仕事さがし

やりがいを持てるキャリアへつながる情熱を見いだすには

仕事を探すとき、よく耳にするアドバイスに「自分の情熱に従え」という言葉があります。やりがいと情熱を感じられる仕事や発想、プロジェクトを手がかりにして、楽しみと成果を両立できる仕事を見つけることができるはずです。とはいえ、情熱を注げる対象を明確にしてそれに従うのは、簡単なようで意外と難しいものです。
情熱を見いだす作業は、時には一生涯続きます。魅力を感じる分野や業務内容、業界を見つけるためには自分を深く見つめ直し、注意を払い、行動する時間が必要です。また、自分の人生と情熱を結びつける方法は十人十色です。

情熱の対象を見いだすことが大切な理由

Indeed の調査では、一部の従業員が自分の役割を満足にこなせていない理由として、仕事に対する熱意の欠如を挙げる企業が60%にのぼりました¹。この調査では、企業の76%が熱意は学べるものではないと回答しており、長期的なキャリアを考える際に自分の情熱の対象をよく考えることが大切であることがここからも分かります。

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仕事以外の自由な時間で情熱を追求する人もいれば、日々の仕事の中で情熱を追求する人もいます。生計の安定につながるのか、報酬そのものをモチベーションと結びつけるのかに関わらず、どのような情熱を持っているかで、何を選択するかも変わります。最近の新卒生についていえば、給与よりも情熱を優先していることを Indeed 雇用研究所が明らかにしています。

仕事に熱意を持って取り組んでいるとき、仕事は単調なものではなく生きがいに変わります。キャリアについて考え始めたばかりの人も、楽しいと感じられない仕事に行き詰まりを感じていたり、キャリアチェンジを考えている人も、今が自分の情熱の源がどこにあるのかについて考えるべきタイミングです。

やりがいを持てるキャリアを見つけるには

情熱の対象を見いだすための一番よい方法は、注意を払うことです。あなたは日々、ある種の話題やタスク、あるいは活動に魅力を感じていたり、関心を持っていたり、心が満たされていたりするはずです。日々の生活の中で注意深く観察していると、情熱の源がどこにあるかが分かることがあります。

次の6つのステップを踏むと、情熱の対象を見いだすことができます。

  1. 日々の生活の中で、心が満たされている瞬間を探す
  2. 何に時間やお金をかけているかについて考える
  3. 教えたり、話したりするのが好きなトピックを思い浮かべる
  4. 自分の強みについて考える
  5. 細部を考察する
  6. キャリアパスを調べる

1. 日々の生活の中で、心が満たされている瞬間を探す

特定の会議やタスク、何かをするために確保しておいた時間など、楽しみにしている曜日や時間帯について考え、その理由を分析します。驚きや、予期していなかった出来事などがあった時が、一番楽しい瞬間だったことに気づくかもしれません。最も心が満たされる瞬間というのは、一見して重要なことにも、些細なことの中にも隠れています。その両方に注意を払ってください。

心が満たされる瞬間の多くが仕事に関連している一方で、自分自身や友人、家族のために使っている時間の中にもそのような瞬間が存在することに気づくかもしれません。どこで、誰といた時にそのような時間を持てたかをメモしておくことで、自分の情熱が、仕事とプライベートのどちらから来ているのかを知ることに一歩近づきます。

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2. 何に時間やお金をかけているかについて考える

私たちは自分にとって意義のあることに時間やお金をかける傾向があります。クレジットカードの請求書や銀行の明細を見て、共通点がないか探してみてください。本や雑誌、映画、ポッドキャストのトピックも確認してみましょう。自分の余暇をどのように過ごし、どのような活動に喜びを感じているのかについてメモをとります。この分析をすることで、趣味や興味を持っていることに共通のジャンルやテーマがないかをはっきりさせることができます。何年も夢中になっていることは、今熱中していることや最近気になり始めたことよりも深いところで情熱とつながっている場合があります。

3. 教えたり、話したりするのが好きなトピックを思い浮かべる

人とのやり取りを思い浮かべ、特に楽しいと感じる会話について考えます。特定のテーマについて話している時に、活力が湧いてくることがあるかもしれません。また、人に教えたいと思っているタスクやテーマについても考えます。このように感じるテーマは、自分が大切にしていることと関連していることがよくあります。

4. 自分の強みについて考える

自分のソフトスキルとハードスキルを明確にすると、自己開発のために多くの時間やリソースを投入してきたものが分かります。または、特定のタスクをこなすときに自信を持って意欲的に取り組めるような資質がないかについても考えてみます。

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5. 細部を考察する

日々の生活の中で、自然と興味を惹かれることについて考えると同時に、それらの何が情熱とつながっているのかを具体的に考えてみましょう。例えば、社会人向けの夜間クラスで教えている時が一日で心が最も満たされている瞬間だとしたら、その活動のどの部分があなたを幸せな気持ちにしているのかを考えてみてください。次のようなことが思い当たるのではないでしょうか。

  • 教えること
  • ある種のテーマに時間を費やすこと
  • コミュニティのリーダーになること
  • 他者を助けること

こういった要因を分析するのには時間がかかることもありますが、何に意欲を感じているのかを具体的に特定することができ、ひいては興味を持って取り組める仕事を見つけることに役立ちます。

6. キャリアパスを調べる

興味がある分野をいくつか特定できたら、さまざまな職種を調べてみましょう。職種は仕事図鑑で調べられるほか、Indeed で募集中の求人を検索することもできます。求人内容を読むと、魅力的だと感じる仕事の傾向が見えてきます。また、興味のある業務内容や職責について読み込むことで、自分に向いていそうな、関連するその他の職種にも興味が湧いてリサーチできるようになります。

興味がある分野や意欲を感じられることについて上司や勤務先に相談してみることも考えてください。会社は好きなのに今の職務にモチベーションを感じられない場合には、興味に合う仕事を別途引き受けたり、社内異動を検討する余地があると考えられます。

情熱を注いでいる対象がキャリアとして追求するタイプのものではないことが分かった場合でも、ここで学んだことを仕事探しに活かすことができます。例えば、家族と自宅で過ごす時間をとても大切にしていると気づいたなら、それが可能なスケジュールで働ける仕事を探すことができます。情熱の対象を見いだすと、自分のライフスタイルを維持するために必要な給与水準や福利厚生などの条件面も効率的に判断できるようになります。

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情熱を持てる対象を見つけるポイントは、日々の生活の中で、心が満たされ、刺激を受け、意欲が高まり、達成感を味わえる事柄を時間をかけて見つけだすことです。あなたの関心事に訴えかける求人を探したり、職務を見つけることで、その情熱をキャリアと結びつけていくことができます。

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