面で生き生きとします。また、社交的かつ活発で、情熱的な人が多い傾向にあります。話好きで、注目されるのを楽しみ、全体の状況を理解する前にすばやく決断することもあります。その一方で、とても論理的で客観的な面も持ち合わせています。

  • 直観型(N): 未来に目を向け、可能性を重視します。想像力やイノベーションを駆使して課題に取り組み、同じアプローチを取る人を大切にします。細かい部分だけでなく、全体の状況を俯瞰して解決策を見つけるのが得意です。また変化を恐れず、自分の直観を信じます。

  • 感情型(F): 感情型の人は、その状況で得られる利益やコストを比較検討し、共感に基づいて意思決定を行います。

  • 判断型(J): 几帳面で計画的です。秩序や組織、安定性を大切にします。タスクを完了させることに満足感を感じ、締め切りは必ず守ります。

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主人公型の特徴

他の性格タイプと同様に、主人公型にも独特の特徴があります。

主人公型は、必要とあらば人々のために恐れずに、立ち上がって進言することができます。情熱的な利他主義で心配りができ、コミュニケーション能力も高く、人々からの信頼が厚いのが特徴です。

また、人々の動向や出来事を注視することができ、これらのアイデアをまとめて共通の目標として伝えることができるのも特徴の一つです。問題を特定するのが得意なだけでなく、天性のリーダーシップで解決策を見つけ、効率的に解決することを楽しみます。

主人公型の強みと弱み

他の性格タイプと同様に、主人公型の人にも強みと弱みがあります。

主人公型の強み

  • 寛容: 主人公は真のチームプレーヤーであり、自分の意見と矛盾する場合でも、他の人々の意見に耳を傾けることができます。彼らは自分がすべての答えを持っているわけではないことを認め、建設的である限りしばしば反対意見を受け入れます。

  • 信頼できる: 皆を信じ、行動する主人公は、多くの人々から信望を集めます。その反面、信じている人や大義名分を裏切る行為などには、最も腹を立てます。

  • カリスマ性: 魅力的で人望が厚いため、自然とカリスマの資質を持っています。彼らは本能的に聴衆を惹きつける方法を知っており、理性、感情、情熱、自制心など、どのような状況でも、人々の気分やモチベーションを拾い、的確に伝えることができます。

  • 利他主義: 家庭であれ、世界的な舞台であれ、自分たちのコミュニティのために良い行いをしようとする不屈の欲求を持っています。温かくて無欲な主人公型は、自分が人々をまとめることができれば、より良くすることができると純粋に信じています。

  • 天性のリーダーシップ: 権威を求めるよりも、しばしば他の人に頼まれてリーダーシップを発揮することがあります。強い個性とポジティブなビジョンを持つため、多くのファンに応援されます。

主人公型の弱み

  • 過度な理想主義: 状況や性質、あるいは単純な誤解によって反対意見がでてきても怒りを覚えることはなく、逆に同情やそれに近いナイーブな感情を抱いてしまいがちです。すべての人を満足させることは難しいことだと考え、割り切ることも大切です。

  • 無私無欲: 人のためにという気持ちが強すぎて、他人の問題を自分の事のように考えてしまうため、過度なアドバイスや、できない約束を安易にしてしまいがちです。また、感情が入りすぎて主観的な意見となり、客観的なアドバイスができないことがあります。時には他人と自分は別物と考え、客観的になる必要があります。

  • 神経質: 主人公型は、批判はより良いチームを率いるためのアドバイスと見なして容認しますが、気にしすぎるきらいがあります。他者への感受性が強いということが、時にそれ以上に問題を感じることとなり、自身が十分にできているかどうか不安にさいなまれ、直す必要のないものまで直そうとする傾向があります。

  • 自尊心がブレやすい: 常に理想を追いかけて、その理想に近づくと自尊心が高くなります。しかし、より良い行いができているのかどうかを常に自分自身に問いかけているため、目標が達成できなかったり、十分な出来でなかったりすると、急速に自信を失います。

主人公型の価値観と動機

主人公型の従業員は献身的で、人の助けになることをしたいと強く願っています。そのため、他人が成長し、自立できるように手助けをすることが得意です。

さらに、創造的かつ素直に自分を表現することができるので、ある種の理想主義的な視点から営業や広告コンサルタントのポジションに携わることもできます。顧客のニーズや欲求を直観的に拾い上げ、顧客をより幸せにするために働くことができるでしょう。

感覚型(S)よりも直観的(N)な特性が強いため、法執行機関、軍事サービス、緊急時の対応など臨機応変に状況認識を必要とするキャリアは、燃え尽き症候群になりやすく、主人公型には向いていません。危険な状況下で、毎日何時間も必然的に対応が要求される中で、集中力を維持することは苦手です。

職場における主人公型

洞察力と高度なコミュニケーション能力、そして他者のニーズに対する感受性が発揮される主人公型の真の天職は、チームを管理することにあります。

マネージャーとして、チームやプロジェクトを前進させるだけでなく、チームメンバー一人ひとりにまで前進させたいと思わせるため、自然なカリスマ性と個々のモチベーションを認識するスキルを兼ね備えています。主人公型の最終目標は、自身とその関係者全員が満足する仕事を成し遂げることです。

また、自身を過小評価しがちですが、それにもかかわらず上司に良い印象を与えます。学習が早く、マルチタスクに優れた主人公型は、持ち前の能力と明るさでどんな仕事も引き受けます。ですが、平和主義で対立を避けようとするあまり、過度に仕事を引き受けすぎてしまう傾向があるため、キャパオーバーになる可能性があります。

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主人公型に向いている職業

他人に真に関心を持ち、温かい社交性を持ち合わせた主人公型には、あらゆる種類のアドバイスができる利他的な仕事が適しています。

具体的には、スクールカウンセラー、教師、広告代理店の制作、セールスマネージャー、アートディレクター、人事部長、イベントコーディネーター、政治家などが向いている職業として挙げられます。

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