【高校生の就活】仕事の探し方を解説!就職しやすいのはどんな仕事?

更新:2023年8月2日

仕事を探す高校生のイメージ画像

高校卒業を控えた最後の年の夏休み前には就職活動が始まります。

進学ではなく就職を希望しているけれど、どうやって仕事を探せば良いのか、どのような仕事なら採用されやすいのか、情報がありすぎてわからないという方もいるのではないでしょうか。

本記事では、就職を希望する高校生に、仕事の探し方や、就職しやすい職種などを詳しく解説します。

仕事の探し方

仕事さがしにどのような方法があるか、いくつか見てみましょう。

  • 高校の進路相談、就職担当の先生からの紹介

  • 先輩、知人などからの紹介

  • 職業安定所(ハローワーク)

  • インターネット上の求人検索エンジン

高校在学中に就職を決めた場合は、進路相談、就職担当の先生から、ハローワークを通して来た求人を紹介してもらえます。

また、同じように就職した先輩や、家族、友人といった知人経由で紹介してもらえる場合もあります。

それ以外の求人でどのようなものがあるかを知りたい時は、直接ハローワークに行って求人広告を見させてもらう方法、インターネット上の求人検索エンジンで調べる方法もあります。

スーパーやコンビニエンスストア、本屋などに置かれているフリーペーパーも情報収集に良いでしょう。

就職しやすい仕事

では次に、就職しやすい職業にはどのような種類があるか紹介します。

  • 医療、福祉業界

  • 運送、配送、旅客業界

  • 接客、販売、サービス業界

  • 建設業界

  • 製造業界

  • IT業界

  • 公務員

  • 事務職

どの業界も、「学歴不問」「未経験者可」の求人を出しているところが少なくありません。未経験者を一から育てるシステムを導入しているところもあり、この場合は未経験者や高卒者を積極採用している傾向にあります。

全体の傾向として、学歴よりも体力や技術を重視し、入社後に働きながら知識や経験を積めて、業界全体で人材を求めているところが就職しやすいでしょう。

公務員については「地方初級公務員」の試験を受ける必要があります。また、業界によっては「実務経験者歓迎」「実務経験○年以上」などの応募条件が決められているケースもあるため、求人の条件に自分が該当するのか事前に確認しましょう。

高校生が正社員就職以外で仕事をする方法

もしも、高校卒業間近になっても就職が決まっておらず、迷っている場合は、正規雇用での就職以外の選択肢もあります。
就職方法に迷っている方は参考にしてみてください。

アルバイトをする

何がやりたいのかわからず、就職するタイミングを逃してしまった場合や、就職したい仕事がない、働き口がなかなか見つからないという場合、アルバイトをするのも良いでしょう。

接客や販売、サービス業なら、コミュニケーション力を向上させる良い経験になります。

社会勉強として「お金を稼ぐとはどういうことなのか」を身をもって体験できる方法です。

ワーキングホリデー制度を利用する

ワーキングホリデーは、提携した国や地域の取り決めに基づき、観光や休暇目的の入国、滞在中に滞在資金を補うための現地就労を認める制度です。

日本人の方の場合は、18歳から30歳以下、行く国によっては25歳または26歳以下であれば、駐日外国公館などで査証の申請を行えます。

ただし、原則ワーキングホリデー査証を発給されたことがないのが条件となり、渡航先の国や地域によって発給要件に違いがあります。

国際的な視野を広げられるだけでなく、両国間の相互理解、友好関係を促進できるなど、多くの経験や学びを得られます。

フリーランスとして働く

社会で働く方法は、どこかの会社に雇われるだけではありません。業務委託の仕事などを請負い個人のフリーランスとして働く方法もあります。

現在ではインターネットを通じて個人で仕事を請け負える環境も充実しており、受託できる仕事もさまざまです。

クラウドソーシングサービスに登録すれば、データ入力、営業事務など実務経験なしで応募できる仕事も探しやすいでしょう。

複数の仕事をかけもちしたり、特定のスキルを磨いて規模の大きな案件を受託したりできれば、一定の収入が見込めます。

しかし、一般企業への就職に比べて収入や勤務状況が不安定になりやすいため、自己管理能力を磨く必要があります。

起業する

先ほどのフリーランスと似ていますが、こちらは自身で会社を作り、運営する方法です。

会社を立ち上げるのは簡単ではありませんが、東京商工リサーチによる「130万人の社長のデータ調査」では、回答者の37.58%の最終学歴が「高卒」という結果が出ています。

株式会社スタートトゥデイの前澤友作氏も高校卒業後に起業した社長の一人ですが、バンド活動の傍ら輸入レコードやCDの販売を行っていたところから、ビジネスをスタートさせたという経歴があります。

また、株式会社DogHuggyの長塚翔吾氏は獣医大学の付属校に在学中、動物福祉に関する活動を開始し、スタートアップとして融資を受けて起業しています。

物品販売やWEBサイトの運営、動画作成など事業の種となる活動を行っていたり、取り組んでみたいビジネスプランがある場合などは起業を検討するのも選択肢の1つでしょう。

設立の登記として株式会社なら登録免許税15万円、合同会社なら6万円、定款用収入印紙代に4万円など設立する会社の種類によって、10万円から25万円は必要ですが、会社の資本金そのものは1円~でも設立可能です。

経営がうまくいかず資金難になるなどのリスクも多くあるため、挑戦する場合は十分に計画を立ててから取り組みましょう。

まとめ

高校生が仕事を探す方法は、学校経由での求人紹介や、検索エンジンで求人を探す方法などがあります。

しかし、闇雲に情報収集していては、選択肢が増えすぎて選べなくなってしまいます。まずは自分が何をしたいのかをある程度絞ってから、それに関する情報を集める方が効率良くできるでしょう。

自分で探すだけでなく、学校の先生や家族とも相談して後悔のない就職活動を行いましょう。

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