コンピテンシー面接とは?攻略法と回答例

著者Indeed キャリアガイド編集部

2021年7月27日

コンピテンシー面接とは?

コンピテンシー面接(行動面接)とは、面接官が候補者の過去の行動に基づき評価する、一般的な面接テクニックです。例えば、「もし仕事でプレッシャーを感じたらどう対処しますか?」というような仮定の質問をするのではなく、「仕事でプレッシャーを感じていた時のことを説明してください。どのように対処されましたか?」というような状況質問をします。

コンピテンシー面接対策テクニック

  • 職務記述書をくまなく読む

  • これまでに取り組んできたプロジェクトの振り返りをする

  • 前職の業績評価を見返す

  • 職業上の功績リストを作成する

  • STARメソッドを使用して回答を構成する

  • オープンで正直な回答をする

  • 面接での回答を声に出して練習する

  • 各質問への答えは2分以内に収める

質問を通して、面接官は通常3つのことを確認しようとしています。1つ目は、実際の状況であなたがどのように行動したのか。2つ目は、その状況であなたがどのような重要な価値をもたらしたのか。3つ目は、「職場でのプレッシャー」など、人によって解釈が異なる概念を、あなたがどのように定義するのかを知りたいのです。

コンピテンシー面接を突破するには準備が全てです。間違った答えがあるわけではなく、本当のあなたを知ることを目的としています。大切なことは、正直であることと、自分が提供できるものをいかに上手く伝えられるか練習を重ねることです。

STARメソッドの活用

STARメソッドはコンピテンシー面接対策における有効な手段であり、質問に対する回答を構造化するのに役立つテクニックです。この方法を使用すれば、話す内容が整理され、面接官に伝わりやすい回答をすることができます。
ここでは、このメソッドが具体的にどのように機能するかについて説明します。

  • Situation(状況):どのような状況だったか?
    状況を設定する際に、その出来事がいつ、どこで起こったかを相手に伝えます。
    例:「私たちは高価値のクライアントのために6ヶ月間の契約に取り組んでいましたが、私たちの代理店が別の大きな会社と合併したときに...」

  • Task(課題):どのようなタスクを持っていたか?
    例:「プロジェクトを軌道に乗せるために、クライアントとコミュニケーションを取りながら、グループの移行をリードするのが私の役割でした。」

  • Action(行動):どのような行動をしたか?
    例:「合併の進捗状況を報告するために、毎週クライアントとのミーティングを設定しました。これにより、私たちの間に深い信頼関係が築かれました。また、チームの各担当者と定期的に1対1の面談を行い、それぞれがどのような対応をしているかを確認し、期限を守ることを徹底しました。」

  • Result(結果):どのような成果をあげたか?
    例:「その結果、私たちは彼らのあらゆる要求を満たし、プロジェクトを期限までに完了させることができました。多くの変化に対応し、プレッシャーの中で成功を収めることができたのは、大変やりがいのあることでした。」

関連記事:STAR メソッドを使って行動面接の質問に回答する方法

コンピテンシー面接のよくある質問

ここでは、コンピテンシー面接でよく聞かれる質問の例をいくつかご紹介します。今後の面接に備えて、それぞれの質問に対するあなたの回答を考えてみましょう。

  • 仕事で困難を乗り越えた時のことを教えてください。

  • これまでの経験で大変だったことは何ですか?どのようにしてその問題を解決しましたか?

  • 失敗談について教えてください。どのようにして対処しましたか?

  • 新しいスキルを学んだ時のことを教えてください。どのように習得し、どのようにしてそのスキルを応用しましたか?

  • マネージャーやシニアリーダーにアイデアを出さなければならなかったことはありますか?結果はどうなりましたか?

  • 結果を振り返ってみて、本当はもっとこうすべきであったと考えたことをお話しください。

  • 大きなプレッシャーの状況下で、ストレスを抱えていた時のことを説明してください。どのように対処されましたか?

  • 自身で目標を設定し達成した時のことを教えてください。

  • これまで最も達成できたこととその理由は何ですか?

コンピテンシー面接の回答例

ここまでにご紹介したテクニックを使って、コンピテンシー面接の質問にどのように答えるか、以下の例を参考にしてみてください。

質問:仕事で困難な状況を乗り越えた時のことを教えてください。

回答:「前職で、クライアントとのデリケートな状況をどう扱うかについて、同僚と意見の相違がありました。というのも、クライアントのキャンペーンでミスをしてしまい、その結果、全体のパフォーマンスが悪化してしまったのです。同僚はミスを説明せずに進めたいと言っていましたが、私はクライアントに何が起こったのかを知らせるのが最善だと考えました。

何度も行ったり来たりした後、私は彼に、それぞれのやり方のコストとメリットを比較する時間を作れないかどうか尋ねました。最終的には、相手をよりよく理解するために、お互いの動機や恐れを知る必要がありました。

私たちは、クライアントに何が起きたのかを知らせることにし、別のキャンペーンを無償で提供することに合意しました。その結果、短期的には損失を被ることになりましたが、クライアントは私たちの誠実さを高く評価してくださり、過去に使用した金額を上回る年間キャンペーンを予約してくださいました。また、同僚と私は、チームワークを評価され、他のクライアントチームに問題解決のためのカウンセリングを行うことになりました。」

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