Indeed に画像を掲載する前に
求人の画像選びにも注意や準備が必要です。やみくもに画像を掲載しても逆効果になってしまう可能性もあります。
また、画像を選別しても基準を満たしていなければ掲載できません。まずは、Indeedの求人で掲載できる仕様を確認しましょう。
掲載可能な画像の仕様
- 画像形式はPNGもしくはJPG
- 画像サイズは横800X縦600ピクセル以上
- アスペクト比は3対2を推奨
- ファイルサイズは最大10MB
- 掲載可能な画像は最大5枚
更なる掲載ポリシーの詳細は「ポリシー – 写真コンテンツ」をご確認ください。
応募に結びつく求人の掲載画像とは
では、実際にどんな求人の画像が効果的なのでしょうか?応募につながりやすい画像をご紹介します。
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働いている人物
採用企業にとって、どんな人と一緒に働きたいか理想像があるように、求職者にとっても、どのような人と働くのかは、求人へ応募するかを決めるための重要な要素です。載せる人物によって、与える印象は変わります。
社員を紹介する場合、あえて作り込まずに、現場での作業服や普段の装いで写真を撮影すると、自然でありのままの印象を与えることができます。
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業務で扱う商品やサービス
どんな商品やサービスを担当することになるかは、応募を促す大切な情報源です。求人の仕事内容だけでは、商品やサービスについて伝えきれないところがあります。
募集する求人の担当商品を載せたり、提供しているサービス風景の画像を掲載したりすることで少しでも求人内容の理解を促すことができます。
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実際の職場の様子
実際の仕事中の雰囲気、独自の文化や職場環境を伝えましょう。働きやすさをアピールでき、親近感を与えるきっかけにもなります。
従業員同士のコミュニケーションを大切にする文化であったら、和気あいあいとした様子が伝わる画像を選びましょう。自社にとってのユニークポイントやカルチャーを伝えることもできます。
プランは入念に
応募につながる画像のイメージがついたところで、実際の準備や計画を立てていきましょう。掲載画像を設定する上で必要なフローを説明します。
STEP 1. ペルソナの設定
どんな人物像を求めているかを選定することで、どういった求人内容が効果的なのか、また、どんな画像が適切なのか明確になってきます。求人の画像ということを念頭におき、画像と求人の関連性をきちんと意識することが大切です。
STEP 2. 撮影の準備
求人に合った撮影場所、シチュエーション、時間帯、被写体など、具体的に決めていきます。必要な撮影機材、電子機器など、必要なツールはこの段階で用意しておきましょう。
STEP 3. 撮影
「商品以外のものが映っていないか」「被写体がブレずにきちんと収まっているか」など、確認しながら撮影していきましょう。アップロードする際にサイズが自動調整される可能性があるので、横向きで撮影することをおすすめします。
STEP 4. 画像の選定
「この画像を通して伝えられることはなにか」「求人にとってどんな意味があるのか」を考えて画像を選定してみましょう。
最終チェックポイント
求人の画像選びで失敗しないためにも、採用担当者が陥りがちな注意事項をまとめました。以下のNGポイントが当てはまっていないか確認しましょう。
❎フリー素材を使う
撮影する時間がないと言って、ストックフォト、フリー素材からありきたりな画像を選んでいませんか?
フリー素材やストックフォトはスパムとして扱われてしまう可能性があります。また、肖像権や著作権の問題が発生してしまう場合もあります。
他業者と重複しないよう、自社の魅力が伝わるオリジナルの画像を掲載しましょう。
❎自分好みで選ぶ
自分で思っている企業の印象と客観的に見た印象は異なる場合があります。自分ではよい画像と思っていても、同じような画像を複数掲載したり、人物の写りの良し悪しで決めていたりしていませんか?
求人に適した画像であるか、自己完結で選んだ画像でないか注意しましょう。
❎非現実的な画像
画像の美しさにこだわりすぎるあまり、現実とかけ離れた職場環境や雰囲気、加工しすぎた画像は逆に求職者に不信感を与える可能性があります。実際の仕事中の雰囲気や職場環境を伝えましょう。
ありのままを表現することで、入社後のギャップを埋めることができ、親近感を与えるきっかけにもなります。
❎ロゴやプロモーション
会社や商品ロゴはブランドイメージを表すシンボルとして通常使用されますが、必ずしも求人内容の意図を伝えるものではありません。また、プロモーション画像は、求人や企業自体の宣伝をしているわけではないので、逆にネガティブな印象を与えてしまいかねません。
掲載画像を設定する上で重要なのは、競合他社の求人との「差別化」です。ただ見栄えがいい、自己完結した一方通行な画像を掲載するのは賢明ではありません。
実際に求職者がきちんと画像を応募の参考材料としてみています。(参考「学生アルバイトの「効果的な求人方法」とは? 現役大学生4人に本音を聞いてみた」)自社の魅力を再確認することで、新しい自社の強みや特徴を発見できるかもしれません。
求職者のニーズを意識しながらオリジナリティ溢れる画像を作成し、求人をアピールしましょう。