アリ?ナシ?転職活動に「リファラル採用」

著者Indeed キャリアガイド編集部

投稿:2022年2月3日

Indeed キャリアガイド編集部は、さまざまな分野の知識を持つ才能豊かなライター、研究者、専門家のメンバーで構成されています。Indeed のデータと知見を駆使して、あなたのキャリア形成に役立つ情報をお届けします。

ここ最近、耳にする機会が多くなったリファラル採用。人材不足が深刻なIT業界では、積極的に活用されている採用手法です。

本記事では転職を検討している人に向けて、リファラル採用を活用して転職活動を行なった場合のメリットとデメリット、活用方法をお伝えします。

リファラル採用とは

リファラル採用とは、社員が友人や知人を自社に紹介する採用手法です。

知人からの紹介と聞くとひと昔前では縁故採用、いわゆる「コネ入社」のイメージがありました。リファラル採用は縁故採用と違い、企業の採用活動のひとつとして公平に選考を行います。

ITなどの専門スキル人材を欲している少数精鋭のスタートアップやベンチャー企業は、優秀な人材を確実な方法で手に入れたいため、近年では当たり前のように活用しています。また、会社によってルールが異なり、仕組み化をすすめる大手企業も増えています。

リファラル採用を活用している企業が増えている理由は、採用コストがかからず、既存社員から会社の魅力を伝え聞いているためミスマッチが少ないからです。

それでは、求職者側の目線でリファラル採用のメリットとデメリットを見ていきましょう。

リファラル採用で入社したときのメリット

企業側のメリットと同じく、紹介してもらう友人や知人から会社のリアルな状況を聞けるので、「イメージしていた仕事内容や社風とは違う」といった、入社後のギャップが避けられる点が大きなメリットです。

また、条件面や残業の有無、休暇の取りやすさなど、企業の採用担当者には聞きにくい内容であっても、友人や知人なら事前に確認しやすいでしょう。

企業によっては選考プロセスが短く、短期間で入社が決まれば精神的な負担も少ないと言えます。転職活動は長引けば長引くほど、精神的に不安が大きく疲弊しがちだからです。

リファラル採用で入社したときのデメリット

リファラル採用は選考にすすんでも、不採用になる可能性があります。「入社を約束されたものではない」と認識しておく必要があります。

紹介者と同じ部署など、近しい場所で仕事をする場合、もしかしたらやりづらいと思う人もいるかもしれません。いくらプライベートでは親しくても、仕事で接するときはコミュニケーションのとり方が違うため、心理的な線引きがうまく出来ないと仕事に支障をきたします。

人によっては入社後、紹介者との関係性が悪くなったり、「聞いていた話とは違う」と感じたりすることもあるでしょう。その際、紹介者の立場を考えると辞めにくいかもしれません。

リファラル採用で転職したいと思ったら

リファラル採用で入社したときのメリットとデメリットをしっかり理解した上で、転職活動での活用がアリかナシかを判断しましょう。

リファラル採用を活用したいと思ったら、以下のポイントを押さえて動きましょう。

信頼できる友人・知人に紹介を頼む

まずは信頼できる友人や知人に、転職活動中であることを公言します。希望する職種や条件(たとえば勤務地や事業規模など、優先順位の高いもの)を可能な限り伝え、友人や知人が務める会社に合致しそうなら、紹介して欲しいとお願いしましょう。

インセンティブ狙いかどうか、紹介者を見極める

リファラル採用を導入している一部の企業では、インセンティブ(報酬)制度を取り入れています。上記で「信頼できる知人や友人」とお伝えした理由は、インセンティブ目的で声をかけてくる人も残念ながらいるからです。SNSで発信したほうが広くリーチできますが、本当にあなたや自社のメリットを考えて紹介してくれるのか、見極めが大切です。

独自で企業研究をする

実際に働いている人のリアルな声を聞けるからといって、紹介者の情報だけに頼るのはやめましょう。

たとえば、セミナーやイベントが実施されていれば参加する、オウンドメディアをチェックするなど、自らの足と目を使って企業の情報を集めてから判断しましょう。

カジュアル面談をお願いする

自分が希望するポジションや職種に近い人の話を聞く機会を設けてもらうことをおすすめします。もし紹介者とあなたの職種が違う場合、仕事内容を細かく確認や質問ができないからです。

マネージャー層にあたる人から話が聞けると、その会社でのキャリアビジョンが描けるかもしれません。

上記のポイントを押さえて、納得してから選考にすすんでもらいましょう。

メリットとデメリットも踏まえながら転職活動のひとつの手段として、リファラル採用を検討してみてはいかがでしょうか。

関連記事

何歳からでもキャリアパスを変更できる9のステップ

こちらの記事もおすすめです