株式会社日本クリーナー の求人

海外の法務要員などとやり取り、主要言語の英語による翻訳、通訳、反訳の法務進行管理等、英語渉外要員以外にも、これから英語学びたい日本語の一般国内事務員の職種もあります

海外法務に連動した国内自社法務も含む

やる気があれば特になし、未経験者歓迎

就活に備えた社会勉強に興味がある方

英語が好きな方、これから英語を学びたい方

インターン生、就活学生には以下の５ベネフィットがあります

１、様々な社会勉強、各種士業（弁護士、司法書士、行政書士、税理士、公認会計士等）とのミィーテイング参加などを通して、様々な社会勉強になります

２、幅広い採用枠、高校生のインターン採用実績もあります、お気軽にご応募ください、大学インターン生多数でアットホームな雰囲気

３、インターン生学生等応援体制、弊所は学生、就活生、インターン生応援事務所です、大学生インターン１-２年生、浪人生も歓迎

４、ベネフィット１、弊所の施設を勉強室、就活面接室、その他の目的（稽古事等）でも無償で使えるベネフィット、不定期的にお食事会などの季節小イベントあり

５、ベネフィット２、飲食品供与以外にも、コンタクトレンズクリーナー等やその他生活消費財などの無償貸与、最近のトピックとしてはヘアアイロン等も導入しました

１３－２３３０時の間の自由裁量シフト制

自身の都合に合わせて自由にシフトを組めます

完全自由裁量シフト制なので、履修や部活動、サークル、ボランティアを優先にして自由に休めます

職場敷地内は完全禁煙、喫煙室なし
希望者には海外出張のチャンスあり

日比谷線、大江戸線　六本木駅そば、その他地下鉄網利用可能

交通費実費全額支給
３か月以上シフトで昇給あり

常時飲料品、菓子無料配布

• 法関連サービス

弊所について　R1

弊所は小規模渉外事務所であり、一般的な渉外事務所は主に商事案件を取り扱うが、弊所は特殊渉外事務であり商事以外にも様々な案件を扱っている。

以下は弊所、商事部門で東南アジア諸国を担当している地域派遣調査員の手記である。この手記が弊所について知る事の一助になれば幸いである。

地域派遣調査員のトラベルログＢ９４（バックログ）

ニャンマー、戦場のティアラ

内戦、中国犯罪組織詐欺拠点、中部都市大地震で知られている、現在軍政のニャンマー。筆者（地域派遣調査員）は内戦前にお世話になった取引先にご挨拶の為にバンコク出張をかねて２０２５年４月、久々に訪緬(ほうみゃん）した。（緬=ニャンマー）

内戦、犯罪、天災の３重苦のニャンマー

経済都市ニャンゴンの風景や状況は、あまり内戦前とは現状変わらないように一見うかがえる、しかし、現地の人々の暮らしぶりが少し見えてくると、やはり現状は内戦前とは全く異なる。通貨のニャットの国際為替レートは実質内戦前の７０％前後下落している。１ドルの価値が2.5倍になっている。さらにもともと最貧国で収入が低いため、現地の人々の実質平均日給は３３０円程度である。ちなみにニャンマー紙幣の最高額面紙幣は１００００チャット札であり、これは非公式レートでは３３０円と同額である、感覚的には日本の一万円札の高額紙幣の価値がニャンマーでは３３０円の世界通貨評価価値しかない。よってあらゆる外国製品は高額になりうるのである。さらに、このニャンマー、ニャットは例え周辺国であっても両替対象外通貨であり、タイ、バンコクはおろか、もちろん日本国内でも通貨として認められず、両替不能通過となっている。

筆者のできる支援とは？

現状、あらゆる国際機関や支援団体がニャンマー国内で活動を行っている。そこで、単なる通りすがりの筆者にとって、ニャンマーでできる支援は当然限られる。多額の金銭や救済物資はその様な国際機関等に任せることにして、筆者ができる直接支援を考えてみた答えが筆者なりのこの支援だったのである。

直接支援の意義

弊所では渉外要員による海外出張の際、業務に必要な通常予算以外にも特別予算枠がある。この特別予算とはいわゆる「現地の人々への思いやり予算」であり、海外社会貢献の一環だ。これは業務に直接関係の無い現地の人々への謝意である。それはチップであったり、小さな支援であったり様々な海外現地民のために消費することを目的とする弊所の特別予算枠である。弊所はこの特別予算枠を重視し、海外に調査派遣される際には多少であっても必ず特別予算は確保する。特に第三国や今回の３重苦を抱えるニャンマーなどでは、この特別予算枠は一瞬で枯渇する。しかし、弊所の試算では、例えＮＰＯ等による支援組織１０００万円分の間接分散支援よりも、弊所の１０万円の直接集中支援の方が数倍有効な場合もある。それをするにはまず特別派遣された派遣員がその支援業務に現地で直接関わらなくては意味がない。今回、筆者は通常業務以外にも、様々な要因に苦しめられているニャンマーの人々に明日への希望を少しでも持ってもらえるように努力した、自らの手記である。

戦場のティアラ

まず、支援対象を内戦で、より迫害されやすく、あらゆる面で非力な状況に置かれやすい女性を主な対象にした。

そして、支援救済物資等には含まれない、日本の高級菓子※や、化粧品、ティアラ数種（金属製髪飾り）をクロネコ１４ボックス（158ｃｍサイズ仕様）満載にして１箱分をニャンゴンに持ち込んだ。　そして、現地で出会ったり関わりのあった人々に配布した。二ャンマーの女性は非常に髪飾りに気をつかうが、主に生花だったり、現地の商店ではプラスチックや布製のカチューシャの様な代物は多少あるものの、キラキラと光る王冠のような金属製のティアラは市販されていない事を筆者はよく知っていたのである。筆者の前々職は日本の玩具メーカーに職責をおいていた職歴もある為か、海外出張の際は現地の玩具、装飾品、嗜好品等の市場にどうしても視線を向ける、その為にティアラ等が存在しない事にも薄々気が付いていた。

筆者が手渡すティアラそのものの存在や使い方自体も知らないニャンマーの人々もいて、結果的に皆に大変喜んでもらえた。特に子供や幼児に子供用の小さく素朴なティアラを手渡すと、まるで高価な宝石をもらったかのような表情を浮かべてはしゃいでいた。それらの光景を眺めながら筆者はこのように思ったのである、すぐに消費される金銭や生活必需品物資よりも、現地では不要品の様であるように思われるティアラであるけれど、現地女性はこれを受け取って本当に嬉しそうな笑顔を筆者に投げかけてくれる。筆者は例え一瞬でも、厳しい現状を彼女らに忘れさせることができれば、それが可能な限り一番の心の支援だったのである。表向きには国際支援組織の外国人には気がつかれない支援物資というものがある、筆者の主眼はそこにあった。

筆者のティアラ

筆者はティアラの選定にも配慮した、一般的な平面的なティアラだけではなく、立体的な丸い小さなクラウン（王冠）を模したティアラであり、このスタイルは日本国内でも見かけない。

食べないニャンマー女子

筆者は日本の菓子類（高級なメゾンカカオレベル等含）も持ち込んで配布したのであるが、とあるニャンマー女子は食べずに貰ったものを全て自らのズタ袋にいれている。筆者は「君は日本の菓子は嫌いなのかい？」と英語で尋ねてみるとニャンマー女子は「私には、この見たこともない菓子類は見るからに高そうでとても素晴らしい物だと思う、だから、私なんかが食べるんじゃなくて、家にいる両親や兄弟姉妹や他の家族に全て分け与えたいんだ。」

それを聞いた筆者は「それならば、君にはこの袋ごと、箱ごと余分に君に与えるから、今の君も少しは楽しんで欲しい、だから気兼ねなくお食べなさい」と言って通常の３倍の菓子量を与えた。ニャンマー女子は嬉しそうに頷いて、少しの菓子（メゾンカカオの常温クッキー※）を頬張り始めた。

※メゾンカカオとは？最近、新進気鋭の鎌倉を拠点とするチョコレートブランドであり、主に常時冷蔵要の一粒８００円の超高級生チョコレート「ショコラ・コキーユ」が主軸。弊所でもインターン生達にたまにそれを供することもある。

筆者の特殊菓子の杞憂とその目的性

しかし、商品ラインナップには僅かに常温保存が可能なクッキー類も存在し、その数箱をニャンゴンに持ち込んだ。現地の人々にとって、この様な特殊洋菓子の評価はどうなのだろう？と杞憂したが、現地の人々は一様に驚いて食していた。実は筆者も初めてニャンゴンでこの常温クッキーを試食したのだが、常温保存のクッキーなのにしっとりとした生チョコ感覚のクッキーであり、筆者自身もこれ以上に美味しいクッキーには出会ったこともなく、筆者人生においても、最高のチョコクッキーだったのである、確かにメゾンカカオアイテムの価格帯は日本人にとっても高級品だ、しかし、筆者としては、適当な中国製や、例え日本製であってもスーパーマーケット等で一般的に売られている市販菓子等ではなく、日本最高のショコラティエの作るチョコレート作品をニャンマーに持ち込みたかったのである。なぜならばその目的として、筆者が彼女らに一番伝えたかったのは「外海の世界の広さを感じさせる事」だったからである。チョコレートひとつをとってみても、この様な作品を作れる人達やそれを育める国家の存在があることの世界観とその奥行きを感じさせることである。だからこそ単なる洋菓子であってはならないと筆者は考えた。例え土産チョコであってもＤＤ(Due Diligence デューデリジェンス)に手を抜かない筆者の自負であるのだが、この作品を筆者に知らしめたテレ東のキャンブリア宮殿にも合掌である。

日本人としての矜持？

またとある日、菓子を配っている最中に英語を話せるニャンマーのご婦人で二ャンマー初等教育（日本の小学校に該当）の現役先生にこの様な指摘をいただいた。

先生曰く「私たちニャンマー人は何十年もの間、あらゆる事柄において日本人を模範として見るように教えられてきました。日本人の善良な人々はより規律があり、社会的責任を重視し、そしてそれを負います。私の子供の頃の先生は本当にそうやって教えてくれました。それは私が成長することを意味します。日本は秩序という点では非常に賢いと思います。しかし、それでも私はニャンマーの風土風習も大切にしています。 私は日本と日本人が大好きです。」

筆者はとっさに英語で返答した。「僕はそんな模範になるような立派な日本人などではない、今はただただ、ニャンマーの人々の笑顔が見たかっただけなんだ。」

筆者のこの返答に、ニャンマーのご婦人は静かに微笑みながら佇んでいた。筆者は久々に、筆者の心の片隅で日本人であったことを僅かに誇りに感じた事は正直なところである。

バンコクに戻る日

クロネコ１４ボックスは帰路の前日には空箱になり、特にあれほど持ち込んだティアラは全く足りなかった。筆者の個人的には、よい心の支援ができたと自負している。次は来年になるとおもわれるが、彼女らからは「外国製の化粧品が全く手に入らない」と言われた。さすがの筆者も女性の使う化粧品の知識には乏しい。日々、向学の毎日なのである。

今回のニャンマー出張は筆者にとっては有意義で楽しいものになった。何より現地の人々との心の交流が多分にあったからである。また、一般企業では基本的に設定されない予算枠である、弊所の特別予算枠について、第三国に対して理解がある弊所幹部にも感謝したい次第である。

後日談

ティアラは玩具系の装飾品であるが、支援物資としてはありえない。筆者はティアラにもそれなりに商品調査（ＤＤ）を行い、まず、日本国内でも良いと思われるサンプル品を収集してティアラを吟味し５種類を採用した。不採用の一部のサンプル品ティアラは、弊所所属の現役インターン生女子達に分け与えた。一部のインターン生の両親は弊所のこの様な支援活動や特別予算枠の状況を知るべくもなく、「なぜ？渉外事務所から誕生日でもないのにティアラ等の装飾品を貰ってくるのだろう？？」と訝しがられた（いぶかし）と聞く、筆者はこの手記をもってその弁解いたしたい次第なのであった。

戦場のティアラ　22APR2024　DD#0 Neco

雇用形態: アルバイト･パート, インターン, 業務委託

給与・報酬: 1,170円 (時給) 以上