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【ビジネス英語】英文履歴書のスキル欄に記載すべき10のおすすめスキル(文例付き)

英文履歴書(CV/Resume)のスキル欄は、応募した職務で求められる必要な能力をあなたが持っていることを面接官にアピールすることができます。多くの採用担当者は、スキル欄をチェックして、次のステップに進むべきかどうかを判断しています。この記事では、英文履歴書に記載すべき10のおすすめスキルと、スキル欄の作成方法についてご紹介します。

英文履歴書に記載すべきスキルTOP10

面接官の目に留まる英文履歴書を作成するための重要なスキルは、以下のようなものがあります。

  • 傾聴力(Active listening)
  • コミュニケーション能力(Communication)
  • コンピュータースキル(Computer skills)
  • カスタマーサービススキル(Customer service)
  • 対人スキル(Interpersonal skills)
  • リーダーシップ(Leadership)
  • マネジメントスキル(Management skills)
  • 問題解決力(Problem-solving)
  • 時間管理力(Time management)
  • 別の分野でも通用するスキル(Transferable skills)

ハードスキル vs ソフトスキル

雇用主は、ソフトスキルとハードスキルの2つの異なるタイプのスキルを、両方とも程よく持ち合わせている従業員を求めています。

Hard Skills vs Soft Skills

ハードスキルとは、仕事や業界で勉強して身につく能力のことです。一般的には、学校や資格取得プログラム、トレーニング教材、または仕事での経験で学ぶなど、より技術的なスキルのことを指します。ハードスキルには、以下のようなものに精通していることが多いです。

  • ソフトウェア(Software)
  • 外国語(Foreign languages)
  • 特定の機器や機械の操作(Operating certain equipment or machinery)

一方、ソフトスキルとは、どのような仕事にも応用できる能力のことです。ソフトスキルは、「ピープルスキル」や「ソーシャルスキル」と呼ばれることが多く、対人関係や交渉力など人を動かす力などを習熟していることが多いです。

  • コミュニケーション能力(Communication)
  • カスタマーサービス(Customer service)
  • 問題解決能力(Problem-solving)
  • 時間管理能力(Time management)
  • リーダーシップ(Leadership)

ハードスキルは通常、教えることができるのに対し、ソフトスキルは一般的に人格的な特徴であり、成長させることが難しいため、雇用者にとって非常に価値のあるものとなります。また、ソフトスキルはハードスキルを強化することが多くあります。例えば、あなたがコンピュータプログラミング言語に熟練し、細部に気を配ることの出来るソフトウェア開発者でありながら、さらに問題処理能力が高ければ、チームが作成したコードのエラーをキャッチしたり、問題を修正したりすることができるでき、より良い結果を出すことができるでしょう。

自身のことを魅力的な候補者と面接官に思ってもらうために、最高のハードスキルとソフトスキルをアピールすることが重要です。また、面接までに上手に話すことができるように、2つのタイプのスキルが互いにどのように関連しているかを考えてみましょう。

自分の得意なスキルを見極める方法

どのスキルを伝えたいかわからない場合は、これまでの経験を考えてみましょう。どの分野で優れていましたか?同僚があなたのことを特に優れていると褒めていた箇所はどこでしたか?ここでは、履歴書に記載すべき適したスキルを判断する方法をいくつか紹介します。

  • 受賞歴や実績を振り返ってみましょう。
    特定の目標を達成したり、特定の分野で優れた業績を上げたことで評価を受けたことがありますか?もしそうであれば、あなたのスキルがその成果を達成するのに役立った可能性が高いです。どのような個人的な才能や属性が、そのマイルストーンを達成するのに役立ったかを考えてみましょう。

  • 同僚や仲間に聞く
    自分では気づかないような強みを、他人が教えてくれることもあります。元上司や、一緒に仕事をしていた同僚に声をかけてみましょう。社会人経験がない場合は、アルバイトの同僚や、あなたの事をよく知っている友人や先生、またはあなたがメンターだと思っている人に声をかけてみましょう。

  • 現場のプロに相談する
    雇用者がどのようなスキルを求めているのか判断に困っている場合は、応募する業界や職種ですでに働いている人に連絡を取ることを検討してみましょう。その職種で最も重要だと考えるスキルを調べ、自分のスキルと一致するものを特定しましょう。

英文履歴書に記載するスキルのリストを作成する際には、自分の強みのみを記載しましょう。もし、まだ学んでいる途中である場合は、求人票に記載されているからといって、それを記載しなければならないというプレッシャーを感じないようにしましょう。面接の際に記載しなかったスキルについて面接官が言及してきた場合は、その職務に向けてどのように学んだり、改善したりしているかを話してみるのも良いでしょう。

スキルを記載する方法

仕事内容を見直して企業研究をする

得意とする分野はいくつかあるかもしれませんが、仕事に関連するものだけを記載しましょう。採用担当者が履歴書を審査する時間は限られていることが多いので、スキル欄は具体的かつ簡潔に記載するのがベストです。面接の段階に進むと、履歴書に記載されていないスキルについても詳しく説明する機会があります。

まずは求人の職務内容を確認し、自分に合ったスキルや能力があればメモを取ることから始めましょう。仕事の内容に加えて、会社の説明や文化についても考慮しましょう。

例えば、医療助手の仕事内容としては、電子カルテソフトやスケジューリングプログラムの習熟度が求められるかもしれません。また、会社がチームワークと患者の満足度を重視していることも書かれているかもしれません。この場合、履歴書に記載するのに最適なスキルは以下の通りです。

  • 電子カルテシステム
  • 患者スケジューリングソフトウェア
  • チームのリーダーシップ
  • 対人コミュニケーション
  • 接客スキル

求人情報に企業文化に関するヒントが見つからない場合は、Indeed 企業クチコミページをチェックするか、企業のウェブサイトで詳細情報を確認してください。

スキル欄のフォーマットを決める

履歴書のどこにスキルを記載するかを決める際には、いくつかの選択肢があります。

  • 自分のスキルをファンクショナル・レジュメ(職能別形式)に記載しましょう。 転職される方の中でも、実務経験の少ない方や未経験の方におすすめです。

  • スキルは必ずスキル欄にまとめて記入しましょう。 豊富な経験を持っているが、それらを区別する特定のスキルや資格を明確に強調したい人に適しています。

  • あなたのスキルを職務経歴欄にも織り込みましょう。
    履歴書にスキルをどのように記載するかに関わらず、前職の経験を記載する際には、仕事内容のキーワードを記載する必要があります。

ここでは、自分の経歴に合ったものを選ぶために、それぞれの選択肢を詳しく見ていきましょう。

ファンクショナル・レジュメにスキルを記載する

転職回数が多かったり、業界を変えていて、その職種に対して専門的な経験が豊富でない場合は、履歴書の一番上にスキルに関する特集を組むことをおすすめします。このタイプの履歴書は、ファンクショナル・レジュメ(職能別形式の履歴書)と呼ばれています。

Functional Resume in Japanese

英文履歴書にスキルを記載する際、応募するポジションに関連した主要なスキルを持つあなたの成功例を記載するスキル欄を別に作成しましょう。職務経験がある場合は、スキル欄の下に記載しましょう。

ここでは、ファンクショナル・レジュメのスキル欄の記入例を英語と日本語で紹介します。

Process Streamlining (効率的な処理能力)
文例:Created customer service email scripts used across the company to interact with customers. Single-handedly created customer service representative training manual, reducing the onboarding process from 8 to 6 weeks. Reduced average customer representative call time by 90 seconds with intuitive online training. (全社で使用される顧客対応用のメールスクリプトを作成。顧客サービス担当者のトレーニングマニュアルを一人で作成し、オンボーディングプロセスを8週間から6週間に短縮。直感的なオンライントレーニングにより、顧客担当者の平均通話時間を90秒短縮)

Complaint Resolution (クレーム対応)
文例:Answered an average 50+ calls per day from unsatisfied customers related to delays in shipment, order mistakes and lost orders. Achieved 97% average customer satisfaction rating, surpassing team goal by 12%. (出荷の遅れ、注文ミス、紛失した注文に関連して不満のある顧客から、1日平均50件以上の電話に対応しました。平均顧客満足度97%を達成し、チーム目標を12%上回る。)

Service-Based Selling (サービス提供型販売)
文例:Consistently exceeded application targets by 10%+ with innovative up-selling techniques. Pioneered development of improved system for following up with unsatisfied customers, reducing customer churn by 6%. (革新的なアップセル技術を駆使して、一貫して10%以上の申込目標を達成。不満のある顧客へのフォローアップのための改良されたシステムを開発し、顧客の解約を6%削減しました。)

スキル欄以外の箇所にもスキルを記載する

自分の職務経験を、雇用主が必要とするスキルや関連性のあるスキルでサポートしたい場合は、仕事内容のキーワードを強調するスキルセクションを別途設けると良いでしょう。豊富な職務経験がある場合は、採用者が最初に目にする項目として強調しましょう。英文履歴書の下部またはその近くに、追加のスキルを別のセクションに記載することもできます。

ここでは、ペイロールスペシャリストのスキル例をご紹介します。

Relevant skills (関連スキル) : Mastery of Quicken and Quickbooks, employee benefits administration, new hire onboarding, multistate payroll, employee relations. (QuickenとQuickbooksのマスター、従業員の福利厚生管理、新入社員のオンボーディング、複数の都道府県の給与計算、従業員とのコミュニケーション)

職業経歴の欄にもスキルを織り込む

多くの求職者は、職務経歴とは別のセクションにスキルを記載していますが、前職の各ポジションの説明欄にスキルを織り込むことも重要です。これは、職務経歴を説明する文脈の中にスキルに関する記述を追加して、具体的な例を記載することで、スキル欄を強化することができます。

例えば、「プロジェクト管理」と「時間管理」をスキル欄に記載している場合、次のように実例を挙げて説明することができます。
文例:Successfully managed six projects across three separate teams during the first half of 2018, and delivered all completed items by the deadlines.(2018年上半期に3つの異なるチームにまたがる6つのプロジェクトを成功裏に管理し、完成したものをすべて期限までに納品しました。)

英文履歴書に載せるスキル例

仕事内容の詳細に基づいてハードスキルを記載するのは簡単ですが、関連するソフトスキルを選択するのは必ずしも明確ではありません。履歴書に記載すべきソフトスキルを絞り込むためには、職務内容を確認し、自分の強みは何かを確認して、その職務を成功させるのに役立つものは何かを判断しましょう。

ここでは、人気のあるソフトスキルとハードスキルの例をいくつかご紹介します。

1. 傾聴力(Active listening skills)

アクティブリスニングとは、話し手に完全に集中し、そのメッセージや情報を理解し、思慮深く反応する能力です。アクティブ・リスニングは、口頭や仕草などのテクニックを使って、話し手に注意を向けていることを示し、それを維持することです。アクティブリスニングのスキルを開発し、使用することで、あなたがプロジェクトやタスクに興味を持っていることを同僚に示すことができます。

アクティブリスニングスキルに関連する能力:

  • 質問をする(Asking questions)
  • メモの取り方(Note-taking)
  • まとめる能力(Organization)
  • 時間厳守(Punctuality)
  • 口頭/非言語コミュニケーション(Verbal/nonverbal communication)

2. コミュニケーション能力(Communication skills)

コミュニケーション能力とは、さまざまな種類の情報を与えたり受け取ったりするときに使う能力のことです。例としては、アイデアや感情、あるいは自分の周りで起きていることを伝えるなどが挙げられます。コミュニケーションスキルは、聞くこと、話すこと、観察すること、共感することを含みます。どの業界でも、どのキャリアレベルでも、強力なコミュニケーションスキルを持つことは重要です。

コミュニケーションスキルに関連する能力:

  • 傾聴力(Active listening)
  • 建設的な批判(Constructive criticism)
  • 対人コミュニケーション(Interpersonal communication)
  • 演説(Public speaking)
  • 口頭/非言語コミュニケーション(Verbal/nonverbal communication)
  • 書面でのコミュニケーション(Written communication)

3. コンピュータースキル(Computer skills)

コンピュータのスキルは、様々な技術を学び、操作する能力を含んでいます。ハードウェアスキルは、物理的にコンピュータを操作することを可能にし、デバイスのオンとオフを切り替える方法を知っているのと同じくらい簡単なことができます。ソフトウェアスキルは、効率的にコンピュータプログラムやアプリケーションを使用するのに役立ちます。雇用者がスプレッドシートを使用したり、特定のコーディング言語を知っていることなど、雇用者が雇用の前提条件として考慮することができるいくつかのソフトウェアスキルがあります。

コンピュータスキルに関連する能力:

  • タイピング/ワード処理(Typing/word processing)
  • コーディング言語の流暢さ(Fluency in coding languages)
  • システム管理(Systems administration)
  • スプレッドシート(Spreadsheets)
  • 電子メールの管理(Email management)

4. 接客スキル(Customer service skills)

カスタマーサービスのスキルとは、顧客のニーズに対応してポジティブな体験を生み出すのに役立つ特徴や実践方法のことです。一般的に、カスタマーサービスのスキルは、問題解決とコミュニケーションに大きく関わっています。カスタマーサービスはしばしば「ソフトスキル」と考えられていますが、その中には、積極的なリスニングや、口頭と非言語の両方の合図を読むといった特徴も含まれています。

接客スキルに関連する能力:

  • 傾聴力(Active listening)
  • 共感力(Empathy)
  • 対人スキル(Interpersonal skills)
  • 問題解決能力(Problem-solving)
  • 信頼性(Reliability)

5. 対人関係能力(Interpersonal skills)

対人スキルとは、他者との対話やコミュニケーションを行う際に頼りになる特性のことです。このスキルは、協調性が不可欠な様々なシナリオをカバーしています。対人スキルを身につけることは、他人と効率的に仕事をしたり、問題を解決したり、プロジェクトやチームをリードしたりする上で重要です。

対人スキルに関連する能力:

  • コミュニケーション能力(Communication)
  • 共感力(Empathy)
  • 柔軟性(Flexibility)
  • リーダーシップ(Leadership)
  • 忍耐力(Patience)

6. リーダーシップ(Leadership skills)

リーダーシップスキル(統率力)とは、共通の目標を達成するために他の人を率いるときに使用するスキルです。あなたが管理職であろうとプロジェクトのリーダーであろうと、リーダーシップスキルは、スケジュールに沿って一連のタスクを完了させるために、他の人のモチベーションを高めることを必要とします。

リーダーシップスキルに関連する能力:

  • 教える能力と指導力(Ability to teach and mentor)
  • 柔軟性(Flexibility)
  • 危険を承知で行う能力(Risk-taking)
  • チームビルディング(Team building)
  • チーム管理(Time management)

7. マネジメント能力(Management skills)

マネジメントスキルとは、タスクと人の両方を管理するのに役立つ資質のことです。優れたマネージャーは、組織を成長させることができ、他人への共感力が高く、チームやプロジェクトをサポートするために明確にコミュニケーションを取ることができます。また、マネージャーは、ソフトスキルと業界に関連する特定の技術的なハードスキルの両方に精通している必要があります。

マネジメントスキルに関連する能力:

  • 意思決定能力(Decision-making)
  • プロジェクトの計画(Project planning)
  • タスクの委任(Task delegation)
  • チームコミュニケーション(Team communication)
  • チームのリーダシップ(Team leadership)

8. 問題解決能力(Problem-solving skills)

問題解決能力とは、問題の原因を突き止め、効果的な解決策を迅速に見つけ出すことができる資質のことです。このスキルは、あらゆる業界のどのような役割においても高く評価されています。あなたの役割で問題を解決するには、特定の業界や仕事に特化した技術的なハードスキルも必要になるでしょう。

問題解決スキルに関連する能力:

  • 細部へのこだわり(Attention to detai)
  • コラボレーション能力(Collaboration)
  • コミュニケーション能力(Communication)
  • 忍耐力(Patience)
  • 研究姿勢(Research)

9. 時間管理能力(Time management skills)

時間管理のスキルは、ワークライフバランスを維持しながら、締め切り前にタスクやプロジェクトを完了させることを可能にします。整理整頓されていると、仕事の重要度に応じて特定のタスクを割り当てることができます。個人、チーム、会社の目標を深く理解することで、時間管理の方法を決める際の出発点になります。

タイムマネジメントスキルに関連する能力:

  • タスクの委任(Delegating tasks)
  • 集中力(Focus)
  • 目標設定(Goal setting)
  • まとめる能力(Organization)
  • 優先順位付け能力(Prioritization)

10. 別の分野でも通用するスキル(Transferable skills)

転職やキャリアチェンジをする際に、雇用主にとって魅力的な資質のことを「Transferable Skills」といいます。多くの場合、ソフトスキルと呼ばれるもので、柔軟性、組織力、チームワークなど、雇用主が優秀な候補者に求める資質が多く含まれています。特に異業種に転職を希望する際には、過去の経験を活かすことができます。

別の分野でも通用するスキルに関連する能力:

  • 野心(Ambition)
  • 創造力(Creativity)
  • 共感力(Empathy)
  • リーダーシップ(Leadership)
  • チームワーク力(Teamwork)

英文履歴書に書くべき最適なスキルは、職種やキャリアレベル、学歴などによって異なります。例えば、トラックの運転手にとって重要なスキルは、マーケティングマネージャーに必要な能力とは異なります。どんな仕事にも応募する前に、時間をかけてそのポジションにとって最も価値のあるスキルを確認し、自分のスキルがその要件に当てはまるかどうかに基づいて、履歴書や職務経歴書の内容を作成しましょう。

英文履歴書のスキルリストの目的は、採用担当者にあなたがその職務に最適な候補者であり、チームに明確な価値をもたらすことを示すことです。企業が求めている候補者のタイプに注意を払い、自分の強みをアピールすることで、ほかの候補者との差別化を図ることができます。

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