仕事さがし

シニア世代の働き方と仕事さがし

少子高齢化が進み日本の労働力が不足し続ける中、今注目されているのが「シニア世代」。
経験豊富で働く意欲のあるシニア世代は、企業にとっても貴重な労働力です。

この記事では、シニア世代の雇用の現状、仕事さがしのポイント、おすすめ求人サイトについて紹介していきます。

シニア世代とは?

シニアとは、労働という環境において一般的に60歳以上の年齢層を指します。シニア世代の人口に占める割合は年々増加の傾向にあり、総務省統計局によると、日本の総人口が減少する中で、2019年には高齢者人口が3,588万人と過去最多を記録し、総人口に対して28.4%を占める過去最高の割合となりました。

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シニア世代の雇用状況

「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律」により、「定年制の廃止」「定年の引上げ」「継続雇用制度の導入」など、65歳までの安定した雇用を確保することが義務付けられたこともあり、働くシニア世代はますます増加の傾向にあります。

厚生労働省の高年齢者の雇用状況 (2019年11月発表) によると、66歳以上働ける制度のある企業は49,638社(30.8%)で、前年に比べ6,379社増加(+3.2ポイント)となり、70歳以上働ける制度のある企業は46,658社(28.9%)と、前年より6,143社増加(+3.1ポイント)となりました。定年制の廃止を導入した企業は、4,297社(2.7%)で前年より184社増加(+0.1ポイント)という結果となりました。

継続して働くことができる企業は増加の傾向にあり、業界や職種も様々です。ここで大切なことは、今後どのような仕事をしたいのか、希望する仕事の求人があるのか、資格や経験は必要なのか、待遇はどのようなものなのかなど、自分が求める働き方に沿ったものであるのかどうか予め現状を把握しておくことです。

シニア世代の仕事さがしの3つのポイント

ではどのようなことに注意して仕事を探せば良いのでしょうか。
60歳からの仕事を選ぶには、現役時代とは状況が異なることを理解しておく必要があります。仕事内容やそれに見合った条件が得られるのか以外にも、自分自身の体力、記憶力、スピードなど、考慮しなければならないことはたくさんあります。理想の仕事に就くためにも、以下の3つのポイントを参考にしてみてください。

  1. 定年前から準備をする
  2. 仕事の目的・自分に合った働き方を明確にする
  3. 過去の経験やポジション、待遇にこだわり過ぎない

1. 定年前から準備をする
現役の時代から、定年後の人生設計をしておくことは重要です。そもそも定年後も働く必要があるのかないのか、家族のライフプランの予測、在職中の会社の再雇用制度や勤務延長制度の有無など、予め確認しておきましょう。できるだけ早い段階から準備を進めることで、実際に就職活動を始めるタイミングによりスムーズに行動することができます。

また、事前に人材紹介会社に定年後のキャリアについて相談するのも一つの手です。シニア世代に特化した人材紹介サービスなら、就職活動や求人情報に関する有益な情報を得ることができるでしょう。

2. 仕事の目的・自分に合った働き方を明確にする
定年後も仕事をし続けると決めた場合、どのような目的でするのかを明確にしておきましょう。「収入」「やりがい」「社会とのつながり」「時間」など、何を重要視するのかで仕事さがしの仕方が変わります。

  • 収入を重視:安定した収入を得られるフルタイムでの勤務となりますが、正社員に限定すると選択肢がかなり狭まります。契約社員や嘱託社員、派遣社員なども視野に入れ、幅広くリサーチしてみましょう。
  • やりがいを重視:これまでの経験や保有している資格、語学を活かせる職種が適しています。保健福祉士、講師、保育士、看護師、衛生士、調理師、技術系など、資格や経験が必要となる職種は多岐に渡るため、自分の強みを活かせる仕事を探してみましょう。
  • 社会とのつながりを重視:小学校・幼稚園の給食の調理補助や介護施設の食事作成補助など勤務時間が短いものや、家事代行、ベビーシッターなどの家事・育児経験が活かせるもの、コールセンター、軽作業など、体に負担のない程度に楽しめる仕事を選びましょう。
    また、地域ボランティアなど、社会貢献を実感できる活動に参加するのも良いかもしれません。
  • 時間を重視:パート・アルバイトなら、週1日〜や短時間勤務も可能なため、自分のペースで働くことができ、ワークライフバランスを保ちやすいでしょう。

3. 過去の経験やポジション、待遇にこだわり過ぎない
現役時代に比べ、ポジションや収入が低くなってしまう可能性は十分あります。定年を迎えたタイミングで心機一転気持ちを切り替え、ゼロからスタートするつもりで就職活動をしましょう。過去の経験やスキルが活かせる場合は最大限に発揮し、そういった機会がなければ積極的に新しいことに挑戦してみてください。新たな気持ちで臨めば、思わぬ自分にぴったりの仕事が見つけられるかもしれません。

シニア世代におすすめの求人サイト・サービス

昨今ではシニア世代に特化した求人サイトやサービス、情報サイトが作られています。自分に合ったものを探し、活用していきましょう。

  • シルバー人材センター: シニア世代が働くことを通じて生きがいを得ると共に、地域社会の活性化に貢献する組織。都道府県知事の指定を受けた社団法人。

  • ハローワーク: 厚生労働省管轄の公的な職業斡旋機関。地元密着の中小企業などの求人が豊富。

  • 東京しごとセンター: 東京都が都民の雇用や就業を支援するために設置。世代別に職歴や希望に応じた仕事探しの相談が可能。

  • Indeed 仕事探し: キーワードと勤務地を入力するだけで、あらゆる求人情報をまとめて検索可能。

  • ミドルシニア就活支援: リクルートエージェントのミドルシニア就活支援サイト。

まとめ

今後更に需要が高まるシニア世代。60歳を超えても安心して楽しく働き続けるためには、自分自身のキャリアプランと現状をしっかりと把握し、自分に合った働き方を見つけていくことが大切です。

シニア世代の労働力に期待が寄せられる今だからこそ、選択肢を広げて様々な仕事に興味を持ち、積極的にチャレンジしていきましょう。