「ニューノーマル」な働き方を希望する求職者が増加
求職者は、Indeedで求人情報を検索する際、職種や会社名、希望勤務地などをキーワードとするのが一般的です。加えて、求職者が希望する「働き方」をキーワードにすることも可能です。たとえば”残業なし””平日のみOK”といった単語でも求人情報を検索できます。
今、採用側として理解しておきたいのは、働き方のトレンドの変化と、検索されるキーワードの変化です。特に2020年は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて人々の働き方や仕事観が大きく変わった年。在宅勤務(リモートワーク、テレワーク)に代表される「ニューノーマル」な働き方は象徴的です。4月の緊急事態宣言と外出自粛要請もきっかけとなって多くの人が自宅で仕事をするようになりました。
これは過去にない大きな働き方の変化で、求人検索にもその変化は表れています。2020年1月1日から5月5日にかけての「在宅勤務に関する仕事検索数」の推移を調査したところ、全検索数における「在宅勤務に関する仕事検索数」の割合は、1〜3月と比較して4月は大きく増加。5月5日時点では1月1日に比べて66.3%増を記録しました。このデータは、ニューノーマルな働き方を求める求職者が増えていることを示しています。
(当社リリース)
http://press.indeed.com/jp/press/20200514/
採用側もこうしたトレンドの変化を踏まえる必要があります。端的にいえば、ニューノーマルな働き方が可能なら、それを求人票でアピールするべきです。
「在宅勤務」「リモート面接」といったキーワードを求人票に盛り込む
具体的には、求人票のなかにニューノーマルな働き方に関連するキーワードを盛り込むことが大切です。すると、ニューノーマル関連のキーワードで検索してくる求職者に対して求人票が表示されやすくなる可能性が高まります。
それでは、どんなキーワードを盛り込むべきなのでしょう。ニューノーマルな働き方について詳しく調べてみると、”在宅勤務”以外にもキーワードが見つかるはずです。社内外の打ち合わせは”WEB会議”に変わり、採用面接は”リモート面接”に。やむなく出勤するときは”時差出勤”。出勤機会が減ったことで削減できた交通費を”在宅勤務手当”にまわしている企業もあります。これらはどれもニューノーマルな働き方を示すキーワード。自社で実施しているならば、求人票に盛り込む価値があります。「在宅勤務が導入されたおかげで、家族や趣味に割ける時間が増え、ワークライフバランスが充実しました」といった社員の生の声を掲載するのも、説得力のあるアピールになるでしょう。
「新型コロナウイルス関連のタグ」も活用
また、「タグ」機能によって注目してほしい要素を強調することもできます。タグとは、求人情報のなかからアピールしたい項目を目立たせる機能です。
通常は、Indeedの「求人の職務詳細」の記入画面から、最大3個のタグを設定できます。
また、「タ加えて現在(2020年11月27日時点)は、「新型コロナウイルス関連のタグ」が新しく設置されました。求職者に人気の高いキーワードを揃えています。以下のタグからをいくつでも選択可となっています。
- 完全在宅
- 在宅OK
- フレックスタイム制度あり
- スキマ時間勤務
- 救済採用
- 勤務開始時期調整
- リモート面接OK
- 面接時マスク着用
これらのタグを設定することでも、ニューノーマル関連のキーワードで検索してくる求職者の目に触れやすくなります。
注目が集まれば「人気」「超人気」ジョブラベルも期待できる
こうして、求職者のニーズと一致するキーワードを求人票に盛り込むほど、当然ながら多くの注目を集め、クリック数も自然と増えていきます。
その結果として付与されるのが、「人気」「超人気」といったジョブラベルです。これはスマートフォンで求人票を検索すると下の部分に炎のようなマークで表示されます。
ジョブラベルは多くの求職者の関心を集めた求人にIndeedによって付与されます。「人気」「超人気」と表示されれば、さらに多くの求職者の注目を集めることが期待できます。
働き方のトレンドを押さえた求人票を作り込み、「人気」「超人気」の付与を目指しましょう。
まとめ
特に2020年以降は、「在宅勤務」や「リモート面接」など、ニューノーマルな働き方に関連するキーワードを求人票に盛り込むことが欠かせません。またIndeedでは「新型コロナウイルス関連のタグ」も用意しています。これらを活用してニューノーマルの時代にふさわしい求人票を作り込んでみてください。