【ビジネス英語】採用面接でよく聞かれる125の質問と答え方のヒント

更新:2022年7月21日

面接の準備をするにあたり、採用企業からどんな質問をされるだろうかと考える人もいると思います。面接で取り上げられる話題を確実に予測する方法はありませんが、面接でよく聞かれる質問にはいくつかの種類があるので、このような質問については、あらかじめ回答の用意をしておくことが可能です。

どんな面接でも具体的な質問の内容はそれぞれ異なるものですが、面接でよく聞かれる質問への答えを準備しておけば、今後の面接で採用企業に良い印象を与える話題を用意できます。
この記事では、英語での採用面接でよく聞かれる質問を取り上げ、面接官が候補者の回答に求めるものについてのヒントや、具体的な回答例をご紹介していきます。

面接のコツ
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面接のコツ

  1. 採用企業や面接官について下調べをする

  2. よく聞かれる質問に答える練習をする

  3. 求人内容を確認する

  4. STARメソッドを活用して質問に答える

  5. 友人に頼んで質問に答える練習に付き合ってもらう

  6. これまでの仕事のエピソードを用意しておく

  7. 面接に着ていく服を前日の夜に決めておく

  8. 面接官に聞く質問を準備しておく

  9. 履歴書のコピーと筆記用具を持参する

  10. 自分のスキルや実績に結びつけながら質問に答える

英語での採用面接でよく聞かれる質問とその回答例

最初に、面接でよく聞かれる質問をいくつか挙げつつ、今後の面接に向けた準備の参考となるよう、それぞれの質問に答える際の注意点や具体的な回答例をご紹介します。

1. Tell me about yourself(自己紹介をしてください)

面接の冒頭では、面接官から自己紹介を求められることがよくあります。面接官は候補者の能力や志望動機のほか、候補者が「自分はこの仕事に適任である」と考える基本的な理由を知ろうとします。そこで、その仕事に関連する情報に話題を絞り込みながら、簡潔かつ単刀直入に回答をまとめるのが自己紹介のポイントです。回答をまとめる際は、次の点に注意しましょう。

1. まずは現在の仕事の業務の中で、応募する仕事と関連のあるものを説明する
回答例:"I've been a hostess at XYZ Restaurant for just over two years where I greet and seat customers, assess wait times, fulfill to-go orders and answer the phones. I love the lively and busy environment—we often have Friday and Saturday wait times of one hour or more...”

(日本語訳)
「私はこれまで2年余りにわたり、XYZレストランで受付を務めてきました。業務内容としては、お客様のお出迎えとお席へのご案内、待ち時間の確認、テイクアウトのご注文への対応や電話応対が挙げられます。私はこのレストランの賑やかで活気のある雰囲気が好きです。特に金曜日や土曜日は、待ち時間が1時間以上になることも珍しくありません。」

2. 次にこれまでの職務経験を簡潔にまとめつつ、主な実績をアピールする
回答例:"...Before working at XYZ Restaurant, I worked in retail as a floor associate for five years. Working in retail developed the customer service skills that make me a great hostess, offering a top-tier dining experience from the moment customers walk in the door. It also equipped me with the ability to work quickly under pressure..."

(日本語訳)
「XYZレストランで働く前は、小売店の販売員として5年間勤務しました。小売店での勤務経験を通じて身につけたカスタマーサービスのスキルはレストランの受付の仕事でも大いに役に立っており、このスキルのおかげで、お客様が来店した瞬間から最高のサービスを提供することができています。また、販売員としての仕事では、プレッシャーの中でも業務をスピーディーに進める能力を身につけることができました。」

3. 最後に、応募した仕事についてどう感じたか、そして自分の能力や目標にその仕事に適している理由を説明する
回答例:"...I've enjoyed and grown in my current role, but wish to expand and utilize my customer service expertise in an elite restaurant environment. I am interested in your restaurant because of its reputation for delivering first in class service to your patrons in a lively, dynamic environment.”

(日本語訳)
「私は現在の仕事を楽しみながら成長してきましたが、一流のレストランでカスタマーサービスのスキルをさらに磨き、それを発揮していきたいと思っております。私が御社のレストランで働きたいと思っているのは、賑やかで活気のある雰囲気の中、最高級のサービスをお客様に提供しているという評判を伺ったからです。」

関連記事:【面接対策】好印象を与える自己紹介の仕方(回答例付)

Tell Me About Yourself
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"Tell me about yourself(自己紹介をしてください)"と言われたときの答え方

  1. 最初に現在の自分の仕事について説明する

  2. これまでの仕事で達成してきた主な成果や実績を振り返る

  3. これまでの経歴、興味の対象、取得した資格を応募する仕事と関連付けて説明する

2. How would you describe yourself?(自分はどんな人間だと思いますか?)

この質問をしてくる面接官は、候補者の能力や特性と、募集対象の仕事で活躍するために必要と考えられるスキルがどの程度一致するのかを知りたいと思っています。この質問に回答する際は、自分の性格の特徴を2~3個挙げ、具体的なエピソードを交えながら説明しましょう。

たとえば、向上心や意欲の高い人であれば、次のように回答します。

“I am an ambitious and driven individual. I thrive in a goal-oriented environment where I can constantly challenge myself personally and professionally. I am always looking for an opportunity to do better and grow. These characteristics have helped me achieve success in my career. For example, I was promoted three times in less than two years in my last position.”

(日本語訳)
「私は向上心や意欲に溢れた人間です。仕事でもプライベートでも目標の達成に向けて努力し続けられるような環境で実力を発揮することができ、改善や成長のチャンスを常に求めています。このような性格のおかげで、私はこれまでの仕事で大きな成果を達成してきました。たとえば、前職では2年以内に3回の昇進を経験しました。」

関連記事:面接での質問「自分はどんな人間だと思いますか?」(回答例付)

3. What makes you unique?(あなたが他の候補者と違うところは何ですか?)

採用企業がこの質問をしてくることが多いのは、選考対象の他の候補者よりも適任であると考えられる理由を把握しようとしているからです。この質問に回答する際は、採用企業が自分を採用すればどんなメリットを得られるのかに注目しましょう。とはいえ、他の候補者のことを知らない以上、他の候補者と比較しながら回答を考えるのは難しい場合があります。そこで、これまでの自分の経歴がその仕事に適している理由を説明すれば、自分が他の候補者より優れている能力や特性を採用企業に判断してもらうことができます。

この質問への回答を用意する際は、以下の点について検討しましょう。

  • 採用企業が重視する条件:求人情報の職務内容欄のほか、必須の応募資格や、望ましいスキルや能力、経験、資格を確認しましょう。たとえば、他のメンバーとの共同作業が重視される仕事であれば、1つの目標の達成に向けてチームをまとめる能力について話すとよいでしょう。

  • これまでの仕事で成果を収めてきた方法:これまでの実績を振り返り、その実績を達成する上で助けとなったスキルや能力を挙げてみましょう。たとえば、マーケティングスキルに対して表彰を受けたことがある場合は、表彰のきっかけとなったプロジェクトや経験と併せて説明すれば効果的です。

  • 人から褒められたことがある能力やスキル:これまでの勤務先の上司や同僚に広く認められていた自分の長所や能力を振り返り、過去の人事評価や遂行した業務で受けた肯定的なフィードバックを思い出してみましょう。たとえば、同僚のやる気を引き出す能力を人事評価で上司から毎回称賛されていた人であれば、その上司だけでなく、他の採用企業でもその能力を高く評価してもらえると考えられます。

回答例: "What makes me unique is my ability to meet and exceed deadlines. In my previous role, my manager consistently praised me for completing my projects efficiently with a high level of quality. This allowed me to take on additional responsibilities and eventually led to a promotion."

(日本語訳)
「私が他の候補者と違うところは、業務の期限を守りつつ、優れた成果を達成できるところです。前職では、業務を効率よく遂行しながら質の高い仕事をするということで、上司からいつも褒められていました。そのおかげで、任せていただける業務が増えただけでなく、最終的には昇進することができました。」

4. Why do you want to work here?(志望動機を教えてください)

この質問は、候補者が自社についての情報収集を行い、自分が適任であるかを冷静に検討したかどうかを判断するために、面接官が聞いてくることがよくあります。この質問への回答を用意するには、その会社の製品やサービス、ミッション、沿革、企業文化について調べるのが一番よい方法です。回答には、その会社の特徴の中で魅力的に感じたところや、自分の価値観やキャリアに関する目標と一致するところを含めるようにしましょう。

回答例: “The company’s mission to help college grads pay off their student loan debt resonates with me. I’ve been in student loan debt myself and would love the opportunity to work with a company that’s making a difference. Finding a company with a positive work environment and values that align with my own has remained a priority throughout my job search and this company ranks at the top of the list.”

(日本語訳)
「私は大卒者の奨学金返済を支援するという御社のミッションに感銘を受けました。私自身も奨学金の返済をしており、そのサポートをしている企業で働きたいと思っております。また、職場の雰囲気が明るく、価値観や考え方の方向性が自分と一致している企業を見つけることを転職活動で重視しており、御社はその条件に最も当てはまる企業です。」

関連記事: 【面接対策】よくある質問「志望動機を教えてください」

5. What interests you about this role?(この仕事に興味を持ったのはなぜですか?)

採用担当者がこの質問をよくするのは、募集対象の仕事について候補者が理解しているかどうかを確認し、その仕事に関連するスキルをアピールするチャンスを候補者に与えるためです。この質問への回答を考える際は、まず求人内容をよく確認して、応募条件と自分のスキルや経験を比較します。そして自分が好きな業務や得意な業務をいくつか選び、回答の中でそれをアピールしましょう。

回答例: “While I highly valued my time at my previous company, there are no longer opportunities for growth that align with my career goals. This position fits perfectly with my skill set and how I’m looking to grow in my career. I’m also looking for a position at a company like yours that supports underserved communities, which is a personal passion of mine.”

(日本語訳)
「前職での経験は、私にとって非常に貴重なものでしたが、キャリアに関する目標の達成に向けて成長するチャンスは残されていませんでした。この仕事は私のスキルだけでなく、これから目指していきたいキャリアアップの方向性とも完全に一致しています。また、私はサービスが十分に提供されていないコミュニティへのサポートを個人的な目標としており、それを実践している御社のような企業で働きたいと思っております。」

関連記事:【面接対策】志望動機の答え方

6. What motivates you?(あなたのモチベーションは何ですか?)

この質問をしてくる採用企業は、候補者の自己認識力のレベルを把握し、候補者のモチベーションの源が募集対象の仕事や自社の方針と合致しているかどうかを確認しようとしています。回答の際は、実際のエピソードを交えながらできるだけ具体的に説明するとともに、その仕事の職務内容や採用企業のミッションに関連付けるとよいでしょう。

回答を用意する際は、以下の点について検討しましょう。

  • これまでの仕事で「今日は良い1日だった」と感じたのはどんなときだったか、そしてその理由は何か

  • 今の職種や業界を選んだ理由は何か

  • 求人内容を読んで、その仕事に応募しようと思ったきっかけは何か

回答例: “Making a true difference in the lives of my patients and their families motivates me to strive for excellence in everything I do. I look forward to seeing my patient’s reactions when we get a positive outcome that will change their lives forever. That’s why I became a nurse and why I’m pursuing a position in pediatrics.”

(日本語訳)
「患者さんとそのご家族の人生を良い方向に変えられるよう努力することが、あらゆる業務で卓越した成果を出すための原動力となっています。患者さんの将来の人生を変える、前向きな結果が得られたときに、患者さんがどんな反応するのかを楽しみにしながら仕事に励んでいます。そしてそれこそ私が看護師になった理由であり、小児科でのキャリアを追求している理由でもあります。」

関連記事:【面接対策】よくある質問「あなたのモチベーションは何ですか?」(回答例付)

7. What are you passionate about?(情熱を持って取り組んでいることは何ですか?)

上記のモチベーションに関する質問と同様に、採用企業は候補者のモチベーションを引き出すものや候補者が特に重視していることを詳しく把握するために、情熱を持って取り組んでいることについて質問してくる場合があります。この質問は、候補者が募集対象の仕事に適任かどうかだけでなく、その仕事が候補者の目標達成に貢献できるかどうかを判断しやすくする効果があります。回答の際は以下の手順に沿って考えましょう。

1. 自分が心から情熱を注いでいるものを選び、なぜ情熱を注いでいるのかを説明する。
回答例:“As a software developer, I’m passionate about creating truly beautiful, efficient digital products to make people’s experience with technology memorable...”

(日本語訳)
「ソフトウェア開発者である私は、ユーザーの記憶に残るテクノロジーを作るべく、真に美しく効率的なデジタルツールを作ることに情熱を注いでいます。」

2. その情熱をどのように追求しているのかを示すエピソードを説明する
回答例:"...One of the things I loved about my last job was witnessing the results of my team’s code update and watching as our months of work yielded positive user feedback...”

(日本語訳)
「前職で嬉しかったことの1つは、所属するチームで何か月にもわたってコードの更新に取り組んだ結果、ユーザーから好意的な評価を頂いたことです。」

3. そのエピソードを応募した仕事と関連付ける
回答例:"...Having the opportunity to lead projects from ideation through launch was one of the reasons I was so excited to apply for this role.”

(日本語訳)
「企画からリリースまで、プロジェクトを指揮するチャンスがあるというのが、私がこの仕事に応募した理由の1つです。」

関連記事:【面接対策】よくある質問「情熱を持って取り組んでいることは何ですか?」

8. Why are you leaving your current job?(今の仕事を退職する理由は何ですか?)

退職理由を説明する際は、印象の良い伝え方がいくつもあります。今回の転職が熟慮を重ねた結果であるということを面接官に信じてもらえるように、よく考えて回答を用意しましょう。その際は、今の仕事や前職のマイナス面には言及せず、次の仕事で何を得たいかという未来に目を向ける必要があります。また、回答を作る際は以下の点に注意しましょう。

1. 自分のスキルを中心に取り上げる
回答例:"I’ve been refining my project management skills with volunteer opportunities and side projects with other teams, and I received my PMP last quarter..."

(日本語訳)
「ボランティア活動や他の企業での副業を通じてプロジェクトマネジメントのスキルを磨いてきたほか、前四半期には国際的なプロジェクトマネジメントの資格であるPMPを取得しました。」

2. 前向きな姿勢を保つ
回答例:"...I’m looking for an opportunity where I can put those abilities to work for a mission I’m passionate about...”

(日本語訳)
「自分が情熱を傾けられるミッションのために、このスキルを発揮できるチャンスを求めています。」

3. 応募する仕事に結び付けて説明する
回答例:“...I was also excited to read in the job description that this role will require regular presentations to key stakeholders—one of my key motivators is the ability to connect with colleagues and communicate my team’s work, so this is an especially exciting part of this opportunity...”

(日本語訳)
「また、求人内容を拝見し、主要な利害関係者へのプレゼンテーションを定期的に行う仕事であることを知りました。私にとって、同僚の皆さんと協力しながらチームの成果をアピールできることが大きなモチベーションの1つであり、この仕事に大きな魅力を感じた理由でもあります。」

4. 最後にまとめる
回答例:“...Ultimately, I’ve learned a lot in my current role, but I’m looking for the next step where I can continue to grow and use the skills I’ve honed to contribute to a company I love, and this opportunity seems to be the perfect fit.”

(日本語訳)
「現在の仕事では多くの学びを得ることができましたが、今後も成長を続け、これまで磨いてきたスキルを発揮することで、愛着を持てる会社のために貢献できる機会を求めており、この仕事は私にぴったりであると感じています。」

関連記事:【面接対策】面接での質問「求職活動をしている理由はなんですか?」

9. What are your greatest strengths?(あなたの長所は何ですか?)

この質問に答える際は、自分の技術的なスキルやソフトスキルの中で、応募する仕事との関連性が強いものを取り上げましょう。自分を売り込むのは気まずく感じられるかもしれませんが、これは面接官に自分が優秀な候補者である理由をアピールするチャンスであり、面接官もそれを知りたいと思っています。回答の際は、以下の手順に沿って内容を考えましょう。

1. 自分の長所である能力や性格特性を2~3個挙げる
回答例:"I’ve always been a natural leader...”

(日本語訳)
「私には生まれつきリーダーとしての素質があります。」

2. その裏付けとなるエピソードを説明する
回答例:"...I’ve exceeded my KPIs every quarter and have been promoted twice in the past five years. I look back at those successes and know that I wouldn’t have reached them if I hadn’t built and led teams composed of highly skilled and diverse individuals. I’m proud of my ability to get cross-functional groups on the same page...”

(日本語訳)
「私はどの四半期でもKPI(重要業績評価指標)を上回る成果を達成し、過去5年で2回の昇進を経験しました。これらの実績を振り返ると、高いスキルを持った多様なメンバーが集まるチームを作り、指揮していなければ、とても達成できなかっただろうと感じています。私はチームの垣根を越えて、多くのメンバーの認識や足並みを揃えることができる自分の能力を誇りに感じています。」

3. そのエピソードを応募している仕事と結び付ける
回答例:"...I’ve also regularly honed my management skills through 360 reviews and candid sessions with my team, and I know continuing to build my leadership skills is something I want from my next role.”

(日本語訳)
「また、私はチームの360度評価やメンバーとの率直な意見交換を通じて、マネジメント能力を磨き続けてきました。そして、今後もリーダーシップスキルを伸ばしていくことが、次の仕事に求めるものだと思っています。」

関連記事:【面接対策】長所と短所の答え方

10. What are your greatest weaknesses?(あなたの短所は何ですか?)

これまでの成果や実績を取り上げることが求められている状況で、自分の短所について説明するのは不自然に感じられるかもしれません。しかし、自分の短所を正しく説明できれば、自己認識力の高さとスキルアップや成長への意欲をアピールすることになり、採用企業から高い評価を受けることができます。この質問への回答を考える際は、以下の点について検討しましょう。

1. 応募する仕事と関連のある自分の実際の短所(長所ではなく)を正直に挙げる
回答例:"I’m naturally shy...”

(日本語訳)
「私は元々内気な性格です。」

2. 昔の自分について言及する
回答例:"...From high school and into my early professional interactions, it sometimes prevented me from speaking up...

(日本語訳)
「高校時代から社会人になりたての頃までは、はきはきと喋れないこともありました。」

3. 短所を克服するきっかけになった具体的なエピソードを語る
回答例:"...After being a part of a workgroup that didn’t meet our strategic goals two quarters in a row, I knew I owed it to my team and myself to confidently share my ideas...”

(日本語訳)
「しかし、私が参加したプロジェクトチームが2四半期連続で戦略目標を達成できなかった際、私はチームのためにも自分のためにも意見をはっきりと述べた方がよいと気づきました。」

4. 短所をどのように克服したか、または克服しようとしているかを説明する
回答例:"...I joined an improv acting class. It’s fun and has really helped me overcome my shyness. I learned practical skills around leading discussions and sharing diverse perspectives. Now, in group settings, I always start conversations with the quieter folks. I know exactly how they feel, and people can be amazing once they start talking.”

(日本語訳)
「そこで私はインプロ(即興演劇)の講座に参加しましたが、その講座は楽しいだけでなく、内気な自分を大きく変えてくれました。その講座で議論を主導する方法や多様な視点を共有する方法などの実践的なスキルを身につけた結果、今ではグループで話し合う際に、自分の意見を言わないメンバーにいつも話しかけるようになりました。私は発言ができないメンバーの気持ちがよくわかります。そしてそのような人がいったん話し始めると、素晴らしいアイデアを提供してくれる場合があることを知っています。」

11. What are your goals for the future?(将来の目標は何ですか?)

採用担当者は、候補者が長期にわたって自社に在籍しようとしているかどうかを判断するために、候補者の将来の目標について質問することがたびたびあります。また、この質問は候補者の意欲やキャリアに対する希望、計画性を測るためのものでもあります。この質問に回答するには、これまでのキャリアに触れつつ、募集対象の仕事を通じて長期的な目標をどのように達成していくのかを説明するのが最もよい方法です。

回答例: “I would like to continue developing my marketing expertise over the next several years. One of the reasons I’m interested in working for a fast-growing startup company is that I’ll have the ability to wear many hats and collaborate with many different departments. I believe this experience will serve me well in achieving my ultimate goal of someday leading a marketing department.”

(日本語訳)
「私は今後数年間でマーケティングのスキルにさらに磨きをかけたいと思っています。急成長中のスタートアップ企業で働くことに興味がある理由の1つは、多種多様な業務を兼任し、さまざまな部署の人たちと協力して仕事に取り組める環境にあります。将来はマーケティング部門のリーダーになりたいと思っているので、このような経験が長期的な目標を達成する上で役に立つと信じています。」

関連記事:【面接対策】よくある質問「将来の目標は何ですか?」

12. Where do you see yourself in five years?(5年後の自分はどうなっていると思いますか?)

採用企業にとって、候補者が将来の人生をどのように思い描いているのかを知ることができれば、募集対象の仕事や自社の方向性が候補者個人のキャリアアップの目標と一致しているかどうかを判断しやすくなります。この質問に答える際は、次のようなアプローチがあります。

身につけたいスキルや達成したい成果を説明する

回答例:“In five years, I’d like to be an industry expert in my field, able to train and mentor students and entry-level designers alike. I would also like to gain specialized expertise in user experience to be a well-rounded contributor working with design and marketing teams on large-scale projects that make a difference both in the company and the global community.”

(日本語訳)
「今後5年間で、私は専門分野のエキスパートとして、学生はもちろん実務経験の少ないデザイナーの訓練や指導ができるようになりたいと思っています。また、ユーザーエクスペリエンスの専門的な知識を身につけ、自社だけでなくグローバル経済に貢献する大規模なプロジェクトで、デザインチームやマーケティングチームと協力できるオールマイティーな人材になりたいとも思っています。」

また、次のようなアプローチもあります。

就きたい仕事や担当したいプロジェクトなど、キャリアに関する具体的な目標を説明する

回答例:"Some of my future goals for the next few years include leading a design team in a formal capacity. I’m also excited about the prospect of working with product and event teams on developing streamlined processes—this is a natural fit with my project management background. I’d also like to further develop my skills in user experience to aid in creating more user-focused designs all around.”

(日本語訳)
「私の今後数年間の目標としては、まずデザインチームの正式なリーダーになることが挙げられます。また、製品開発チームやイベントチームと協力して、プロセスの改善に取り組みたいという希望も持っています。これは私のプロジェクトマネジメントの経験を踏まえれば、ごく自然な選択です。さらに、あらゆる面でユーザーを意識したデザインを作る助けとなるよう、ユーザーエクスペリエンスのデザインスキルをさらに磨きたいと思っています。」

関連記事:5年後の自分はどうなっていたいですか?

13. Can you tell me about a difficult work situation and how you overcame it?(仕事で困難な状況に直面した経験と、それをどうやって乗り越えたのかについて説明してください)

この質問は、候補者がプレッシャーの中で発揮できる問題解決能力などのスキルを測るためによく聞かれます。ただ事実や数字を羅列するより、エピソードの方が記憶に残りやすいことを踏まえ、生き生きと語ることを心がけましょう。また、この質問は自分が逆境に陥ったときにどれだけ努力できるのかといった人間性をアピールする絶好のチャンスにもなります。

この質問に答える際は、STARメソッドに基づいて、次の4つの点を意識しましょう。

  • 状況(Situation)

  • 課題(Task)

  • 行動(Action)

  • 結果(Result)や教訓(Learning)

回答例: “It was the first day of my boss’s two-week vacation and our agency’s highest-paying client threatened to leave because he didn’t feel he was getting the personalized service he was promised. I spent my lunch hour on the phone with him talking through his concerns. We even brainstormed ideas for his next campaign. He was so grateful for the personal attention that he signed another six-month contract before my boss even returned from her trip.”

(日本語訳)
「上司が2週間の休暇に出た最初の日のことです。私が勤めていた代理店のお得意様であるクライアントが『約束されていたように自社のニーズに寄り添ったサービスが提供されていない』として、利用を取りやめると連絡してきました。そこで私は休憩時間を使って、クライアントの不満を電話で徹底的に聞き取りました。さらに、クライアントの次のキャンペーンに関して社内でブレインストーミングを行いました。こうした個別対応をクライアントに喜んでいただいた結果、上司が休暇から戻るよりも前に、半年間の契約更新を勝ち取ることができました。」

14. What is your salary range expectation?(希望年収を教えてください)

面接官がこの質問をしてくるのは、募集対象の仕事に設定している給与の金額と候補者の希望年収が一致しているかどうかを確認するためです。その仕事の市場価値よりかけ離れている金額(高低問わず)を提示すると、自分の価値を正しく認識していないという印象を与えてしまいます。この質問に答える際は、次の3つのアプローチがあります。

ある程度の幅を持たせる

応募した仕事の一般的な給与の金額を Indeed の給与検索ページで調べた上で、許容できる最低金額を提示範囲の下限としましょう。たとえば、最低でも500万円の年収を希望している場合は、年収500万から600万円の範囲で面接官に提示するとよいでしょう。また、多少の融通が利くかどうかも伝えるようにしましょう。

回答例: “My salary expectation is between X,XXX,XXXJPY and X,XXX,XXXJPY, which is the average salary for a candidate with my level of experience in this city. However, I am flexible and willing to discuss.”

(日本語訳)
「希望年収はXXX万円~XXX万円の範囲です。これは私と同じ程度の経験を持つ候補者の給与として、この地域では平均的な金額です。実際の金額はご相談の上で決めさせていただければと存じます。」

交渉の余地があることを伝える

福利厚生の内容や報酬の形式によっては、給与と同程度の価値があるとみなせる場合があります。

回答例: “I am seeking a position that pays between 7,500,000JPY and 8,000,000JPY annually, but I am open to negotiate salary depending on benefits, bonuses, equity, stock options and other opportunities.”

(日本語訳)
「年収750万円~800万円の仕事を希望していますが、福利厚生やボーナス、株式、ストックオプションなどの制度に応じて相談させていただきたく存じます。」

話題をそらす

選考プロセスの初期段階で職務内容や条件について詳しく確認している途中であれば、回答を後回しにできるように話題をそらすのも1つの方法です。

回答例: “Before I answer, I’d like to ask a few more questions to get a better idea of what the position entails. That way, I can provide a more accurate expectation.”

(日本語訳)
「ご質問にお答えする前に、職務内容について詳しく把握できるよう、いくつかお尋ねしてもよろしいでしょうか。その後に具体的な希望額を提示させていただければ幸いです。」

関連記事:【面接対策】よくある質問「希望年収を教えてください」

15. Why should we hire you?(あなたを採用するメリットは何ですか?)

ある種の牽制のように感じられるかもしれませんが、面接官がこの質問をする基本的な目的は、自分が優秀な候補者である理由を説明するチャンスを候補者にもう一度与えることにあります。この質問への回答では、自分が提供できるスキルや知識、自分が採用企業の文化に合っている理由、そしてその仕事を通じて実現できるであろう価値について説明する必要があります。

なお、採用企業との相性について面接官と話す際に注意しておきたいことがあります。それは「企業文化との相性(カルチャーフィット)」という考え方が、現在在籍している従業員と考え方や振る舞い方、容姿が似ていない候補者を、たとえ無意識であっても排除したり差別したりする手段として使われる場合があるということです。そこで代わりに取り上げることを検討したいのが、「企業文化に付加価値をもたらす(カルチャーアッド)」という考え方です。多様な経験や視点を持つ従業員を採用して、企業文化に新しい価値観や考え方を加えることができれば、その会社はさらに強固な組織を作ることができます。

回答例: “My experience accurately managing inventory intake and skills in creating effective, streamlined schedules make me uniquely qualified to succeed in this kitchen manager position. I understand that you require a highly organized candidate with acute attention to detail. In my previous job, I successfully handled schedules for 20 employees and reduced food waste by 15%. I’m confident in my ability to use my organizational skills to bring efficiency and order to your restaurant.

(日本語訳)
「私がこのキッチンマネージャーの仕事にふさわしい理由は、食材の在庫を正確に管理する実績と、効果的かつ合理的なスケジュールを作成するスキルを持つことにあります。御社は細部に気を配ることができる情報整理力の高い人材を必要としていることと存じますが、私は前職では従業員20名のスケジュールを管理し、食材の廃棄を15%削減することに成功しました。私の情報整理力を活かし、御社のレストランの業務効率と規律の改善に貢献できると確信しております。」

関連記事:面接で聞かれる質問「あなたを採用するメリットは何ですか?」

16. Do you have any questions?(何か質問はありますか?)

これは面接でまだ触れられていない話題について確認するとともに、「その仕事に就くことを真剣に考えている」という意思を面接官にアピールするチャンスになるので、面接で聞かれる質問の中でも特に重要なものの1つと言えます。面接は候補者が採用企業を見極める場でもあります。その会社でこれまでにどんな経験をしてきたのかについて面接官に質問したり、実際に採用された場合に職場で活躍するためのヒントを聞いたり、気になることがあればそれを尋ねたりましょう。具体的な質問としては、次のようなものが挙げられます。

  • What do you love most about working for this company?(この会社で働いて特に良かったと思う点を教えていただけますか?)

  • What would success look like in this role?(この仕事で活躍するにはどうすればよいですか?)

  • What are some of the challenges people typically face in this position?(この職務の従業員がよく直面する課題にはどのようなものがありますか?)

  • How important is it that you hire someone with XYZ qualities?(御社にとって、○○の資質を持つ人材を採用するのは、どれくらい重要なことですか?)

  • Do you have any hesitations about hiring me?(私を採用する上での懸念はありますか?)

関連記事:【面接対策】よくある質問「何か質問はありますか?」

17. What did you like most about your last position?(前職に関して良かったと思う点を教えていただけますか?)

採用企業にとって、候補者が前職で気に入っていたことを把握すれば、候補者の性格やモチベーションのほか、募集対象の仕事を候補者が好きになるかどうかを判断するチャンスになります。この質問に答える際は、プラス面に注目し、前の職場の人間関係よりも業務について取り上げるとともに、転職活動をすることに決めた経緯や、応募した仕事に就くことが正しい選択である理由を説明しましょう。

回答例 “It was a great entry-level position at a start-up agency. Not only was I learning more about marketing, but management was also very transparent, teaching us a great deal about owning a business. It was a very collaborative atmosphere, and the team and I worked together on almost every project. Everyone's weak point was countered by another's strong point. I learned more working there than I ever did in college, and I'm excited to apply these skills to a new position.”

(日本語訳)
「未経験者にぴったりのスタートアップ企業の仕事だったのですが、マーケティングについての知識を深められただけでなく、経営陣の皆さんが裏表のない方々で、企業の経営についてさまざまなことを教えてくださいました。職場の雰囲気もとても協力的で、ほぼすべてのプロジェクトで協力して業務に当たり、お互いの弱点を補い合っていました。前職では大学よりも多くのことを学ぶことができたので、そこで身につけたスキルを新しい仕事に活かしていきたいと思います。」

18. What did you like least about your last position?(前職に関してあまり良くなかった点を教えていただけますか?)

この質問は、候補者が得意な仕事の種類は何か、職場で起きる具体的な状況をどれだけ経験してきたか、そして候補者が企業文化に付加価値をもたらしてくれるかどうかについて、採用企業が判断するきっかけとなります。回答の際は、前職の上司や同僚について悪く言ったり、今回応募した仕事と前職で共通すると思われる要因について触れたりすることは避け、採用企業に入社することへの熱意や自分のキャリアアップについて答えるようにしましょう。

回答例: “While I enjoyed my time learning and growing in my last job, there was a lack of opportunity in the way I wanted to progress in my career. I deeply enjoy being challenged and getting better at what I do, which I understand is a top priority for managers at your organization. That’s why I’m excited to continue having conversations about this opportunity.”

(日本語訳)
「前職ではさまざまな学びを通じて成長することができたものの、キャリアアップにつながるチャンスはほとんどありませんでした。私は困難な課題に取り組み、得意分野を伸ばしていきたいと強く思っていますが、これは御社の経営陣の皆様にとっての最優先事項ではないかと存じます。だからこそ、この求人に関してお話できて嬉しいです。」

19. How do you handle stress?(ストレスにどう対処していますか?)

ストレスの多い状況への対処の仕方からは、その人の問題解決能力を知ることができます。採用企業はストレスに前向きに対処できる候補者を求めているので、この質問への回答では、ストレスへの対処を通じて自分の成長を実現できることをアピールする必要があります。

回答を用意する際は、自分がストレスにどう対処しているのかを振り返った上で、ストレスの多い状況でも実力を発揮できることを示すエピソードを盛り込みましょう。

回答例: “I’m able to stay calm when I focus on the bigger picture and break down my projects into smaller tasks. I always start by asking myself, “What is the ultimate goal I’m trying to achieve?” From there, I make a list of immediate and long-term action items with achievable but ambitious deadlines. Even if the big project is due tomorrow, I ask myself, ‘What’s something I can tackle in the next 30 minutes?’ Before I know it, I’ve made significant progress and that impossible project doesn’t seem so impossible.”

(日本語訳)
「私は平常心を維持できるように、業務の全体像に注目し、それを複数の作業に細分化するようにしています。私はいつも『自分が達成しようとしている最終的な目標は何か』ということを最初に確認し、そこから短期的および長期的な作業をリストアップして、現実的かつ達成しがいのあるスケジュールを設定します。締切が明日に迫った大規模なプロジェクトであっても、『この後の30分でできることは何だろうか』と考え、それに取り組むことで、いつの間にか大きく前進しています。すると、不可能だったはずのプロジェクトがそこまで困難ではないと感じられるようになります。」

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20. What is your greatest accomplishment?(これまでで一番達成感が得られたことは何ですか?)

これまでで最も大きな達成感が得られた出来事を1つだけ思い浮かべるのであれば簡単ですが、そうではなく、仕事に対する自分の価値観やプロ意識をアピールできるような実績を複数考えましょう。また、できれば応募した仕事に関連付けられるエピソードを選びましょう。エピソードの説明をする際は、面接官の興味を惹く部分を強調できるよう、STARメソッドを実践するのが効果的です。

回答例: “In my last role, I managed all social media content. I noticed other brands were experimenting with videos and seeing great engagement from their customers, so I asked my boss if we could do a low-budget test. She agreed, so I produced a video cheaply in-house that drove double the engagement we normally saw on our social channels. It also drove conversions with 30% of viewers visiting our website within a week of seeing the video.”

(日本語訳)
「前職ではSNSによるコンテンツマーケティングを一手に引き受けていたのですが、他社のブランドが動画を試験的に導入し、顧客のエンゲージメントを高めていることに気づきました。そこで少額の予算で試験導入ができないか上司に尋ねたところ、上司の承認が降りたので、社内で動画を制作しました。その結果、他のSNSチャネルで通常獲得できるエンゲージメントの2倍を達成したほか、動画の視聴後1週間以内にウェブサイトにアクセスした訪問者の30%が成約に至りました。」

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21. What is your teaching philosophy?(あなたの指導理念を説明してください)

これは教育関連の求人でしか質問されないというわけではなく、人を指揮したり指導したりする可能性のある仕事であれば、誰でも聞かれるかもしれません。採用企業はこの質問に対する候補者の回答を通じて、候補者の対人スキルがどの程度か、そしてその候補者が企業文化に付加価値をもたらしてくれるかどうかを判断します。この質問に答える際は、教育や指導を通じて達成すべきことについて、自分の考えを簡潔に説明し、その考えの根拠となる具体的なエピソードを紹介するのが理想的です。

回答例: “When it comes to managing people, my teaching philosophy is to start by asking questions that hopefully get the person to come to a new conclusion on their own. This way, they feel ownership over the learning rather than feeling micromanaged.

For example, in my last role, I was editing an article written by a copywriter I managed. The story didn’t have a clear focus or hook. In a one-on-one meeting, I asked her what she thought was the main point of the article if she had to sum it up in a sentence. From there, I asked if she thought the focus was clear in the article. She didn’t think it was clear and instead thought she should rework her introduction and conclusion. As a result, the article improved and my direct report learned a valuable writing lesson that she carried into her future work.”

(日本語訳)
「従業員のマネジメントに関しては、部下が新しい気づきを自力で得られるように、まずは質問を投げかけるというのが私の指導理念です。このアプローチは、何から何までお膳立てされることなく、自分でその気づきを得たと部下が感じられるようにする効果があります。
たとえば、前職で部下のコピーライターが書いた記事を校正していた際に、話の要点がわかりにくいことがありました。そこで、部下との個人面談で、要点を一言でまとめなければならないとしたらどうなるのか、そしてその要点が記事の中で明確になっていると思うかどうか、部下の考えを尋ねました。すると部下は『要点がわかりにくいので、冒頭とまとめを書き直す必要がある』と答えました。その結果、記事が読みやすくなり、部下はその時学んだ文章の書き方を、以降も業務に取り入れていました。」

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22. What does customer service mean to you?(あなたにとって、カスタマーサービスとはどのようなものですか?)

顧客と顔を合わせる仕事の求人では、カスタマーサービスに関して候補者が特に重視することを確かめるために、採用企業がこの質問をする場合があります。この質問に答える際は、回答の内容を採用企業の方針に合わせるのが適切です。そして、採用企業の方針を知るには、その会社のカスタマーサービスに関する方針を調べたり、商品や取引先に関する知識を深めたり、顧客としての自分の経験を振り返ったりする必要があります。なお、回答の内容は顧客の視点から考えても、カスタマーサービスの担当者の視点から考えても問題ありません。

回答例: “In my experience, good customer service involves taking responsibility when something goes wrong and doing what you can to make it right. For example, on a recent flight, I had pre-ordered my meal only to discover they didn’t stock enough of my dish. Instead of simply stating the facts, the flight attendant apologized sincerely and offered me a free drink or premium snack. To me, this apology went a long way in smoothing things over. The freebie was a bonus that made me feel valued as a customer and choose the same airline for my next flight.”

(日本語訳)
「私の経験上、優れたカスタマーサービスには、問題が生じたときにその責任を取り、問題の解決のためにできる対応を行うことが必要です。たとえば、先日飛行機に乗った際、機内食を事前に予約していたにもかかわらず、私の分が用意されていなかったことがありました。その際、客室乗務員はただ起きたことを説明するのではなく、私に心からのお詫びを伝えつつ、無料のドリンクや特別な軽食を提供してくれました。この謝罪は問題を解決するのに非常に効果的でした。また、無料サービスのおかげで、私は顧客として大事にされていると感じ、次も同じ航空会社を利用しようと思いました。」

23. Tell me about your work experience(これまでの職歴を教えてください)

面接官は候補者の経歴を把握している場合もあれば、そうでない場合もあります。いずれにせよ、この質問はこれまでの自分の経験の中でも、応募した仕事で特に重要になるものを説明するチャンスです。採用企業は、新しい人材に求められるものを候補者が把握しているか、そしてその仕事と直接関連のあるスキルや応用できるスキルを持っているかどうかに注目しています。この質問に答える際は、以下の点に注意しましょう。

1. 自分の経験を数字で説明する
回答例:“I have 10 years of experience in personal finance management, and I have assisted 45 repeat clients in increasing their capital by an average of 15% every year.”

(日本語訳)
「私は個人資産管理の分野で10年の経験があり、45人のお得意様をサポートして、毎年平均15%の資産増加率を達成していました。」

2. 応募した仕事とのつながりを説明する
回答例:”As a financial analyst, I’ve used visual growth charts to show my clients how each saving plan option can impact their goals. When I became a senior financial analyst, I supervised other analysts and trained them in providing the most helpful experience to our customers.”

(日本語訳)
「金融アナリストとしての仕事では、お客様の資産形成に関する目標をどのように達成できるのかを、資産運用のプランごとにグラフで説明しています。また、シニア金融アナリストへの昇進後は、他のアナリストの監督と、お客様の役に立つサービスを提供する方法についてのトレーニングを担当しています。」

3. 今後の目標に触れた上で回答をまとめる
回答例:"As your senior financial consultant, I aim to integrate my individualized approach to helping clients build the retirement fund they will depend on.”

(日本語訳)
「御社のシニア金融コンサルタントになった暁には、お客様の老後の収入源となる年金の積み立てをサポートしていく上で、お客様1人ひとりに合わせたアプローチを取っていきたいと思います。」

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24. How do you define success?(あなたにとって、成功の条件とは何ですか?)

採用企業がこの質問をしてくるのは、候補者が成功の条件をどう捉え、それが候補者の目標にどんな影響を与えているのかを明らかにすると同時に、目標の達成度をどう評価しているのかを把握するためです。この質問に対する回答では、目標の立て方やその達成度の評価の仕方を理解していること、そして目標を達成するための努力や挑戦に対する意欲があることをアピールする必要があります。

回答を考えるに当たっては、これまでの自分の実績で特に自慢できるものや、これまでに達成した短期的および長期的な成果を振り返りながら、採用企業にとっての成功の条件について検討しましょう。また、これまでの成果を説明する際は、具体的なエピソードを取り上げましょう。

回答例: “I define success as fulfilling my role in my team and in the company. I work toward completing my individual duties as effectively as possible, balancing that with professional growth and contributing to larger organizational goals. In my previous role, success meant exceeding weekly metrics, implementing processes that supported the company’s KPIs and meeting quarterly professional development goals.”

(日本語訳)
「私にとっての成功の条件とは、会社や部署の中で自分の役割を果たすことです。私は自分の職務をできるだけ効率よく遂行しながら社会人として成長し、会社の目標達成に貢献できるよう努めています。前職では、毎週のノルマを達成すること、自社のKPIの達成につながるプロセスを導入すること、そして四半期ごとのスキルアップの目標を達成することを成功の条件としていました。」

25. How do you work under pressure?(仕事のプレッシャーにはどう対処しますか?)

さまざまな理由により予期せぬ事態が発生し、迅速な対応を迫られる瞬間がある仕事は少なくありません。そのような状況でも平常心を保ち、思考の筋道を立て、適切な振る舞いをすることができれば、大きな強みとなります。

この質問に答える際も、STARメソッドを活用するのが効果的です。困難な状況に直面し、ストレスに晒されながらも、解決策を冷静に見つけようとしたときの具体的なエピソードを、STARメソッドに基づいて説明しましょう。

回答例: “Throughout my career, I’ve discovered how to embrace working under pressure. I find that routine can make us complacent, so I try to look for challenges that push me to grow.

One time, I was supposed to deliver a project to a client in five days. A colleague who was working with another client had the same deadline, but he had to take a leave of absence due to personal reasons. I was forced to take up both projects at the same time. While I felt an initial sense of panic, I tried to reframe it as an opportunity to see what I might be capable of. Instead of letting the stress get to me, I came up with a very detailed time management plan and found new ways to boost my efficiency that enabled me to deliver both projects on time.”

(日本語訳)
「これまでのキャリアを通じて、私はプレッシャーの中でも業務に対応する方法を模索してきました。その結果、決まり切った仕事を続けていては惰性に流されかねないことに気づき、現在は自分を成長に追い込むような状況を積極的に求めるようにしています。
以前、あるプロジェクトの納品が5日後に迫っていたときのことです。別のクライアントのプロジェクトを担当していた同僚の1人が、同じ納期を抱えていたにもかかわらず、私用で休みを取らなければならなくなり、私が同じ納期のプロジェクトを2つ抱えざるを得なくなりました。最初はパニックに陥ったものの、自分の能力を見極める機会になると考え直しました。そして、ストレスに飲まれないよう時間管理のための綿密なプランを策定し、業務効率を高める新しい方法を考案した結果、どちらのプロジェクトも納期までに納品することができました。」

関連記事:【面接対策】よくある質問「仕事のプレッシャーにはどう対処しますか?」

26. What is your dream job?(あなたにとって理想の仕事とはどのようなものですか?)

採用企業がこの質問をしてくることが多いのは、候補者の興味や意欲の方向性が自社の仕事と一致しているかどうか確認しようとしているからです。この質問への回答では、応募した仕事の内容に合わせた説明をすることが重要になります。回答の際は、以下の点について検討しましょう。

1. 発揮したいスキルについて触れる
回答例:“I enjoy guiding other team members on projects and making sure everything goes smoothly..."

(日本語訳)
「私はプロジェクトに参加する他のチームメンバーを指揮し、何事もうまくいくように準備を整えることが好きです。」

2. 理想の仕事を大まかに説明する
回答例:"...My dream job would be a leadership position where the other team members are active participants and communication happens daily...”

(日本語訳)
「他のメンバーが積極的に参加し、日々活発にコミュニケーションを取るチームを指揮するのが、私の理想の仕事です。」

3. その仕事で自分が重視することを説明する
回答例:"...I love seeing a project through to the end and celebrating everyone’s hard work...”

(日本語訳)
「プロジェクトの完了を見届け、チームメンバーの努力をねぎらうことは、私にとって大きな喜びとなります。」

4. 応募した仕事の職務内容に合わせてまとめる
回答例:"..I would love to step into a leadership position where I can leverage my skills that I built from supervisory responsibilities through my previous job."

(日本語訳)
「チームを指揮する仕事で、前職で培った監督業務のスキルを生かしたいと思います。」

27. What can you bring to the company?(会社にどんな貢献ができますか?)

この質問は “Why should we hire you?”(あなたを採用するメリットは何ですか)とよく似ていますが、応募した仕事で活躍するために自分が持ち合わせているスキルに加え、採用企業に新たな視点を提供できる能力があることをアピールして、自信に溢れた回答をする必要があります。

回答を考える際は、まず採用企業の文化や事業上のニーズについて詳しく調べた後、その会社の目標を達成する上で、自分のスキルや経験、性格特性がどう貢献できるのかを説明します。また、これまでの職務経験の中から、自分の持つスキルをアピールできるエピソードを盛り込みましょう。

回答例: “My problem-solving abilities allow me to work extremely well under pressure, which I understand is a common occurrence in this role. In a previous position as the purchasing lead, I had to decide which supplies to order to stay within the budget, but I had a limited amount of time to make a decision. I quickly created a spreadsheet that helped me compare manufacturers’ prices and was able to order the necessary supplies on time and within our budget. I used the spreadsheet throughout the rest of my time with the company to help them save over $500,000. I will bring the same interest and motivation for making an impact here at ABC Company.”

(日本語訳)
「この仕事では、プレッシャーの中で業務を遂行しなければならない状況がよくあることと存じますが、そういった状況でも卓越した成果を出すための原動力となっているのが、私の問題解決能力です。前職で購買担当の責任者を務めていた際は、予算の範囲内で発注する資材を決めなければならず、しかもその判断にかけられる時間が限られていました。そこで、各メーカーの販売価格を比較するスプレッドシートを手早く作成し、期限や予算を守りながら必要な資材を調達できるようにしました。そしてそのスプレッドシートを使い続けた結果、私が退職するまでの間に50万ドル以上の費用を削減することができました。これと同じ姿勢やモチベーションを発揮して、御社の事業に貢献したいと思っております。」

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28. How do you handle conflict at work?(職場で人と意見が対立したらどうしますか?)

採用企業はこの質問を通じて、候補者が意見の異なる利害関係者や同僚とどのようにコミュニケーションを取るのかを把握しようとします。大抵の場合、募集対象の仕事への適性にはハードスキル以外のものも含まれるので、他のメンバーと協力して仕事に取り組み、対立が生じたら建設的に対処できる候補者は、面接官から高く評価されます。

この質問への回答では、同僚や上司、クライアントとの対立に直面し、それを根気強く解決したときのエピソードを説明するのが効果的です。その際は、その経験を通じて何を学び、仕事やプライベートでどう成長できたのかを強調することが重要になります。また、回答を作る際はSTARメソッドを活用することをお勧めします。

回答例: “I was working as a project manager on an IT project, and one technician was constantly late finishing tasks. When I approached him about it, he reacted defensively. I kept calm and acknowledged that the deadlines were challenging and asked how I could assist him in improving his performance.

He calmed down and told me that he was involved in another project where he had to do tasks that were not in his job description. After a meeting with the other project manager, we came to a resolution that alleviated the technician’s workload. For the remainder of the project, the technician delivered great work.

I learned that you don’t always know what others are experiencing and by keeping that in mind, I can better navigate conflict and be a more helpful and supportive colleague.”

(日本語訳)
「あるITプロジェクトでプロジェクトマネージャーを務めていたときのことです。1人の技術者が業務の締切に遅れることがたびたびあったので、その件について話を持ちかけたところ、彼は言い逃れようとしてきました。そこで私は冷静な態度を保ちつつ、締切が厳しいことを認めた上で、彼の業務効率を上げるためにどんな協力ができそうかを尋ねました。
気分が落ち着いた彼は、『別のプロジェクトに参加しており、本来の職務に含まれない業務を担当しなければならない』と話してくれました。そこで、そのプロジェクトを担当しているプロジェクトマネージャーと話し合い、彼の負担を軽減する対策を考案しました。その結果、彼はその後のプロジェクトで優れた成果を出してくれるようになりました。
この経験から私は、他の人が経験していることを自分が把握できているとは限らないということを学びました。そしてそれを意識することで、意見の違いに効果的に対処し、同僚の意見に寄り添えるようになりました。」

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29. Why are you interested in this position?(この仕事に興味があるのはなぜですか?)

多くの場合、面接官は候補者が本当にその仕事に興味があって応募してきたのかどうかを確認したいと思っています。この質問に答える際は、今の仕事や勤務先に関する不満を口にすることは避け、今回の転職を前向きに捉えるとともに、応募した仕事で成長することへの意欲を見せましょう。上司のことを悪く言うと、「社会人としてふさわしくない」と見なされることも少なくありません。

回答を考える際は、応募した仕事や採用企業についての下調べを行い、自分の経歴とどんな関連があるのかを把握しましょう。また、「この仕事は自分のキャリアアップにどう役に立つのか」「この仕事は自分の将来の目標とどのように一致しているのか」「自分がこの仕事や採用企業への適性が高いのはなぜか」といった点についても検討しましょう。

回答例: “While I highly valued my time at my previous company, there are no longer opportunities for growth that align with my career goals. This position fits perfectly with my skill set and how I’m looking to grow in my career. I’m also looking for a position at a company like yours that supports underserved communities, which is a personal passion of mine.”

(日本語訳)
「前職での経験は、私にとって非常に貴重なものでしたが、キャリアに関する目標の達成に向けて成長するチャンスは残されていませんでした。この仕事は私のスキルだけでなく、これから目指していきたいキャリアアップの方向性とも完全に一致しています。また、私はサービスが十分に提供されていないコミュニティへのサポートを個人的な目標としており、それを実践している御社のような企業で働きたいと思っております。」

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30. What skills would you bring to the job?(この仕事に活かせるスキルはありますか?)

この質問は “Why should we hire you?”(あなたを採用するメリットは何ですか?)や“What can you bring to the company?”(会社にどんな貢献ができますか?)とよく似ていますが、仕事に対する考え方や仕事のスタイルのほか、応募した仕事と関連のある自分ならではのスキルについて、より具体的に説明するチャンスとなります。

回答の際は、STARメソッドを活用して、自分のハードスキルやソフトスキルが採用企業や部署にどんなメリットをもたらすのかを強調すると効果的です。

回答例: “I can make anyone feel comfortable in a new environment, which makes me a good fit as a human resources assistant. In my previous position, a new employee came to me and told me that she didn’t think she was right for the company culture. After talking to her for a few minutes, we realized that she felt too much pressure to participate in company events. I started introducing events that involved fewer competitions and more casual environments, and she quickly grew more comfortable with her team.”

(日本語訳)
「私は新入社員が職場になじめるようにすることが得意なので、人事アシスタントに向いていると思います。前職で、ある新入社員から『自分はこの会社に合わないのではないか』という悩みを打ち明けられたことがあったのですが、しばらく話を聞くうちに、彼女が社内のイベントに参加することに強いプレッシャーを感じていることに気づきました。そこで、競争の要素が少なく、和気あいあいとした雰囲気のイベントをいくつか紹介したところ、彼女はすぐにチームになじめるようになりました。」

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面接でよく聞かれる質問
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面接でよく聞かれる10の質問

  1. Tell me about yourself.(自己紹介をしてください)

  2. How would you describe yourself?(自分はどんな人間だと思いますか?)

  3. What makes you unique?(あなたが他の候補者と違うところは何ですか?)

  4. Why do you want to work here?(志望動機を教えてください)

  5. What interests you about this role?(この仕事に興味を持ったのはなぜですか?)

  6. What motivates you?(あなたのモチベーションは何ですか?)

  7. What are you passionate about?(情熱を持って取り組んでいることは何ですか?)

  8. Why are you leaving your current job?(今の仕事を退職する理由は何ですか?)

  9. What are your greatest strengths?(あなたの長所は何ですか?)

  10. What are your greatest weaknesses?(あなたの短所は何ですか?)

英語での面接の準備をする際のポイント

英語での面接の準備をする際は、以上の質問や回答例を参考に、自分の経験や応募した仕事、採用企業に合わせて内容を修正し、自分だけの回答を用意しましょう。重要なのは、聞かれる可能性のある質問を把握すること、そしてどんな回答が理想的なのかを知っておくことです。

学校の試験勉強の場合と同様に、面接をうまく乗り切るには、情報収集や練習を行うのが最適な方法です。応募した仕事や採用企業について下調べを行い、自信を持って回答できるようになるまで練習を繰り返しましょう。練習を重ねれば重ねるほど、面接官に好印象を与え、他の候補者に差をつけやすくなります。また、前職のエピソードや新しい仕事についてのアイデアをあらかじめ用意しておき、その仕事や採用企業、面接官に対して本当に関心があることをアピールしながら、できるだけ活発なやり取りができるようにしましょう。

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英語での面接で聞かれる他の質問例

英語での面接では、他にも次のような質問をされる可能性があります。

基本的な質問

  1. Can you explain these gaps in your resume?(履歴書の職歴に空白期間があるようですが、この点について説明していただけますか?)

  2. Are you willing to travel?(出張は可能ですか?)

  3. Are you overqualified for this role?(この仕事は役不足ではありませんか?)

  4. Would you be willing to work nights and weekends?(夜間や週末の勤務も可能ですか?)

  5. What qualities make a good leader?(優れたリーダーの条件とは何ですか?)

  6. What is the name of our CEO?(弊社のCEOの名前はご存知ですか?)

  7. What questions haven’t I asked you?(まだ私が聞いていない質問が何かありますか?)

  8. What do you know about our company?(弊社について知っていることを説明してください)

  9. Why are you changing careers?(転職しようとしている理由を教えてください)

  10. Can you walk us through your resume?(履歴書の内容について、詳しく説明していただけますか?)

  11. Why is our company interesting to you?(弊社に興味があるのはなぜですか?)

  12. Who was your favorite manager and why?(これまでで最も尊敬している上司はどんな人ですか、また、それはなぜですか?)

  13. Who are our competitors?(弊社の競合企業にはどんな会社がありますか?)

  14. Why are you the right person for this job?(ご自身のどんなところがこの仕事に向いていると思いますか?)

  15. What is your greatest personal achievement?(これまでにあなた個人として達成した最も大きな成果は何ですか?)

  16. Where do you see yourself in 10 years?(10年後の自分はどうなっていると思いますか?)

  17. What do you know about our industry?(弊社の業界について知っていることを説明してください)

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行動面接の質問

  1. Describe a time when your boss was wrong. How did you handle the situation?(上司の指示や発言が間違っていたときのことを思い出し、それにどう対処したのか説明してください)

  2. How would you feel about reporting to a person younger than you?(自分より年下の人間の部下になることについてどう感じますか?)

  3. Describe a time you went above and beyond at work.(期待されている以上の成果を仕事で達成したときのことを説明してください)

  4. Tell me about the last mistake you made.(あなたが最近ミスを犯したときのことについて説明してください)

  5. What do you want to accomplish in the first 30 days of this job?(この仕事に就いて最初の1か月間に達成したいことは何ですか?)

  6. Describe a time you got angry at work.(仕事で怒りを感じたときのことを説明してください)

  7. Describe a time when you had to give a person difficult feedback.(誰かに厳しい意見を伝えなければならなかったときのことを説明してください)

  8. Describe a time when you disagreed with your boss.(上司の意見に賛成できなかったときのことを説明してください)

  9. Would you ever lie for a company?(会社のために嘘をつくことはできますか?)

  10. Tell me about how you dealt with a difficult challenge in the workplace.(仕事で困難な状況に対処したときのことを教えてください)

  11. What do you really think about your previous boss?(前職の上司について思っていることを率直に説明してください)

  12. What has been the most rewarding experience of your career thus far?(これまでのキャリアで最もやりがいのあった経験は何ですか?)

  13. How would you deal with an angry or irate customer?(顧客が怒っている場合にどう対処しますか?)

  14. Describe a time you chose to not help a teammate.(同僚の手伝いをしないと決めたときのことを説明してください)

  15. Describe a time you went out of your way to help somebody.(誰かを助けるために無理をしたときのことを説明してください)

  16. Describe a time when your work was criticized?(自分の仕事が批判されたときのことを説明してください)

  17. What do you want to accomplish in the first 90 days of this job?(この仕事に就いて最初の3か月間に達成したいことは何ですか?)

  18. Do you think you could have done better in your last job?(前職でもっと優れた成果を達成できたのではないかと思いますか?)

  19. How would you fire someone?(従業員を解雇する際に、あなたならどうしますか?)

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給与に関する質問

  1. Can you discuss your salary history?(これまでの仕事の給与について聞かせていただけますか?)

  2. How much do you expect to be earning in five years?(5年間でどれだけ給与がもらえるようになりたいと思っていますか?)

自分自身に関する質問

  1. What makes you uncomfortable?(あなたが居心地の悪さを感じることは何ですか?)

  2. What is your ideal working environment?(あなたにとって理想の職場はどのような環境ですか?)

  3. What commonly accepted view do you disagree with and why?(一般的に受け入れられている考え方の中で、あなたが賛成できないものは何ですか? その理由も聞かせてください)

  4. What are some positive things your last boss would say about you?(ご自身に関して前職の上司から褒められたことは何ですか?)

  5. What differentiates you from our other candidates?(あなたが他の候補者と違うところは何ですか?)

  6. Are you a morning person?(朝型ですか?)

  7. How would a good friend describe you?(仲の良い友人から、あなたはどんな人だと言われますか?)

  8. Are you more of a leader or a follower?(あなたはリーダー型ですか、それともリーダーを補佐するタイプですか?)

  9. Do you have a personal mission statement?(個人的なミッションステートメントはありますか?)

  10. What do you like most about yourself?(自分の好きなところは何ですか?)

  11. How long do you expect to work for this company?(弊社に何年勤務しようと考えていますか?)

  12. How do you keep yourself organized?(仕事や情報の整理はどのように行っていますか?)

  13. What character traits would your friends use to describe you?(友人にはどんな性格だと言われますか?)

  14. What is your favorite movie of all time and why?(あなたが好きな名作映画は何ですか? その理由も教えてください)

  15. What are three skills or traits you wish you had?(あなたが持っていないスキルや性格特性の中で、持っていればよかったと思うものを3つ挙げてください)

  16. Describe your perfect company.(あなたの理想の会社はどんなところなのか説明してください)

  17. Do you prefer to work alone or on a team?(1人で仕事するのとチームで仕事するのはどちらの方が好きですか?)

  18. What is your proudest achievement?(これまでで最も自慢できる成果や実績は何ですか?)

  19. How do you want to improve yourself in the upcoming year?(これからの1年間で自分をどう成長させていきたいですか?)

  20. Who are your heroes?(あなたの尊敬する人は誰ですか?)

  21. What is your favorite memory from childhood?(子どもの頃の一番の思い出は何ですか?)

  22. What is your favorite website?(あなたの好きなウェブサイトは何ですか?)

  23. When were you most satisfied in a previous job?(これまでの仕事で最も満足した瞬間はどんなときでしたか?)

  24. What’s the last book you read?(最近読んだ本は何ですか?)

  25. What is the best job you ever had?(これまでで一番良かった仕事は何ですか?)

  26. What is your greatest fear?(あなたが最も恐れるものは何ですか?)

  27. What was your greatest failure, and what did you learn from it?(これまでで一番の失敗は何ですか、また、その経験からどんなことを学びましたか?)

  28. What’s the biggest lesson you’ve learned from a mistake you’ve made?(これまでに失敗を通じて得た教訓の中で最も重要なものは何ですか?)

  29. If you won a $10 million lottery, would you still work?(宝くじで1,000万ドルが当たったとしたら、それでも働きますか?)

  30. What was the last project you led and what was the outcome?(あなたが最近担当したプロジェクトとその結果について教えてください)

  31. How many hours per week do you normally work?(あなたは通常、週に何時間働きますか?)

  32. Do you ever take your work home with you?(持ち帰り仕事をすることはありますか?)

  33. What three things are most important to you in your job?(あなたが仕事で特に重視していることを3つ挙げてください)

  34. What is one negative thing your last boss say about you?(ご自身について前職の上司に批判されたことを1つ教えてください)

  35. What will you miss about your previous job?(前職に関して良かったと思うことは何ですか?)

  36. Describe your work style.(あなたの仕事のやり方を説明してください)

  37. What is your management style?(あなたが部下の管理をする際のやり方について説明してください)

  38. Who has impacted you most in your career?(これまでのキャリアで最も大きな影響を受けた人は誰ですか?)

  39. What is your least favorite thing about yourself?(ご自身について一番嫌いなところは何ですか?)

  40. What is your biggest regret and why?(人生最大の後悔は何ですか、また、それはなぜですか?)

  41. What are your coworker pet peeves?(同僚に対して苛つくことは何ですか?)

  42. Why did you choose your major?(大学でその専攻を選んだのはなぜですか?)

  43. What is your ideal company size?(あなたが理想とする企業規模はどれくらいですか?)

  44. What is a book that everyone needs to read and why?(すべての人が読むべき本は何ですか、また、それはなぜですか?)

  45. Do you prefer working alone or in a team environment?(1人で仕事するのとチームで仕事するのはどちらの方が好きですか?)

  46. Do you find it difficult to adapt to new situations?(新しい環境に慣れるまでに時間がかかる方ですか?)

  47. Do you have a mentor?(メンターになる人はいますか?)

  48. Explain why you’ve had so many jobs?(転職回数が多いのはなぜか、説明してください)

  49. What do you do in your spare time?(時間があるときには何をしていますか?)

  50. Describe your top three technical skills?(あなたが持っている技術的なスキルの中で特に優れているものを3つ挙げてください)

  51. What causes are you passionate about?(あなたが夢中になっていることは何ですか?)

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答えるのが難しい質問

  1. If you suddenly gained the ability to time travel, what’s the first thing you’d do?(時間旅行ができる能力を突然手に入れたとしたら、最初にすることは何ですか?)

  2. If you could get rid of any US state, which would you choose and why?(もし米国50州から1つ取り除くとしたら、どの州を選びますか、また、それはなぜですか?)

  3. Which is more important, creativity or efficiency?(独創性と効率性のどちらを重視しますか?)

  4. Is it better to be good and on time or perfect and late with your work?(仕事については、そこそこの質でも期限に間に合わせることと、期限に遅れても完璧さを求めることのどちらが大事ですか?)

  5. How many times per day do a clock’s hands overlap?(時計の長針と短針は1日に何回重なりますか?)

  6. How many stacked pennies would equal the height of the Empire State Building?(エンパイアステートビルの高さに達するには、1セントコインを何枚積み重ねればよいですか?)

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