転職活動を始めるきっかけ、そして不安
◆会社への不安や仕事の達成感
リクルートキャリアが行ったアンケート調査で40歳以上の回答をまとめた結果(※2)によると、転職を考えるようになったきっかけは、40代では「会社の将来性への不安(64.8%)」「仕事の達成感が感じられない(54.2%)」、50歳以上では順位は逆になりますが、同じ項目がそれぞれ1、2位に挙げられています。
◆転職活動を始めてみると…
一方、「転職活動中の不安」を尋ねると、「年齢によって選考の際不利になる」「希望する年収を得られる仕事が見つかるかどうか」「転職したいと思える仕事が見つかるかどうか」という回答がそれぞれ6割以上で、上位3つに並んでいます。会社への不安や不満がきっかけで転職活動を始めたものの、いざ活動してみると自分自身の年齢や年収などの不安にさらされていることがうかがえます。
転職活動を始めるきっかけ、そして不安
◆年齢を問わず働き続けたいが…
「長く働くために大事だと思うこと」という質問に対しては、両年代とも「年齢に関係なく働ける環境がある」「勤務場所、勤務時間等、自分のペースで働くことができる」「ライフステージによって、柔軟な働き方ができる」が上位3項目に挙げられています。
また「何歳まで働きたいか?」には「年齢問わず働き続けたい」と回答した人が40代で57.0%、50歳以上では57.4%とそれぞれ半数を超える結果となっています。
年齢を問わず働き続けていきたいけれども、長く働いていくためには自分のペースで働けることが大切――。そんな思いが見て取れます。
求人情報に求められる詳細な内容とは?
◆年代によって異なる「求める情報」
では、そうした不安や本音を抱く年代の方々が求人票に詳しく記載してほしい情報はというと、40代では「残業時間や離職率等、労働環境に関する実態(61.3%)」「担当する仕事のミッションと明確な役割(59.9%)」が上位なのに対して、50歳以上では「担当する仕事で必要とされる能力(63.2%)」「採用選考の基準(54.4%)」となっています。年代によって、求める情報にかなり違いが表れています。
◆求人情報にも違いを反映
高度な専門性や豊富な経験・ノウハウを持つ40代、50歳以上の方々と、そうした人材が高いモチベーションで生き生きと働けるフィールドがマッチすれば、新たな、そして大きな価値が生まれるかもしれません。しかし年代によって求める求人情報に違いがあるのですから、求人する側も「中高年(ミドル・シニア)」と一括りにするのでなく、求人票にも、40代、50歳以上とそれぞれの年代が求めている情報をしっかりと盛り込んでいく。そうした配慮が必要といえるでしょう。
しかし、経験やノウハウが豊富な40代、50歳以上の方々にどうやってアプローチしたらよいか、悩みどころかもしれません。紹介を通じて行うやり方もありますが、よりよい人材にたどり着くためには、多くの労力とコストがかかります。
そこでお勧めしたいのが、Indeed(インディード)です。Indeedの月間訪問数は、2,930万*。求職者はフリーワード検索ができるので、年代別に求める情報を詳しく記載したり、「40代や50歳以上の方も活躍しています」といったワードを入れたりすることで、理想とする年代層からの応募を期待できるかもしれません。40代、50歳以上の方々の採用をお考えの際は、ぜひIndeedの活用をご検討ください。
(※1)平成30年雇用動向調査結果(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/19-2/dl/gaikyou.pdf
(※2)リクナビNEXT登録者アンケート集計結果(2019年)2019年3月12日発表
https://www.recruitcareer.co.jp/news/pressrelease/2019/190312-01/
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