履歴書・職務経歴書

【ビジネス英語】CV(英文履歴書)の書き方ガイド

外資系企業や外国での就職を目指す場合は、CV(英文履歴書)を作成することが重要です。これは、採用者があなたを採用の次のステップに進めるかどうかを決定するために、あなたの職歴や学歴を細かく確認するための書類です。

履歴書を記入するにあたっては、より具体的、かつ専門的で読みやすいものにする必要があります。履歴書の記入形式には、年表形式、職能別形式、組み合わせ形式の3つの選択肢があります。 説得力のある履歴書を作成するために、以下の背景と情報と参考にしてください。

CVとは?

CV(Curriculum Vitae)はラテン語で「人生の行路」を意味します。一方、Resumeもよく耳にする言葉ですが、こちらも同様に英文履歴書を指します。CVは主にイギリス英語圏及びヨーロッパ圏の履歴書であり、Resumeは主にアメリカ・カナダの履歴書で若干の形式に違いがありますが、どちらもその人の経験と実績を詳細に記し、アピールできる専門的な文書です。企業は採用募集を開始する際、履歴書を要求することがほとんどです。履歴書に記載される情報により、あなたの経歴、教育、表彰賞、奨学金、助成金、研究、プロジェクト、出版物などの概要を知ることができます。

履歴書には職業紹介状の他に、修得したカリキュラムやフィールドワークの経験、趣味や興味など、職業に関連した情報も記載することもできます。また、自分のスキルや長所を記載した個人プロフィールを追加することで、採用担当者に自分の性格や業績を総合的に判断してもらうことができます。

関連記事: CVとは?その定義と作成例まで

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CVに記載すべきこと

CVには以下の内容を入力してください。

  • Contact information(連絡先): 氏名、住所、電話番号、メールアドレスを明記してください。

  • Academic history(学歴):高校から大学院(該当する場合)までの学歴をすべて記載してください。取得した学位のタイトル、卒業した年、学校名も明記しましょう。

  • Professional experience(職務経歴): あなたが働いていた企業名、役職、入社日とともに、あなたの経験と業績の要約を記載しましょう。

  • Qualifications and skills(技能・スキル) キャリアを通じて取得したハードスキルとソフトスキルの組み合わせを挙げてください。

  • Awards and honors(表彰歴・受賞歴): 名前、受賞年、賞を与えた団体、および関連する詳細(贈呈頻度など)を追加してください。

  • Publications and presentations(出版物・学会発表): 出版物の場合は、共著者、日付、要約、巻数、ページ、DOI番号を含む引用文を記入してください。学会発表の場合は、タイトル、発表日、発表会場を記入してください。

  • Professional associations(所属団体): 団体名、所在地または支部名、正会員となった年月日を記載してください。

  • Grants and scholarships(助成金・奨学金): 助成金または奨学金の名称、授与された日付、および授与を受けた教育機関を記入してください。

  • Licenses and certifications(免許・資格): 免許証や証明書の名前、取得した日付、取得した教育機関を明記してください。

CV Format in Japanese

3タイプのCVフォーマット

上記のすべて情報が含まれている、3つのタイプの履歴書を紹介します。3つの主な違いは、記載内容の順番です。

1. 年表形式

これが最も一般的な履歴書のタイプです。年表形式の場合は、連絡先の後に学歴と職務経験を記載します。このタイプの履歴書は、主に学歴と職務経験を重視し強調します。

  • 連絡先情報
  • 学歴
  • 職務経歴
  • 技能・スキル
  • 表彰歴・受賞歴
  • 出版物・学会発表
  • 助成金・奨学金
  • 免許・資格
  • 所属団体

時系列の履歴書は、同じ業界内で一貫して雇用されており、職務経歴にはその分野での昇進が記載されているのがベストです。

2. 職能別形式

この履歴書のフォーマットでは、あなたのスキル、受賞歴、功績などをより重視します。職能別(専門別・キャリア別)の履歴書を書く場合は、連絡先の下に関連するスキルを一番上に書くようにします。つまり、資格、スキル、受賞歴、受賞歴をより多く、職務経験をより少なく書くことになります。ここでは、記載すべき項目をご紹介します。

  • 連絡先
  • 技能・スキル
  • 表彰歴・受賞歴
  • 学歴
  • 職務経歴
  • 出版物・学会発表
  • 助成金・奨学金
  • 免許・資格
  • 所属団体

新卒で初めての就職活動や、職歴に空白期間がある方、会社をやめてから転職活動を行う方には、職能別形式の履歴書が適しています。

3. 組み合わせ形式

この履歴書のタイプは、年表形式と職能別形式を組み合わせたもので、職歴や学歴、スキルや実績などの詳細を記入するのに十分なスペースを確保できます。最初に配置する要素は、あなたの経験、キャリアの目標、そしてあなたが求めている職種に最も関連性があると思われるものなど、順番を自由に組み合わせてください。

例えば、大学での教員職を目指している場合、教育者として10年間過ごしてきたのであれば、まずは自分の職歴をリストアップしておきましょう。

CVを作成する上で4つのポイント

履歴書を作成する際、事前にフォーマットを考慮する必要があります。以下の4つのポイントに注目しながら作成を始めましょう。

1. 適切なフォントタイプとサイズを選択する

履歴書は、読みやすく、見やすくすることが重要です。読みやすさを向上させるために、適切なフォントタイプとサイズを選ぶようにしましょう。

英文フォントのカテゴリーは、セリフ体とサンセリフ体の2種類があります。セリフ体(Times New Roman、Courier、Georgia)には文字の線の端につけられる線や飾りが付いている書体になります。対して、サンセリフフォント(Helvetica、Arial、Geneva)にはそういった線や飾りはありません。履歴書には、スタンダードで汎用性の高いサンセリフ体の方が読みやすいので、サンセリフ体を選ぶのがベストです。

さらに、フォントサイズは10~12ptの間に収めるようにしましょう。ページ数を減らすためにフォントサイズを縮小したくなるかもしれませんが、長さのために読みやすさを犠牲にしてはいけません。

2. 余白を確認する

履歴書の余白のサイズを確認しましょう。余白が広すぎると各ページの余白が目立ってしまいます。また、余白が狭すぎるとページに文字が埋まりすぎて読みづらくなります。余白は2.5cm~3.8cmの間に収めるのが良いです。

3. 改行やスペースを有効活用する

長期間同じ会社に勤めるなど、長年に渡る経験を積んできた場合、1つの経歴が長文になってしまうことがあります。改行やスペースを活用し、読みやすい履歴書にするために、以下のテクニックを参考にしてください。

箇条書きリスト: スキルや受賞歴など複数記載する場合を箇条書きリストにすると見やすくなります。
見出しや小見出し: 項目ごとの見出しや小見出しを太くしたり、大きくしたり、下線を引いたりすることで、他の履歴書の内容と区別することができます。
太字: 見出しの他にも、名前や役職などの重要な言葉を太字にして、目立たせることもおすすめです。

4. 校正を行う

採用担当者に履歴書を送る前に、スペル、文法、構文のチェックに時間をかけましょう。きれいで誤字脱字のない文章は、読みやすさを向上させ、プロフェッショナルさをアピールすることができます。

採用担当者があなたを採用したいと思わせるために、試行錯誤し、必要とされる最も重要な情報が網羅されている履歴書を作成しましょう。正しくフォーマットされていて、読みやすい履歴書を作成することが、希望する職業に就くための一歩となります。

関連記事: 英文レジュメの校正に役立つ27のヒント

CV テンプレート例

Ann Kowalski
1000 Second Ave. NE | Portland, OR 97205
503-555-0123 | a.kowalski@email.com

Education
Masters of Communication, 2017
University of Denver

Experience
University of Georgia Center for Computational Chemistry
Research Assistant 2009–2011

  • Conducted physical and chemical laboratory tests to assist research scientists in qualitative and quantitative analyses.
  • Operated experimental pilots and assisted in developing new chemical engineering processes.
  • Maintained all laboratory equipment to ensure a clean and safe work environment for students and faculty.

Skills
Project management
Curriculum planning
Fluent in English and Mandarin

Awards and Honors
Wolf Foundation
Wolf Prize in Medicine, 2018
Awarded to up to three individuals globally, each year, for achievements in medical science.

Publications and Presentations
Understanding Auditory Sensitivity Issues in Children with Autism
2016, World Autism Organization Conference

Professional Associations
American Society of Journalists and Authors, New York (2010–Present)

Grants and Scholarships
The Oglesby-Snyder Grant for Equity and Cultural Diversity, 2012
Association for Applied Sport Psychology

Licenses and Certifications
Certificate in Sociological Practice, 2004
Association for Applied and Clinical Sociology

(日本語訳)
アン・コワルスキー
1000 Second Ave. NE | Portland, OR 97205
503-555-0123 | a.kowalski@email.com

学歴
コミュニケーション学修士, 2017卒業
デンバー大学

職務経験
ジョージア大学 計算科学センター
2009年~2011年 リサーチアシスタント

  • 物理的・化学的な実験室に所属し、研究者の質的・量的分析を支援した。
  • 試験段階にある実験プロセスをを操作し、新しい化学工学プロセスの開発を支援しました。
  • 学生や教員のために清潔で安全な作業環境を確保するために、すべての実験器具をメンテナンスしました。

技能・スキル
プロジェクトマネジメント
カリキュラムの作成
流暢な英語と中国語

表彰・栄誉
ウルフ基金
ウルフ賞, 2018年
医学分野での業績を評価され、毎年世界で3名以内の方に授与されます。

出版物・学会発表
自閉症児の聴覚過敏の問題を理解する
世界自閉症機構会議、2016年

所属団体
専門職協会 米国ジャーナリスト・著者協会、2010年~現在

助成金・奨学金
公平性と文化的多様性のためのオグルスビー・スナイダー助成金、2012年
応用スポーツ心理学協会

免許・資格
社会学実習証明書、2004年
臨床社会学学会