はじめてIndeed (インディード)を使うときに理解しておくべき用語まとめ17選

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「できるだけ低コストで、効率的に採用活動を進めたい」。それは多くの企業やその採用担当者の願いではないでしょうか。
 
Indeedなら、無料*で求人情報の掲載や採用ページが作成できます。ウェブサイトを作るための専門知識も必要ありません。
 
この記事では、「求人検索エンジン」であるIndeedの特徴や利点を理解するための基礎用語をご紹介します。まずはこの17の用語を覚えて、Indeedでできることを確認してみましょう。

求人を掲載

そもそもIndeedとは?

Indeedは、求職者が気になるキーワードを入力するだけで的確な求人情報を表示する求人検索エンジンです。
 
月間サイト訪問数が2170万 で 日本No.1(※1)で、求人サイトや企業の採用情報ページから集めてきた何百万もの求人情報が掲載されているため、求職者はさまざまな求人サイトにアクセスすることなく、Indeed内で求人情報を検索できます。
 
そのため、求職者にとっては、応募したいと思える仕事が見つけやすく、企業側にとっても多くの求職者に求人情報を見てもらえる可能性が高まるというメリットがあります。
 
(※1)SimilarWeb, 総訪問数, 2022年 11月

 

Indeedの基礎用語

Indeedに求人情報を掲載する場合や、企業の採用ページ(以下「企業ページ」)を作る場合に出てくる用語を紹介します。
 

◆求人情報の掲載に関する用語

 

・直接投稿

「求人検索エンジン」であるIndeedですが、そのサービス内に直接求人情報を作成して掲載する方法も用意されています。それがこの「直接投稿」です。自社の企業情報に加え、「雇用形態」「給与」「仕事内容」「求める人材」など用意された項目を入力していくだけで、求人情報をIndeed内に作成・掲載することができます。

 
 

・無料求人掲載

Indeedの求人掲載は直接投稿を行いますが、基本的に無料で行うことができます。

 

・スポンサー求人

無料で求人情報の掲載ができるIndeedですが、有料オプション機能も存在します。スポンサー求人を利用した求人情報は、設定した予算を使い切るまでIndeed上での検索結果の中で表示されやすくなります。よりスピーディーに採用する必要があるときなどに活用することで、素早く人材の採用につながる可能性があります。
 
料金については、「クリック課金型」といわれる、求職者に閲覧(クリック)された場合のみ料金が発生する仕組みになっています。
 
スポンサー求人を利用することで「企業ページプレミアム」などの機能が使用できるようになります。また、一定水準以上の出稿をすることで「注目の企業」「労働市場分析」といった機能も使用可能になります。これらの機能についてはこの先で紹介しています。

 

・注目の企業

検索結果画面で、ロゴマークなどが掲載された求人情報が表示される機能です。通常のテキストのみの表示と比べ、より求職者の目を引く表示で、かつスポンサー求人よりもさらに目立つ場所に表示されるため、より多くの求職者に内容を見てもらえることが期待できます。
※スポンサー求人に一定基準以上の出稿をした場合に使える機能です。

 
求人検索エンジン「Indeed」の注目の企業画面イメージ

 

◆企業の採用ページ掲載に関する用語

 

・企業ページ

Indeed内に無料で作ることができる、自社の採用ページのことです。採用サイトを持っていない企業でも、企業ページを作成することで、求人票だけでは伝えきれない企業の魅力を、画像やテキストなどで伝えることができるようになります。また、自社のページが求職者にフォローされた場合、新たな求人情報を掲載した場合など、その求職者に最新の求人情報が自動的に通知されるようになります。
企業ページに掲載できる情報は次のとおりです。

 

    • 企業ロゴ
    • カスタムコンテンツ:企業の紹介文を画像・動画と組み合わせたものを、5個まで投稿可能
    • Q&A質問箱:求職者からの質問に対して、企業側が回答をすることが可能です
    • 写真、動画
    • 企業へのクチコミ

 

・企業ページプレミアム

有料の「スポンサー求人」で一定以上の金額を使用した場合に利用が可能になる、「企業ページ」のアップグレード版です。こちらでは、無料版よりも多くの写真や動画を掲載することができ、それに加えてオリジナルの配色やイメージを使用したレイアウトを作ることもできるので、他の企業との差別化を狙ったオリジナリティを感じられるページが作成できます。
 
他にも口コミやレビューを強調して会社の特徴を紹介したり、重要な職種や急募の求人案件を目立つように表示することも可能です。

 

Indeedのレポート関連キーワード

次に紹介するのは、Indeedに求人情報を掲載した際に、その効果検証や改善を行うために必要な用語です。
 

◆分析機能に関する用語

 

・Indeedアナリティクス

Indeedアナリティクスとは、スムーズな採用活動を行うために、書類だけでは見えてこない求職者の声を分析することを目的にした機能です。Indeedアナリティクスを使うことで、自社が掲載している求人情報がパソコンとスマートフォンのどちらでよく見られているかといった大まかなデータ動向から、個別の求人情報ごとの内容まで読まれた回数などの細かなところまで、数値で確認することができます。

 

・パフォーマンスレポート

Indeed内には「パフォーマンスレポート」と呼ばれる画面が2種類あります。一つはIndeedアナリティクス内にある「求人のパフォーマンスレポート」です。こちらは掲載中の求人情報の管理と効果計測のために用意されるレポートのことです。求人情報それぞれの「表示回数」「クリック率」などを見ることができ、どの程度求職者に見られているかを把握することができます。
 
そのほか、その求人情報が募集中か休止中かなどのステータスの確認や、多くの求人情報を掲載している場合、勤務地や募集期間などで絞り込んでデータを表示するといったこともできます。
 
そしてもう一つが、自社が掲載している求人情報の管理画面内のダッシュボードから確認ができるものです。こちらは現在掲載している求人情報について、日別のクリック数や応募数、費用を確認できます。上記のIndeedアナリティクス内のものほど詳細ではありませんが、素早くピンポイントに必要な数字を見ることができます。

 

・キャンペーン

キャンペーンとは、スポンサー求人として掲載する際、複数の求人を同じ職種名、勤務地、キーワードなどの条件と予算設定でグループ化して管理するための単位です。特に多数の求人情報を掲載している場合は、任意の基準で求人情報をまとめることで、予算などの管理がしやすくなります。

 

・労働市場分析

職種とエリアを入力することで、求人数、求職者数、求職者が多く使っているデバイス、平均給与、Indeed内でどのようなキーワードで検索されているのか、どんな企業が人気なのかを確認できる機能です。検索したエリアの中で該当の職種を採用する際の競争率が数字で分かるようになっており、飲食チェーンなど複数の勤務地の求人情報の掲載を検討している企業は、求人情報ごとにかける費用のバランスを考える上での参考とすることができます。こちらの機能も、使用するにはスポンサー求人で一定以上の金額を使用する必要があります。
 

◆データを読み解くために必要な言葉

 

・表示回数

求人情報の検索結果で、ユーザーに自社の求人情報が表示された回数です。

 

・クリック率

検索結果画面に表示された求人情報のうち、求職者がクリックして内容を見た割合です。

 

・クリック単価(CPC)

スポンサー求人として設定している求人情報の、1クリック当たりの料金のことです。その求人情報が求職者に見られた(クリックされた)場合に発生する費用になります。
基本的に「クリック単価」が高いほど、求人情報が検索結果画面のより目立つ位置に表示されます。
 
単価の決定については、上記の「キャンペーン」の設定をする際に、「自動調整(推奨)」もしくは「クリック単価(CPC)入札」のいずれかを選択することができます。
前者はトータルの予算内でなるべく大きな効果が得られるよう、機械学習によりクリック単価を自動で調整しながら運用されます。後者は1クリックあたりに支払える金額を設定し、自社で細かく配信コントロールを行って行きたい場合などに有効です。

 

・CPA

平均応募単価。1回の応募を獲得するのに掛かる費用の平均額です。

 

その他採用関連キーワード

最後に紹介するのは、Indeedを利用する上で役立つ、求人・採用用語です。

 

◆ オウンドメディアリクルーティング

自社の採用サイトやSNSなどを通し、自社が主体となって直接メッセージを発信することで、より自社に適した人材の採用につなげていく、能動的な採用活動の考え方です。
求職者が給料や社会的地位だけでなく、働きやすさや社会貢献といった意味報酬を重視するなど、会社選びの価値観も多様化する中、求職者が必要とする情報を適切に発信するための手法として多くの企業が取り組んでいます。
 
こちらで詳しく紹介しています。
Indeed「Ownde Media Recruiting」オウンドメディアリクルーティングとは?

 

◆ ジョブディスクリプション

担当する職務内容や目的、必要とされるスキルや資格が明記された「職務記述書」のことです。
簡単な仕事内容、勤怠時間、勤務地、給与、福利厚生などで構成されていた従来の「募集要項」に対し、「ジョブディスクリプション」は以下のような項目から成り立ちます。

 

  • 職務内容
  • 職務の目的
  • 目標
  • 責任
  • 権限の範囲
  • 関わりを持つ社内外の関係性
  • 必要とされる技術・知識
  • 資格
  • 経験
  • 学歴

Indeedのサービスは非常に自由度が高く、採用状況に応じて掲載している求人情報を随時改善するという運用ができる点が大きな特徴です。今回ご紹介したような用語を理解して、Indeedを最大限活用し、採用活動をより効果的に進めていきましょう。

 

※利用規約、掲載基準、使用制限が適用されます。

https://jp.indeed.com/legal?hl=ja#tos

 
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