履歴書・職務経歴書

【ビジネス英語】英文履歴書で避けるべき単語と使用すべき単語

英文履歴書でアピールできる時間は限られています。採用企業がスキルと経験にざっと目を通す短い時間で、これまで仕事で積み上げてきたあなたの価値を伝えられる言葉を選ばなくてはなりません。

wheelhouse”(得意分野)や “go-to person”(頼りになる人物)といった、よく見聞きするビジネス用語を使用すると一見、適性を最も効率的に伝えられるように思えます。しかし、こういった単語は多用され過ぎて意味を成さなくなっており、他の応募者よりも目立つための役に立ちません。

あなたを候補者として検討すべき理由を主張するのではなく、実際に取った行動を具体的に示すことのできるフレーズを選びましょう。例えば、採用担当者は “results-driven team player that delivers impactful results”(顕著な成果を出す成果主義のチームプレイヤー)という言葉よりも、“I developed a streamlined delivery process that reduced revenue slip by 20%”(効率的な配送プロセスを開発して売上の落ち込みを20%抑えました)といった実績を期待しています。

履歴書の書式
画像の説明

履歴書の書式
1. 氏名と連絡先
2. 経歴要約や応募目的
3. 職歴
a. 企業名
b. 在職期間
c. 職務や実績の詳細
4. 学歴
5. スキル
6. その他(受賞歴や実績、趣味や興味を持っていることなど)

英文履歴書で避けるべき単語と、印象に残る履歴書にするために使用すべき単語の具体例を見ていきましょう。

英文履歴書で避けるべき単語

ビジネス用語

ありきたりなビジネス用語を使うと、魅力のない英文履歴書になってしまうことがあります。平易で分かりやすい言葉を使って、これまで会社に価値をもたらした方法を説明するほうがはるかに効果的です。英文履歴書での使用を避けるべきビジネス用語の例を次に示します。

  • Bottom line(ボトムライン)
  • Buy-in(賛同を得る)
  • Core competency(企業の核となる能力)
  • Ecosystem(エコシステム)
  • Move the needle(目に留まる変化を起こす)
  • Synergy(相乗効果)
  • Thought leadership(ソートリーダー)
  • Value add(付加価値)
  • Wheelhouse(得意分野)

具体性のない自己PR表現

履歴書はスキルと能力をアピールするためのものですが、具体性を欠いた表現ではあなたの価値を効果的に伝えることができません。たとえば “self-starter”(自発的に行動する人間)といった単語は漠然としていて、あなたが応募している仕事に価値をもたらす理由や方法を具体的に示すことはできません。

代わりに、あなたの取った自発的な行動の例を記述するようにしてください。たとえば、“Identified time-waste and implemented a new CMS system, cutting time spent on cleaning customer records in half”(時間の無駄になっていた原因を突き止め、新しいCMSシステムを実装し、顧客記録の抹消にかかる時間を半分に削減)などのようにしましょう。使用を避けるべき他の自己PR表現の例を次に示します。

  • Go-getter(やり手)
  • Go-to-person(頼りになる人物)
  • Strategic thinker(戦略的思考ができる人間)
  • Best of breed(最適な組み合わせ)
  • Think outside the box(斬新な発想をする)
  • Results-driven(成果主義)
  • Detail-oriented(几帳面)
  • Proactive(能動的に行動する)

特性を示す表現

新しい情報や目を引く情報を付加できない表現は使わないようにします。あなたを候補者として検討すべき理由を採用担当者に理解してもらうための時間とスペースは限られているため、“people person”(人当たりが良い)などの言葉で貴重なスペースを消費するのは避けましょう。ほぼすべての仕事で他人との協力が求められることから、この分野の卓越したスキルを示す具体的な例がない限り、この言葉を含める価値はありません。

人当たりが良いことが応募している役職にとって重要な意味を持つ場合は、実績を示す文章を使って、他人とどのように協力したのかを明らかにしてください。たとえば、“I established a monthly workshop that led to increased team collaboration, and which resulted in three completed projects in the past quarter”(チームの協調性を高める月次ワークショップを立ち上げ、前四半期に3件のプロジェクトを完了に導きました)などのように書きます。

次に、採用担当者が履歴書に不要だと考えるフレーズの例をいくつか挙げます。

  • Hard worker(勤勉)
  • Self-motivated(自発的)
  • Team player(チームプレイヤー)

英文履歴書で使うべき単語

あなたの過去の実績は、他の候補者との違いを採用企業に示す明確な証拠になります。採用企業は、あなたが会社に価値をもたらした具体的な内容を知りたいと考えています。可能であれば、裏付けとなる数値も含めてください。あなたがチームに加わることで得られる価値をはっきりと示せる単語を次に挙げました。英文履歴書を作成する際には、これらを活用して実績を示す文章を書くようにしてください。

  • Achieved(達成した)
  • Created(作成した)
  • Developed(開発した)
  • Established(確立した)
  • Ideas(アイデア)
  • Improved(改善した)
  • Increased/decreased(増加させた、または減少させた)
  • Influenced(影響を与えた)
  • Launched(始動させた)
  • Managed(管理した)
  • Negotiated(交渉した)
  • Resolved(解決した)
  • Revenue/profits(売上高や利益)
  • Trained/mentored(教育した、または指導した)
  • Under budget(予算内で)
  • Volunteered(自ら申し出た)

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履歴書から最終面接に至る面接審査の過程において、採用担当者はあなたが会社にどのような価値をもたらしてくれるのかを予測するために、あなたが実現した具体的な価値を把握したいと考えています。あなたと採用担当者の最初の接点は英文履歴書です。そのため、常套句やありきたりの言葉ではなく、実績を明らかにできる英語表現を使って例を挙げ、採用企業の求める人材の条件を的確に満たしていることを伝えましょう。

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