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オンラインでキャリアをスタート: Z世代のための職場で使える成功の秘訣

あなたが Z 世代、つまり1997年以降生まれであるとしたら、新型コロナウイルスの影響下で、キャリアやインターンシップをスタートさせようとしているところかもしれません。緊迫した求人市場、経済、そしてリモートワークやソーシャルディスタンスに配慮した新たな職場に、特有の障壁が立ちはだかることも考えられます。

この記事では、20代のキャリアを応援するウェブサイト、19th and ParkThe Life CurrencyのCEOを務めるホイットニー・ヘデン氏にインタビューを行い、職場で起こりうる課題や、コロナウイルスの影響を受けた職場環境への対応方法を探ります。

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職場で成功するためのヒント

ヘデン氏によると、「誰もが自分のキャリアや将来を見据えることが、これまで以上に必要となってきていますが、特にZ世代の皆さんにとってはますます重要になっています。この世代は、この先どうなるかが見通せない混乱の中で就職を迎えます。ただ朗報なのは、テクノロジー、ソーシャルメディア、そして個人およびキャリア開発に目を向けた社会的変化により、様々なリソースが利用できる点です。」

1. 応用可能なスキルを習得する

ここ数か月の間に仕事やインターンシップの情報を探し始めたのであれば、コロナ禍により企業の採用活動が停滞したり一時停止している影響で、求人件数が限られているのを目にしたことでしょう。当然のことながら、現在の就職市場は競争率が高くなっています。

その結果、理想とする職業ではない仕事での採用が決まることもあるでしょう。自分の望む道筋を外れることに不満を感じてしまうかもしれません。しかし、理想の仕事とは無関係に思えるものでも、一般的な職務経験を積むことで、価値ある応用可能なスキルを習得し、キャリアの成功に役立てることができます。同時に、憧れの職業に就くためのスキルを磨き、資格の取得に専念することも可能です。

  • 自己評価を行う
    まずは、自分のキャリアの中でどのスキルが最も価値のあるものなのかを評価することから始めましょう。はっきりとした「理想の職業」がなくても大丈夫です。仕事の中で自分のモチベーションを最も高めてくれる部分に目を向けてみてください。他の人のトレーニングや指導を行うこと、顧客やクライアントと直接関わりながら仕事をすること、データを分析することなどが楽しいと感じているのかもしれません。そういった関心が将来的なキャリアパスを示すものとなり、それに合ったスキルを構築していくためのより良いアイデアをもたらしてくれます。
  • 適切なスキルを身につけるための実践的な方法を見つける
    仕事以外でスキルアップの機会を探すこともできますが、今の仕事でスキルアップする方法を探し、自分が魅力を感じる分野での経験を積むことを検討してみてください。例えば、小売販売の仕事をしていてマネジメントに興味がある場合、リーダーシップの経験を積むために、今よりも責任ある仕事を任せてもらえないか上司に相談してみましょう。また、興味のある役職に就いている同僚に、行動を共にできないか頼んでみてもよいでしょう。
  • 上司、メンター、仲間のサポートを得る
    上司と積極的なコミュニケーションを取ることが大切です。自分のモチベーションとなることや長期的な目標について上司と話し合うことで、適切なスキルを伸ばせるプロジェクト、人材、責任のある仕事と結びつけてもらえます。しばらくして、自分のキャリア目標により近い仕事を見つけたいと思ったら、即戦力として採用している企業を探してみましょう。

2. 躊躇せず質問する

新しい仕事が一時的にリモートワークとなったり、ソーシャルディスタンスに配慮したオフィスであった場合、対面でないコミュニケーションの壁を乗り越えることが難しく感じるかもしれません。自信を持ってたくさん質問することは、不安やフラストレーションの軽減につながります。

今は特に、新人研修に困惑してしまうかもしれません。オンライン業務やコロナウイルス対策を講じた職場のベストプラクティスについて、多くの企業は未だに模索中であるため、新人研修プログラムもどこかぎこちなかったり、ついていくのが難しかったりするかもしれません。まずは自分自身と企業に対して寛大になりましょう。このような状況では、新入社員のニーズを満たせるオリエンテーションプログラムの導入が間に合っていない可能性があります。その上で、会社の方針や自分の役割への期待値を理解するために、包括的な情報、リソース、トレーニングについて、上司に相談してみてもよいでしょう。

隣の席の人に声をかけたりちょっとした手伝いを頼んだりといった、対面のコミュニケーションが取れないことを残念に感じるかもしれません。オフィスで席が隣同士の同僚とコミュニケーションを取る感覚で、Slack、Google Chat、Microsoft Teamsなどのオンラインチャットツールを利用してみましょう。チャットでメッセージを送ることに躊躇せず、気軽にちょっとした質問をする新しい方法だと考えてみてください。

リモートワークのもう一つの課題は、チームのリーダーシップやマネジメントメンバーとのやり取りや指導を受ける機会が少ないと感じる点ではないでしょうか。週に一度、上司との一対一のミーティングを行うのが習慣であっても、完全なリモートワークであれば、ミーティングの頻度を増やすこともよいかもしれません。可能であれば、リーダーの「オフィスアワー」や、マネージャーと話ができる時間帯を活用しましょう。より詳細な質問や個人的な悩みについて相談したい場合には、追加のミーティングを上司に依頼してみてください。

3. 様々な活動に参加する

日々の生活でより積極的に行動したい場合は、社内でボランティア活動や権利擁護団体に参加する方法がないか上司や人事部に確認してみましょう。現在は選択肢が限られているかもしれませんが、オンラインで社外のコミュニティを支援するチャンスが他にもあるかもしれません。

その他職場に変化をもたらす例には、以下のようなものがあります。

  • 従業員リソースグループ(ERG)や評議会に参加する
    ERG (Employee Resource Group) とは企業内の特定のコミュニティを代表する組織のことを言います。グループのメンバーは、パネルディスカッション、教育トレーニング、メンターシップ、イベントなど、職場における多様性を尊重し、職場の包摂的な環境を促進するプロジェクトに協力します。会社にERGがない場合には、あなた主導で発足できないか、人事担当者に相談してみましょう。
  • ランチミーティングを企画したり同僚にプレゼンする
    もしあなたが地域の保護施設にいる動物の里親になり、同僚の中にも同じような関心を持っている人がいるとしたら、ランチタイムに自分の経験について話したり、ヒントを提供したり、同僚に参加するように勧めたりするのもよいでしょう。さらに、このミーティングに保護施設の代表を招いて、団体の使命に関する詳細な背景を説明してもらったり、参加者からの質問に答えてもらったりすることもできます。
  • 総務部や人事部に環境に配慮した取り組みがあるかどうか確認する
    参加できるサステナビリティチームがあるかもしれません。もしなければ、同僚を誘って特別チームを編成し、社員の環境責任を推進することを検討してみましょう。

4. 同僚との関係を築く

職場の交友関係は、生産性や士気を向上させることが分かっていますが、リモート環境でそうした関係を築くのは困難な場合もあります。それでも、リモートワークで同僚と強い絆を育む方法はあります。

オンラインのコミュニケーションツールを利用して、職場での対面のやりとりを疑似的に行いましょう。上司との一対一でのビデオチャットを希望する、オンラインでのランチに同僚を招待する、勤務時間後のオンライン飲み会や雑談の場を企画するといった方法で、交流を深めることができます。他にも、自分の趣味や興味があることについて職場の仲間と共有し、会話しやすい雰囲気をつくることもできます。

ヘデン氏は言います。「人間関係の構築は成功するために欠かせない要素の一つですが、大半の人は、交友関係を育み続けることの意味や、世代・部門・文化を超えた交友関係を作ることの重要性を理解しようとしません。Z世代に必要なのは、従来の職場の戦略を積極的に学びながらも、変化に向けたアイデアを発信するための自信と積極性を持つことです。すべての人にとって、お互いのことを知り、ともに成長していくための鍵となるのはコミュニケーションなのです。」

5. 自分にぴったりのスケジュールを作成する

自分にとって最も生産性の上がる時間帯を見極め、上司と相談しながら自分に合ったスケジュールを立てるようにしましょう。午前中のほうがいいアイデアが浮かび仕事がはかどると感じているのなら、その時間を集中力が必要なタスクに充てるか、早朝のシフトを希望してみましょう。午後は集中力が落ちるという場合には、その時間をメールの送信、報告書の作成、在庫の補充といった管理業務に充てるとよいでしょう。

生産性を上げる方法は、他にもあります。

  • 1週間および1日の初めに、目標の達成や期限遵守のために行うべきタスクを確認する。
  • 所要時間、複雑さ、重要性によって、各タスクに優先順位を付ける。
  • 上司や他のチームメンバーに定期的に進捗状況を報告する。
  • 適度な休憩時間を設定し、ストレッチしたり外出したりして休憩を取る。

コロナウイルスの影響で、これまでとこれからについて、今も多くの人が自分に合った働き方を模索しています。もしかすると、あなたのチームメイトも同じ苦労を経験しているかもしれません。可能であれば、同僚たちがこれまで試行錯誤してきたことについて気軽に話し合える場に参加し、うまく対応していくためのヒントを共有してみるとよいでしょう。

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6. メンター制度の利用を検討する

メンターと一緒に働くことで、個人の成長やキャリア開発だけでなく、その他の質問にも答えてもらえるというメリットが得られます。シニアレベルの役割を担うメンターを持つことで、キャリアを積んでいく上での明確なステップやチャンスを見極めやすくなるかもしれません。また、メンターシップの価値は相互に高め合うことができます。あなたの持つ知識や経験がメンターにとって有用であったり、インスピレーションを与えることもあるのです。

ここでは、メンターを探す際の手順をご紹介します。

  • 上司または人事部に連絡し、メンター制度があるかどうか確認しましょう。もしなければ、社内でメンターを見つける方法についてマネージャーに相談しましょう。
  • 職場でメンターを探す際、自分と同じ分野で実績を積み、その知識や経験を共有する意欲のある人を選ぶと効果的です。
  • メンター候補を見つけたら、初顔合わせのミーティングを設けます。相手には、メンター制度について話し合いたいと予め伝えておくとよいでしょう。そうすることで、メンターになることができるか、メンターになる意欲があるかどうかを事前に検討してもらうことができます。
  • ミーティング最中は、メンター候補者がその役割に自分が適しているかどうか判断してもらうため、自分の希望やメンター制度から何を得たいのかを明確に説明します。相手を選んだ理由と、相手の持つ専門知識をどれだけ評価しているかについても説明するとよいでしょう。そうすることで、候補者の前向きな反応を得やすくなります。

7. セルフケアを実践する

リモートワークやソーシャルディスタンスに配慮した職場でチームメイトと離れていると、孤独を感じたり、生産性が下がったり、自分の能力に自信が持てなくなったりするかもしれません。ストレスを感じたら、休憩を取って散歩や運動をしたり、家族や友人に連絡したり、時間を設定して楽しいことやリラックスできる活動をするようにしましょう。また、呼吸法や瞑想を実践するのもよいかもしれません。

現在の状況では、自分自身と周りの人々に対する寛容と優しさが、これまで以上に必要になるということを心に留めておいてください。

ヘデン氏は、物事を達成しなければならない時、時間軸を設定するのではなく、全体的な目標に焦点を当てることに意識することを提案しています。「キャリアとは流動的なものです。時間の経過とともに、様々な点で自分が想像もしなかった素晴らしい旅へと変化し、進化し続けていくのです。」