効果的な社員紹介プログラムを作成する5つの方法

今、多くの企業がリファラル採用に関心を寄せています。これを実現する社員紹介プログラムは、社員が新規採用の候補者を自分の会社に推薦する採用手法です。これらの制度には、従業員が優れた候補者を紹介することを奨励するためのインセンティブ(報酬やボーナスなど)が含まれます。社員紹介プログラムは採用活動に役立つので、企業はそれを実施しようとしますが、効果的に機能させるためには適切に設計する必要があります。

 

社員紹介プログラムを作成する利点

 

多くの企業は、新規採用のソースとして、自社の従業員に期待しています。実際、紹介プログラムを実施して従業員の45%を見つけたという報告もあります。社員紹介プログラムには次のような数多くのメリットがあり、とても効果的な採用ツールと言えます。

 

  • 生産性の向上。社員紹介プログラムはリファラルボーナスプログラムとしても知られ、増益を期待できます。
  • 優れた人材。生産的で物事に真面目に取り組み、責任感のある人々は似たような性格の人たちと付き合う傾向があります。誰かに人材を紹介してもらうとしたら、すでに信頼をおいている社員以上の適任者はいません。企業は自社の社員のことをよく知っていますし、社員は自社の文化をよく理解しています。社員の紹介で採用された人たちはやる気もあり、企業文化にもフィットし、長く務めてくれることでしょう。
  • 低コスト。 企業は1人の社員の採用に対して平均で70〜80万円を費やしています。その多くはマーケティングにかかるため、社内からの支援を求めることでこのコストを相殺することは理にかなっています。紹介プログラムの設計と実施を正しく行うことができれば、ここでかかるコストは外部リクルーターに支払うコストよりも低く抑えられることでしょう。

 

採用に限りませんが、ドイツのフランクフルトにあるゲーテ大学とペンシルバニア大学ウォートン校が実施したリファラルプログラムについての研究では、上記の3つの利点すべてについて言及されています。銀行の顧客について、既存の顧客から紹介された顧客とそうでない顧客を比較しました。紹介された顧客の方が16%高い利益を生み出し、そして18%多くリピーター顧客となる可能性が高いことが分かりました。

 

 

社員紹介プログラムの仕組み

 

『求人広告が出され、専門的で、なかなか埋めることが難しいポジションについて、自社の社員が採用される資格のある候補者を紹介し、インセンティブを受け取る』というのが、これらの制度の基本的な考え方です。通常、そのインセンティブはボーナスや何らかの賞の形を取ります。(一部の企業では『会社の友人』として、現社員だけでなく、会社に過去もしくは現在関連のある非従業員からの紹介も受け入れるプログラムに拡張した例もあります。)

 

紹介ボーナスプログラムにはメリットがある一方、プログラムの作成と維持に多大なコストがかかる可能性があります。(プログラムが内製か外部の採用会社に委託かに関わらず)立ち上げコストがあり、ボーナス自体のコストもかかります。

 

 

効果的な社員紹介プログラムの作成

 

これらのプログラムには多大な時間とリソースがかかる可能性があります。正しい方法でセットアップすることがとても重要です。成功するプログラムは、社員が実際に使用するものです。効果的な社員紹介プログラムを作成するための5つのヒントを以下にご紹介します。

 

  1. 経営陣からの賛同を得る。幹部とマネージャーが社員紹介プログラムの価値を理解し、社員がそれを使うことを奨励します。
  2. シンプルにする。オンボーディングプロセス中に社員がすぐに理解できるようなプログラムを設計します。新規採用時にその仕組みを教育し、成功例を示します。また定期な情報更新も必要です。
  3. プログラムを利用している社員を認める。紹介を行ってくれた社員に感謝の意を示し、その採用ステータスを常に共有してください。紹介採用が成功した場合は特に注意を払います。採用につながらなかった場合は、彼らの努力に感謝し、また次の機会を奨励してください。
  4. プログラムを宣伝する。社員紹介プログラムについて、それが会社の文化の一部になるぐらいまで頻繁にコミュニケーションします。社員が紹介したい人を招待できるソーシャルイベントを開催します。新入社員には『誰かいい人知りませんか?』と聞いてみましょう。もしかしたら、前職の会社で完璧な候補者に心当たりがあるかもしれません。
  5. クリエイティブになる。うまく採用につながる紹介を行った社員に報いる方法は無限にあります。単にお金を銀行口座に振り込むだけでなく、他のご褒美も取り入れましょう。例えば、現金だけでなく、高級レストランでの食事、旅行、有給休暇など他の何かも一緒に提供します。会社がプログラムに真剣に取り組んでいることを知り、報酬によって動機づけられたら、社員はそれに賛同し、そのことを話題にするようになります。そしてより多く利用してくれることでしょう。

 

企業が社員紹介プログラムを導入することにメリットがあることは間違いありません。プログラムが適切に設計されていれば、さらに高い生産性と収益性そして従業員の積極的な参加が期待できます。

 

 

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