昨今、人材の売り手市場が続き、採用に苦労している企業も多い状況です。
そして2020年に入ってからは、新型コロナウイルス感染拡大による影響が徐々に大きくなっていき、採用を取り巻く状況にも今までとは異なる課題や変化が生まれました。
しかし、このような状況にあるからこそ、採用を実施する際には、より効果的に、自社が求める人材を集め、採用までつなげることが重要となってきます。そのために有効な方法の一つが、「求人票の作成」です。
今回はより求職者に魅力を感じてもらえる効果的な求人票を作成するために、採用活動を行う企業が実施するべき3つのことをご紹介します。
まず一つ目は、欲しい人材像を明確にすることです。
自社にとっての優秀な人物、例えば、自社内で特に活躍している従業員に共通しているパターンを見つけ出します。
その従業員たちが持っている資格や職歴、転職パターンなどに共通項があれば、求める人材像を描くきっかけになるので、
経歴、個人としての目標、キャリアに対する意欲など、たくさんの側面から、自社にとって優秀な社員の特徴を引き出してみましょう。
そして二つ目は、その人物から見て、自社の魅力がどこにあるかを考えることです。
欲しい人材を明確化した後、会社が提供できる価値は何かを検討します。
Tipsとして、下記にある4つの「P」の視点で、求職者に訴求できる自社の魅力を整理していくとよいでしょう。
4つのPとは、
理念・目的を意味する「フィロソフィー」、
人・風土を意味する「ピープル」、
仕事・事業を意味する「プロフェッション」、
特権・待遇を意味する「プリビレッジ」です。
企業のエビソードや、プロダクトへの企画チームの想い、顧客の声など見落とされている魅力やエピソードを探りましょう。
三つ目は、それらを総合して、欲しい人物から検索されやすく、魅力を感じてもらえる求人票をつくるということです。
「応募者の人材像」と「自社の魅力」がハッキリしたら、次は、それらをもとに具体的な求人票をつくっていきます。
自社の魅力を探ったときと同様、ここでも、企業側の視点ではなく、理想とする人材側の視点から、
彼らならどんなキーワードで仕事を検索するかをイメージすることが大切です。
自社が理想とする人材が検索しそうなキーワードを、Webに掲載する求人票の中に含めておけば、
求職者の検索結果に表示される可能性が生まれます。
Indeedで求人投稿をする際にもそのキーワードを記載しておくことで
検索上位に表示される可能性が高まりますので、このことをしっかりと意識してみてください。
このステップを踏めば、ブレのない採用方針が完成し、欲しい人材を獲得できる可能性が高まります。
ぜひ、皆様の採用活動の参考になさってください。
また、今回ご紹介した内容も含め、Indeedでは求人票の書き方に関するウェブセミナーも定期的に開催しております。
求人票作成などに関する悩みや疑問をお持ちの方は、
ウェブセミナー後半にIndeedの専門スタッフがお答えさせていただきますので、是非ご参加ください。
※本セミナーは終了いたしました
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