Indeedの「無料」と「有料」でどう違うの?
Indeedは無料で求人情報を掲載することができますが、さらに、応募数の増加につなげられるような、様々な機能が活用できる有料オプションもあります。無料と有料、それぞれのオプションの違いについてみてみましょう。
まずIndeedに無料で求人情報を掲載する場合は、「直接投稿」という方法があります。自社の企業情報に加え、「雇用形態」「給与」「仕事内容」「求める人材」など用意された項目を入力していくだけで、求人情報をIndeed内に作成できます。それとは別に、「求人情報連携」と呼ばれる方法もあり、こちらはIndeedと連携しているATSに求人情報を掲載することで、Indeedにも掲載される方法です。
一方で、有料は「スポンサー求人」というオプション機能を活用することを指します。これは、Indeed上での検索結果画面の中で、自社の求人情報が表示されやすくなるもので、設定した予算に応じてその期間が変わります。よりスピーディーに採用する必要があるときなどに活用することで、素早く人材の採用につながる可能性があります。料金については、「クリック課金型」といわれる、求職者に閲覧(クリック)された場合のみ料金が発生する仕組みになっています。
Indeedは予算に応じた求人掲載ができる
採用活動の状況に応じて、とるべき対応は異なります。次は予算に合わせたIndeedの活用パターンについて、大きく4つに分けて紹介します。(2)~(4)に関しては事例付きで説明するので、チェックしてみてください。
(1)予算がない場合
(2)採用のための予算が決まっている場合
(3)目標とする採用人数が決まっている場合
(4)トライアルからスタートした場合
◆(1)予算がない場合
前述のとおり、Indeedでは無料で求人情報の作成・掲載ができるので、予算がかけられない状況でも採用活動をスタートできます。
◆(2)採用のための予算が決まっている場合
■該当企業
関西エリアにある6拠点を展開する雑貨店の運営会社
■課題・目標
採用予算は40万円。新規店3店舗の立ち上げも予定しており、そのオープニングスタッフの募集も兼ねて、1ヶ月半でできるだけ多くの「販売スタッフ」を採用したい。
■解決策
Indeedの担当者と相談し、関西エリアにおける同職種の求人情報がどの程度みられているかなどのデータから、クリック単価を約250円と設定。そこから、期限までの目標を、閲覧数1,600クリック、応募率0.4%、応募数6名と設定。そして、もともと同社の応募数に対する採用率は高い水準だったため、「5名の採用」を目指すことになりました。
具体的な施策として、Indeedに掲載した求人情報の閲覧数や応募率などの状況を見ながら、同業種を希望する求職者が、よく検索しているキーワードを盛り込みながら求人情報の改善に取り組みました。
■成果
以下のように設定した目標を大きく上回る結果となり、最終的に「9名」のスタッフの採用につながりました。
閲覧数1,600クリック→約2,000クリック
クリック単価約250円→約180円
応募人数6名→12名
◆(3)目標とする採用人数が決まっている場合
■該当企業
関西エリアにある自動車部品メーカー
■課題・目標
これまで一人当たり16万~17万円のコストをかけて採用を行っていたが、できるだけコストを抑えたい。目標は2.5ヶ月間で、機械オペレーター5名の採用。
■解決策
Indeedの他社実績(メーカーでの機械オペレーターの採用)から算出し、一人当たり10万円を目標値に設定。目標5名の採用ということで総額50万円の予算で求人情報を展開。
施策としては、自社の「求める人物像」を細かく設定して、その人物像に合った自社の魅力の抽出し、求人情報に反映しました。
■成果
50万円だった総予算に対して、約37万円で応募人数17名、採用5名を達成。
残った予算は、別の職種の採用に充てることができました。
◆(4)トライアルからスタートした場合
■該当企業
介護施設を運営している会社
■課題・目標
他の求人媒体で求人情報を掲載し、1ヶ月間で2名の応募があったものの採用には結び付かず。CMで存在を知り気になっていたIndeedをトライアルとして併用。2ヵ月間で介護職2名の採用を目標に掲載を始めました。
■解決策
無料での掲載からスタートし、Indeedの使い方を把握しながら有料オプションの活用に移行しました。Indeedの担当者からのアドバイスをもとに予算額とクリック単価を徐々に上げつつ、求職者目線で仕事内容などを整理し、求人情報を改善しました。
■成果
1.5ヵ月間で目標としていた2名の介護職の採用に成功しました。
かかった費用は約32万円で、元々は人材紹介サービスも視野に入れていたこともあり、一人当たり30~40万円を想定していたため、結果としてコストを大きく抑えることができました。
Indeedなら適切な費用投入で、効率的な採用活動が可能に
Indeedなら、企業の採用目標や採用予算に合わせて採用活動が行えます。その際、応募効果につながるようなノウハウはもちろん、クリック数や応募数などの職種別の傾向や相場などもアドバイスしてもらえるので、効率的な採用活動に結びつけやすいでしょう。これを機に活用を検討してみてはいかがでしょうか。
※利用規約、掲載基準、使用制限が適用されます。
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