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企業の基本となる重要な役職20選

企業の中には、事業の運営に欠かせないさまざまな種類の役職があります。上層部の役員から新入社員まで、それぞれの役職には企業の成功に不可欠な特定の任務が割り当てられています。企業の中のさまざまな役職を知ることは、明確なキャリアパスを決めるのに役立ちます。この記事では、企業を支える主な役職を取り上げ、それぞれの仕事内容や、どのように企業の成功に貢献しているかを解説します。

役職とは

役職とは、特定の責任を持つ職位を指します。企業の代表者は、さまざまな役職を定め、それぞれが担当する業務を割り当てることで、組織構造を形成します。業種や企業の性質によって異なりますが、最高経営責任者(CEO)などの経営幹部レベルの肩書きから、総務やカスタマーサービスの担当者などの業務レベルの職務まで、役職は多岐にわたります。

役職に応じて、企業の代表者や利害関係者は従業員に特定の肩書きや責任を割り当てます。役職を設定することで、雇用主は重要な仕事を能力のある専門的な人材に任せることができます。また、従業員は自分の仕事内容を明確に理解することで、会社の成功に貢献することができます。

役職の種類

企業のほとんどで、経営幹部や管理職、業務担当など、組織構造に従って事業に関連する役職を割り当てています。

経営幹部

経営幹部レベルの役職には、上級管理職が含まれ、企業全体または企業内の大きな部門を担当する執行役員などが該当します。たとえば、最高財務責任者(CFO)は、財務部門全体の総括を担当します。一般的に、経営幹部の役職には、学歴やスキル、資格などの条件に加えて、豊富な実務経験が求められます。

管理職

部課長や主任などは、組織の中で重要な役割を担う中間管理職です。通常、経営幹部がこうした役職を任命し、その指示や指導を行います。たとえば、最高執行責任者は人事部門のニーズを取りまとめ、人事部の従業員を管理する人事部長を採用し、監督します。

事業部門と生産部門

このレベルの役職の場合、特に大きな企業では、同じ役職を持つ複数の担当者で構成され、分担して任務を遂行します。たとえば、経理のチームがあり、同じ業務を複数名で分担している企業もあるでしょう。規模の小さい企業では、事務職など、特定の職務の範囲内でニーズに対応する担当者が1名しかいない場合もあります。

経営幹部と上層部の役職

次に挙げる役職には、経営幹部レベルの職位が含まれます。

  • 最高経営責任者(CEO)
  • 最高執行責任者(COO)
  • 最高財務責任者(CFO)または経理部長
  • 最高マーケティング責任者(CMO)
  • 最高技術責任者(CTO)
  • 社長
  • 副社長
  • 役員秘書

最高経営責任者(CEO)

最高経営責任者(CEO)は、トップレベルの意思決定を行い、企業を支えるリソースを集め、企業の成長に直結する業務や組織の変革を推進するリーダーとしての役割を担います。中小企業では、社長と同じ役職としてみなされることが多く、代表者がこれらの役職を兼務することもあります。

最高執行責任者(COO)

最高執行責任者 (COO) は、会社の事業を総括する役職です。企業の規模が小さい場合、COOと同様の役割である統括部長がこれを担うこともあります。これらの上層部の役職は、業務プロセスが効率よく実行されているか確認し、従業員が適切かつ期限を守って業務を遂行できるように、各部門を総括します。

最高財務責任者(CFO)または経理部長

最高財務責任者 (CFO) または経理部長は、企業のキャッシュフローと財務上の成功に対する責任を負います。規模の大きな企業では、CFOと経理部長は別々の役職ですが、企業の規模が小さければ、これら2つの職務を1つの役職にまとめることもあります。一般的に、CFOは企業の成長を支える投資家や外部からの資金調達を獲得する役割を担い、経理部長は会社の経費や資産を管理します。1人で両方の役割を兼務する場合、収入と支出の両方を管理します。

最高マーケティング責任者(CMO)

最高マーケティング責任者(CMO)は、マーケティングキャンペーンを指揮し、マーケティング予算を組み、社内のマーケティング部門全体を管理します。CMOは、複数のマーケティングチームを担当することもあり、それぞれにチームリーダーやマーケティング部長が割り当てられます。また、さまざまなマーケティングプロジェクトの開発と実施に関する最終判断を下すのもCMOの役割です。

最高技術責任者(CTO)

最高技術責任者(CTO)は、企業の技術に関する部署を管理します。一般的には、新しいテクノロジーの動向を統括し、導入するテクノロジーが企業のニーズに合っているかどうかを審査します。大規模なIT部門を持つ企業では、CTOは高度な部署を統括することになります。

社長

一部の企業では、CEOの代わりに社長を置いている場合もあります。この2つの役職の責任はほぼ同じですが、社長の場合、CEOにはない業務を担当するケースがあります。大企業ならCOOやCFOの担当に当たる業務の一部を、中小企業では社長が引き受けることもあります。しかし、企業の成長とともに、幅広く経営幹部の職務をこなすのではなく、トップレベルの意思決定や経営陣への指示など、社長としての任務はより明確な業務を含むようになります。

副社長

副社長は、中間管理職やチームリーダーを指揮することで、社長の意思決定や計画を実行に移します。また、事業運営の総括や組織体制の構築など、業務管理の役割を副社長が担うこともあります。

役員秘書

役員秘書は通常、CEOの直属の部下であり、CEOに関するさまざまな管理業務を担当します。企業では、CEOのスケジュール、会議の議題、予約や面会の約束などの管理は、役員秘書が行うことがほとんどです。

管理職の役職

業務全体を運営する上で、さまざまな管理を行う次のような役職が重要になります。

  • マーケティング部長
  • 製品開発部長
  • 企画部長
  • 財務部長
  • 人事部長

マーケティング部長

企業の規模によって異なりますが、マーケティングマネージャーは、マーケティング部門全体を統括します。大企業では、マーケティング部門の中に複数のチームがあり、それぞれにマーケティング部長が配置されている場合もあります。各部長はCMOの直属の部下になります。中小企業では、マーケティング活動の指揮を執る唯一の上層職がマーケティング部長であるケースも多々あります。

製品開発部長

製品市場を分析し、製品開発に関連するプロセスを合理化するのが製品開発部長の役割です。製品開発部長は、顧客市場の調査、需要のある製品の評価、製品の製造プロセスの評価、競合製品の分析、マーケティングチームと協力して製品を普及させるための戦略の策定などに集中して取り組みます。

企画部長

事業プロジェクトの企画と開発のプロセスを統括するのが企画部長の役割です。プロジェクトの立ち上げから設計、監視、管理、最終承認までを行います。また、プロジェクトのリスクを分析し、軽減するという役割も担っており、マーケティング部長や製品開発部長など他の部門の部長と協力して、予算やリソース、スケジュール管理などプロジェクトの各要素を計画し、策定することもあります。

財務部長

財務部長は通常、コストと収益を分析し、そのデータを使って財務報告書を作成します。中小企業の場合、収入や支出の計算や予測など、事業運営の財務面を監督する役割を担っています。大企業では、財務部長が経理や会計の業務を行う従業員の管理を担当することもあり、こうした実務担当者の力を借りて、正確な財務報告書や財務予測の作成を行います。

人事部長

人事部長は、人事部門を指揮します。人事部内の大規模なチームを総括することもあれば、小規模な企業では、数名の従業員を担当することもあります。従業員の募集や面接、採用、新人研修などを担当し、業務上非常に重要な役職です。人事部長は通常、上層部の経営幹部と相談して戦略的な計画を立案し、上層部と一般従業員との連絡役を務めます。

そのほかの職種

次のような職種は、日々の事業運営に不可欠な存在です。

  • マーケティング担当者
  • 事業分析担当者
  • 人事担当者
  • 経理担当者
  • 営業担当者
  • カスタマーサービス担当者
  • 事務職員

マーケティング担当者

マーケティング部門で重要な役割を果たすのが、マーケティング担当者です。顧客データの収集、ターゲット層の調査、SEO対策としてのコンテンツの最適化など、さまざまな業務を行います。企業の多くでは、複数のマーケティング担当者が配置されていますが、通常はマーケティング部長の直属の部下になります。

事業分析担当者

多くの企業が事業分析担当者を採用しており、事業の成長と発展の評価を行う重要な役割を担っています。市場の動向分析、収益予測、製品の収益性や実現性の確認、全体的な事業の成功を監視するために役立つ計画の策定などを行います。

人事担当者

人事部門はあらゆる企業にとって不可欠な部門であり、人事担当者は人事部長の監督の下で業務を遂行します。一般的には、給与計算、従業員の勤怠管理、人事考課などを担当します。大企業の人事部門の場合、複数の人事部課長と、その指揮下にある多くの従業員で構成されることもあります。

経理担当者

経理担当者は、販売取引、経費の支払い、税金申告など、企業の日常的な会計業務を総括します。大企業では財務部長やCFOが担当する業務を、中小企業では経理担当者の責務となることもあります。

営業担当者

営業担当者は、顧客とつながり、自社の製品やサービスを販売します。成績の良い営業チームは、適切なコミュニケーション能力と対人スキルを駆使して、顧客との関係を構築し、顧客にブランドへの愛着を感じてもらうことで、企業の収益源に直接的な影響を及ぼします。

カスタマーサービス担当者

カスタマーサービス担当者は、顧客の問題解決をサポートし、製品の返品や返金に対応す��とともに、顧客にクレームが生じた場合は問題解決に取り組みます。この業務レベルの役職は、自社の評判を高め、顧客との長期的な関係を育むために不可欠な役割を担っています。

事務職員

事務職員や事務補佐員、受付は、企業への問い合わせや顧客に対する最初の窓口になります。電話の受け答え、顧客や取引先とのコミュニケーション、従業員のスケジュール管理など、企業にとって必要不可欠なさまざまな業務を遂行します。また、企業の文書を最新かつ正確に保つために、データ入力などの仕事を任されることもあります。

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