アルバイトと正社員で異なる、講師求人情報の書き方
同じ講師でも、アルバイトと正社員では仕事に対して求めるものが異なる傾向にあるので、求人情報をそれぞれ作成するとよいでしょう。
◆アルバイトの求人:他社に劣らない待遇・条件を提示し、具体的に記載する
アルバイトの求人の場合、待遇やシフトを重視する傾向にあります。あらかじめ同業他社の条件を調査・比較した上で、それに劣らない条件を提示することがポイントです。
そこで、労働条件は具体的に記載し、「待機時間が○○分で、その間の給与も保証されている」「教務時間の時給は○○円」といった書き方が推奨されます。さらに、今後は副業・兼業に前向きな人が増える可能性を考慮すれば(※3)、学生だけではなく、会社員も応募できるような条件を提示すると良いでしょう。
また、リクルートジョブスの研究機関「ジョブズリサーチセンター」の調査(※4)によると大学生等の22.1%が仕事の目的に「自分が成長するため」と回答しており、金銭面以外の理由で最も多い項目となっています。そのため、学生アルバイトも歓迎の場合には、講師のアルバイトを通して成長できる点を書くのもお勧めです。
【記載例1】
1コマ80分 1,600円〜2,800円
*大学生の場合、大学の授業終了後からでもOK
*副業・兼業の場合は、土日のみのシフトも相談できます
*生徒が欠席した場合の待機時間も含めて時給換算の上お支払いします
【記載例2】
時給 1,300円〜2,500円
*昇給制度あり(年4回)
*大学生・院生歓迎!授業を重ねながらコミュニケーションスキルや指導力が高まります
*待機時間は30分で、その分の給与も別途お支払いします
◆正社員の求人:第二新卒・中途にも間口を広げ、キャリアパスを明確にする
正社員に対する求人の場合、新卒採用を歓迎する求人情報も見受けられますが、どうしても新卒でないといけないという事情がない限り、「第二新卒・中途も採用する」方針を明確に記載し、より多くの人が応募できるようにするとよいでしょう。また、基本的な募集要項に加えて、キャリアパスを記載するといいでしょう。講師の経験をどのように活かせるかがわかると、長期で活躍イメージを持ってもらいやすくなります。
【記載例】
●応募資格
新卒・第二新卒・中途
初心者・未経験者歓迎。*教員免許保有者、塾・予備校指導経験者は優遇します。
●キャリアパス
豊富なキャリアパスをご用意
- 講師からマネージャー、エリア長さらにその上へとステップアップも可能
- 講師経験を生かして教材編集・教科責任者・経営企画などで活躍できる可能性もあります
- 講師として教壇に立ち続けることもできます
求人情報を出稿する媒体の選び方
求人情報を見直した後は、どの媒体に出稿するかを検討します。求職者にはWebの求人媒体が広く利用されています。求職者の立場で考えてみると、より自分に合った仕事や経歴を活かせる仕事を見つけるために、あらかじめ設定されている検索条件のほかにフリーワード検索ができるとよいかもしれません。
その点においてIndeed(インディード)をお勧めします。Indeedは求職者がフリーワードで検索できます。例えば、「教員免許」「英検●級」といった保有免許・資格や「教員志望歓迎」「大学生歓迎」「中学受験経験者歓迎」など歓迎する条件を求人情報に含めれば、理想的な求職者からの応募が増える可能性が高まります。
Indeedでは無料*で求人を掲載できるので、まずは一度お試しください。
(※1) 株式会社 矢野経済研究所 「教育産業市場に関する調査(2019年)」(2019年11月28日発表)
(※2)帝国データバンク 教育関連業者の倒産動向調査 (2018 年) プレスリリース
https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/p190105.pdf
(※3) 総務省 平成29年就業構造基本調査
http://www.stat.go.jp/info/kenkyu/roudou/h30/pdf/12giji2_3007.pdf
(※4)リクルートジョブズ ジョブスリサーチセンター「<学生版>求職者の動向・意識調査 2018」より
https://jbrc.recruitjobs.co.jp/data/pdf/pdf201808081117.pdf
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