これからの企業選びに影響?エシカルに取り組む企業が増えているワケ

著者Indeed キャリアガイド編集部

更新:2022年9月1日

投稿:2022年4月3日

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エシカルに取り組む企業 イメージ

企業の取り組みを通して、「エシカル」の言葉を目にする機会が増えました。エシカル消費を筆頭に、エシカルファッション、エシカルパッケージ、最近ではエシカル就活という言葉も使われています。なんとなく聞いたことはあっても、具体的にはわからない人もいるのではないでしょうか。

本記事では、エシカルの意味と、なぜ今企業が取り組むのかを説明します。もしかしたら今後、転職をする上での企業選択に影響するかもしれません。

エシカルとは

エシカル(ethical)とは直訳すると、倫理的な、道徳的上の、という意味です。2015年に国連が定めたSDGs(持続可能な開発目標)の文脈で語られた「エシカル消費」をきっかけに一気に広まりました。

消費者庁の説明によると、エシカル消費とは「消費者それぞれが各自にとっての社会的課題の解決を考慮し、そうした課題に取り組む事業者を応援しながら消費活動を行うこと」とあります。SDGsの17のゴールのうち、特にゴール12の「つくる責任 つかう責任」に関連する取り組みを指します。

たとえば、消費者庁では以下のような消費活動をあげています。

人や社会への配慮

  • 適正に取引されたフェアトレード認証商品や売上金の一部が寄付につながる商品、障がい者支援につながる商品を選択する。

地域への配慮

  • 無駄な輸送で発生するエネルギーを減らすために、地産地消を意識して地元でつくられた商品や伝統工芸品を選択する。

  • 被災地を応援するために、被災地で作られたものを購入する。

環境への配慮

  • 資源保護の認証がある商品やCO2(二酸化炭素)削減の工夫をしている商品を購入する。

  • マイバッグやマイボトルを使う。

  • 電球を省エネLEDに交換する。

  • 食品ロスを減らし、地域のルールに沿ったゴミの分別を徹底する。

企業が取り組むエシカル

業界や規模を問わず、さまざまな企業が取り組みを始めています。企業は取り組みによってSDGsの達成に寄与するだけじゃなく、社会的な問題に取り組む企業としての価値を創出し、消費者からのイメージアップや投資家からの信頼にもつながっていきます。

エシカル消費への、企業の取り組み例を一部紹介します。

スターバックス

適正な価格が生産者に支払われているかなど、独自の調達ガイドラインを設けて生産者を直接サポートしている。世界でもっとも多くの国際フェアトレード認証のコーヒーを売買。2030年までに、世界で廃棄物と二酸化炭素の排出量を半減させる目標を定めている。

アスクル

消費者向けECサービスLOHACO(ロハコ)で、品質に問題のない商品を廃棄せずに有効活用する取り組み「エシカルeコマース」を開始。トイレタリーを中心に、多くの企業が賛同して販売を行なっている。

ユニクロ

生地の30%にペットボトルを再利用したリサイクルポリエステルを使用するなど、全商品リサイクルとリユースする取り組みを行う。

エシカルの視点で企業選択をする

このようにエシカルは、人、社会、地域、環境に配慮した考え方や行動を表しますが、最近では広義な意味でも使われるようになりました。

「エシカル就活」と名付け、上記に配慮した企業と社会問題に対して意識の高い学生をつなぐサービスも誕生しています。環境問題が子どもの頃から身近にある世代にとって、社会課題を企業選びの軸にするのは自然な流れなのかもしれません。

SDGsをきっかけに、世代関係なく環境問題や社会問題へ関心を持つ人はさらに増えていくと思われます。エシカルへの注目が高まるとともに、企業もSNSなどを通してエシカルへの取り組みをどんどん発信していくでしょう。

もし、社会問題に強い関心があるのなら、エシカルに取り組む企業で働きながら社会貢献していくのもひとつの手です。転職活動の際に、エシカルの視点を持って企業選択してもいいでしょう。

社会的価値のある商品を提供していたり、被災地でつくられた材料や素材を使用していたり、エシカルに積極的に取り組んでいる企業に注目してみてはいかがでしょうか。

本記事で紹介されている第三者企業は、Indeed と提携しておりません。


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