年収・給与

昇給・賃上げ交渉をするためのヒント

私たちは仕事をして収入を得て、日々の生活を営んでいます。仕事では、やりがいも重要ですが、給与アップも非常に重要な要素��一つです。とはいうものの、会社に給与を上げてほしいと交渉するのは、とても気が引けてしまうものです。また、一般的に会社員は、給与の交渉をする機会は少ない為、馴染みが無いかもしれません。給与アップをしたいからといって、やみくもに話を切り出してしまうと、心証を悪くしてしまう可能性もあります。給与アップに関する話を切り出す際は、注意が必要です。ここでは、昇給交渉の切り出し方や、交渉術について解説をしていきます。

昇給について考える

昇給は勤続年数、または役職が昇格する事によって給与が増える事を指します。昇給については、会社によって規定が異なります。また、昇給を検討する時に「定期昇給」と「ベースアップ」についても知っておく必要があるでしょう。「定期昇給」は、会社に勤続する年数が増えるとともに賃金が上がる考え方です。「ベースアップ」は、会社に対する貢献度や仕事のパフォーマンスなどを考慮して給与を上げるという考え方です。

  • 昇給のタイミングはいつか
  • 昇給は必ずあるのか
  • 昇給率は他社と比べてどうか

これらの情報に関しては、会社の規則で決まっていますので、一度、人事部などに問い合わせをして確認をしてみても良いでしょう。しかし、昇給をするかどうかについては、最終的には経営者側の判断となります。しかし、会社員として、努力をしているのにもかかわらず、給与に反映されないという事は、非常につらい事です。そのような場合は、会社側に説明を求めても良いでしょう。それでも会社が真剣に取り合ってくれない場合には、交渉を行い、自分を正当に評価してもらいましょう。

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昇給の交渉は難しい

自ら昇給を積極的に求めるのは、非常にデリケートな内容です。そのため、給与交渉のタイミングや切り出し方を誤ってしまうと、「給与の事ばかりで、自分の都合を優先させている」と受け取れてしまう可能性を孕んでいます。噂が独り歩きし、周りから白い目で見られてしまう可能性もありますので、交渉タイミングや、方法に関しては十分に気を付ける必要があります。まず、最初に昇給について相談は、直接会社にするのではなく、直属の上司に行うと良いかもしれません。直属の上司であれば、一番近くで仕事を見ていますし、気持ちに寄り添ってくれるでしょう。また、これまでの経験からいろいろとアドバイスをもらう事が出来るでしょう。

確かにお金の話をするのは、常に気を遣い、自分が何か悪いことをしているかのように感じてしまうかもしれません。そのような心配や不安があっては、残念ながら交渉は成立しません。交渉を思い立ったら、「交渉を成立させる」という強い気持ちを持つ必要があります。何を言われても動じない心を持つ事も給与交渉には必要です。

昇給を交渉するための事前準備

昇給交渉に入る前に、今一度、自身の状況と会社の状況を考えましょう。自身が昇給に値する働きをしているか?昇給を依頼するのに適切な時期ですか?正当な理由を提示できますか?交渉に入る前にしっかりと準備をしましょう。

会社をしっかり理解して交渉する

月々の給与や私たちの生活の糧です。給与が高ければ高いほど良いでしょう。しかしながら、給与を高くするかどうかは、会社の経営に大きく関わる部分です。会社にも都合があり、給与に関しては、毅然とした対応をせざるを得ない場合もあります。そのような中で、社内の昇給の制度や業界の水準から、あまりにもかけ離れすぎていると、交渉は成立しません。また、給与に関する交渉はマイナスに作用してしまう事も多くありますので、安易な交渉は避けるようにしましょう。まずは、会社の人事制度を確認して交渉の準備をする事が必要です。

タイミングを見極める

上記で述べているように、給与交渉は適切なタイミングを間違えてしまうと、自分を不利な状況に置いてしまいます。いきなり上司に、昇給の件について相談をするというのは避けるましょう。給与交渉において、会社が考慮する要素は、経験年数、スキル、仕事への貢献度です。これらの要素が不足している状態で、給与の交渉をしても、残念ながら会社から「自分自身を過大評価している」とみなされてしまいます。まずは会社から「絶対に手放したくない」と思われるような人材になれるよう、仕事面でアピールをしていくのが良いでしょう。

正当な理由を提示する

交渉を始めて、すぐに会社が希望条件をのむ事は少ないでしょう。必ず、昇給を望む理由を説明して、会社側に納得してもらわなければなりません。また、前向きなものでなければなりません。自分のこれまでに積んできた実績やスキルなどを一度整理して、リスト化にするのも良いでしょう。なぜ自分が昇給交渉に至ったかという事を「見える化」して、交渉すると相手も理解しやすいです。

昇給交渉をするためには

昇給交渉をするためには、どうすれば良いのか具体的に検討をしていきましょう。

優れた業績と実績を作る

業務において、他の社員以上のパフォーマンスを出し、掲げた目標を大きく上回る実績がある場合は、その貢献度に応じて、昇給に関する要求もしやすいでしょう。これまでの実績をリスト化し、自分の市場価値がどれくらいかを分析する事をおすすめします。その分析結果に応じて、会社にどれくらいの額を提示するのかを決めると良いでしょう。

資格を取得する

資格を取る事で、スキルアップした事を会社に証明する事が出来ます。会社によっても異なりますが、資格手当がつく場合もあります。また、資格を活かして働く場合、新しい肩書を貰う事ができ、結果的に昇給するという事も十分に考えられます。自分の仕事に関係する資格を一度調べてみることをおすすめします。

転職も選択肢に入れる

日本でも働く環境は変わってきてはいるものの、高い貢献度が給与に結びつかない会社も多く存在するのは確かです。よって、いくら事前準備をして、交渉に臨んでもうまく行かない事もあります。しかし、仕事で成果を出し続けているのに、会社が何年も給与が場合や役職がついて仕事量が増えたのにも関わらず、給与は据え置きという状態が続く場合は、転職をする事で給与が大幅に上がるという事もあり得ます。まずは業界の平均給与や、業界の給与の推移などを把握して、転職活動をするかどうか判断してみてはどうでしょうか。